岡ビル百貨店

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岡ビル百貨店
Okabiru-Hyakkaten-1.jpg
店舗概要
所在地 444-8515
愛知県岡崎市明大寺本町4丁目70番地
開業日 1958年
店舗数 6店舗(2018年
外部リンク 岡崎市商業団体連合会
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岡ビル百貨店の外観
岡ビルの3階で営業している店は2019年現在、洋食店1軒のみ。
岡崎市が進めている「東岡崎駅周辺地区整備事業」[1]

岡ビル百貨店(おかビルひゃっかてん)は、愛知県岡崎市明大寺本町にある商業施設名鉄名古屋本線 東岡崎駅駅ビルである岡ビル(おかビル)の2階と3階にある。時期は不明だが取り壊される予定。

概要[編集]

1958年昭和33年)に名鉄名古屋本線 東岡崎駅駅ビルである岡ビルが完成し、同時に岡ビル百貨店も開業した[2]1967年(昭和42年)、岡ビルの3階部分が増築される。現在3階にある洋食店「キッチンこも」が開店したのはこの時である[2]。当時東岡崎駅南口の坂の上には愛知教育大学岡崎分校があったが[3]、同洋食店が出店を決めたのは学生が多かったからだという[2]

昭和40年代・50年代がピークであり、最大で28店舗が入った[4]1985年(昭和60年)以降には郊外型商業施設のイオンモール岡崎などに押され、徐々に店舗数が減少していった[5]

開業から50年がたった2018年平成30年)時点では、1日当たりの客数はピーク時の10分の1以下[2]。テナントは6店舗だけとなった[2]

2017年(平成29年)3月末には2階で最大の56坪(185平方メートル)を占めていた岡崎書房が閉店した[4]。駅ビル「岡ビル」は東岡崎駅前広場の整備計画の一環で数年以内に取り壊される見込み[4]。岡崎市は駅前整備とともに駅ビルの新築を計画しているが、岡ビルを所有する名古屋鉄道(名鉄)は岡ビル存続の可否や駅前整備のスケジュールを明らかにしておらず、岡崎市は名鉄に対して2019年度中に具体的な計画を策定するように要望している[2]

備考[編集]

あいちトリエンナーレ2013、あいちトリエンナーレ2016の会場となった。後者では、現代美術家の二藤健人らの作品群が展示された[6]

駅ビルという好立地ながら、百貨店内はひっそりと静まり返っており、廃墟同然であることから、中京テレビは「ワケあり物件」と一刀両断している[7]

脚注[編集]

  1. ^ 東岡崎駅周辺地区整備事業 | 岡崎市ホームページ
  2. ^ a b c d e f 朝国聡吾 (2018年6月10日). “わたしが編集長(116)岡ビル60年 回想の昭和”. 中日新聞 
  3. ^ 名古屋と岡崎にそれぞれあった愛知教育大学の分校は1970年4月に刈谷市の現在地に統合された。岡崎分校があった場所には現在、自然科学研究機構の施設(分子科学研究所基礎生物学研究所生理学研究所)が建っている。
  4. ^ a b c 朝国聡吾 (2018年4月13日). “老舗に格安出店いかが 岡崎・岡ビル百貨店 にぎわい創出募る”. 中日新聞 
  5. ^ “名鉄東岡崎駅周辺整備 事業費など課題山積 市民に情報公開を 市『必ず実現できる範囲』 名鉄『入るテナントによる』”. 中日新聞. (2008年7月21日) 
  6. ^ “あいちトリエンナーレ2016 現代美術家2人の作品紹介 国際芸術祭 岡崎で内覧会 11日開幕”. 中日新聞. (2016年8月4日) 
  7. ^ “新しい起業のスタイル、駅前なのに賃料格安「ワケあり物件」の背景とは”. 中京テレビ. (2018年9月11日). https://www2.ctv.co.jp/news/2018/09/11/21747/ 2018年10月3日閲覧。 

外部リンク[編集]