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山本進

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山本 進(やまもと すすむ、1931年9月2日 - 2022年11月4日)は、日本落語研究家、芸能研究家。諸芸懇話会会員。

生涯

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兵庫県に生まれ、横浜市で育つ。1954年東京大学法学部卒業。日本放送協会に勤務し、職員局人事部副部長、秘書室担当部長、同室次長、85年監事事務局長を経て、日本放送出版協会監査役。東大落語研究会OBで[1]、かたわらゴーストライター、聞き書きの名手として、6代目三遊亭圓生の全集や著書を編集、執筆。退職後はさらに活発に、落語を中心とする芸能の研究評論活動をおこなっている。2013年、第19回横浜文学賞受賞。

三遊亭圓生(6代目)没後、山崎はな(6代目圓生未亡人)・稲葉修京須偕充5代目三遊亭圓楽と共に、「三遊亭圓生」の名跡を止め名にするという連名の署名人の一人となっていた。

2022年11月4日、老衰のため死去[2]。91歳没。

著書

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単著

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  • 『えぴたふ 六代目圓生』(1990年、平凡社
  • 『落語ハンドブック』改訂新版(2001年、三省堂
  • 『図説 落語の歴史』(2006年、河出書房新社
  • 『落語の履歴書 語り継がれて400年』小学館101新書、2012
  • 『愉しい落語 江戸以来四百年、そして未来へ』草思社 2013
  • 『落語』山川出版社 2016

編著

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  • 『落語名作全集』全5巻 監修:吉川義雄,安藤鶴夫 飯島友治共編 普通社、1960年
  • 一竜斎貞水,林家正雀『怪談ばなし傑作選』編 立風書房 1995
  • 『落語ハンドブック』編 三省堂 1996
  • 関根黙庵『講談落語今昔譚』(1999年、平凡社・東洋文庫)
  • 三遊亭圓生 寄席楽屋帳 新装改訂新版(2000年、青蛙房)
  • 三遊亭圓生 寄席切絵図 新装新版(2001年、青蛙房)
  • 『落語の世界』全3巻 延広真治川添裕共編(2003年、岩波書店
  • 桂歌丸 極上歌丸ばなし(2006年、うなぎ書房) のち『歌丸 極上人生』 (祥伝社黄金文庫)
  • 『落語の黄金時代』稲田和浩,大友浩,中川桂共著 三省堂 2010

外部リンク

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』2002年
  2. ^ “山本進氏死去 芸能史研究家”. 産経新聞. (2022年11月5日). https://www.sankei.com/article/20221105-UNPJPXFMF5PHBPEVJRV5GSNCL4/ 2022年11月5日閲覧。