山本じん

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山本 じん(やまもと じん、1950年1月25日-)は日本画家彫刻家人形作家


略歴・人物[編集]

1950年1月25日岡山県生まれ。高校卒業後に美容師免許を取得し、20代で上京、美容師・舞台などのヘアメイクに従事する。 1975年、独学で芸術を学び、油彩、版画、素描、球体関節人形を制作し始める。 1980年銀座永井画廊にて初個展。 以後、東京を中心に、渋谷・美蕾樹(ミラージュ)や銀座・青木画廊などのギャラリー、東京都現代美術館などでの個展・グループ展・イベント等に参加。 神奈川県在住。

銀筆画[編集]

レオナルド・ダ・ヴィンチも用いた、絵画・素描などを描く技法で、羊皮紙にほぼ純銀に近い銀を削った鉛筆状の筆記具で絵を描くもの。山本じんはこの技法を自身で研究。2002年より絵画作品を発表しつづけ、日本では数少ない銀筆画アーティストとして知られている。近年では、銀筆と鉛筆両方を用いての絵画や、銀筆と油彩をミックスした絵画など、独自の技法での作品も生み出している。

球体関節人形[編集]

人形の作り方も、教室などに通ったり作家に師事することもなく自己流で発展させていった。2004年には、押井守監督の映画『イノセンス』公開記念として東京都現代美術館にて大規模に開催された「球体関節人形展」に出品。近年では、球体関節人形の制作数は減少し、彫刻作品が多くなってきている。

モチーフ[編集]

これまで個展などで扱ってきた作品テーマは様々だが、特に代表的なモチーフは、ルーカス・クラナッハ纏足、植物、祈りなど。纏足は、自身でアンティークの纏足靴を収集するほどであり、雑誌『月刊美術』でもそのコレクションが取り上げられた。

書籍表紙画[編集]

山本じんの絵画作品は多数、書籍の表紙を飾っている。代表的なものとしては

映像作品への参加[編集]

作品集[編集]

これまでの作品集は高橋睦郎による詩を織り交ぜ限定発売された銀筆画集『Phoenix Treasure』のみ。

外部リンク[編集]

公式ホームページ Phoenix Treasure