山形国際ドキュメンタリー映画祭

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山形国際ドキュメンタリー映画祭(やまがたこくさいドキュメンタリーえいがさい、: Yamagata International Documentary Film Festival、略称:YIDFF)は、山形市で隔年開催される映画祭、またそれを主催する特定非営利活動法人 (NPO)国際交流基金による2006年度国際交流奨励賞受賞。

概要[編集]

  • YIDFFは1989年、山形市の市制100周年を記念して開催され、第1回から9回まで山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会と山形市が主催している。2006年に山形市から任意団体となり、2007年に特定非営利活動法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭として独立し、第10回から山形市は主催から共催に変更となった。2013年には認定NPO法人として認定を受け、現在に至っている。
  • ドキュメンタリーのための映画祭ではアジア地域で初のもので、アジアを中心に世界中の映画作品や監督が集まるイベントとなっている。発案は、山形県上山市牧野村で活動していたドキュメンタリー映画監督の小川紳介監督。
  • コンペティションは、インターナショナル・コンペティション部門と、アジアのドキュメンタリー作品を対象としたアジア千波万波部門がある。

独立の経緯・背景[編集]

  • 独立の理由として、行政内部では映画祭についての知識や経験、スキルが蓄積されないことが挙げられる。行政職員は数年で異動するため毎回同じ職員が映画祭に携わることが出来ず、新たな担当職員がゼロから立ち上げなければならなかった。それに映画祭を開催するに当たってFace to Faceのお付き合いが欠かせない。そのため異動のシステムでは過去に職員が培った人脈が途絶えてしまう恐れがあり、映画祭の運営に適していなかった。そこで1995年より、専門員という民間登用の嘱託職員が1名、年度によっては最大3名雇われ、行政と民間が協同して運営を行うようになった。この専門員は、2007年に民間に独立した際、「映画祭事務局」を担った。
  • 独立当時、バブル崩壊後の財政難が全国に叫ばれ、「仕事の効率化」という意味で無駄を排除し、経費削減が望まれた。さらに、山形市が実施する事務事業を一定の評価基準により客観的に検証することによって事務事業の進捗管理及び改善・改革につなげる取り組みである「山形市仕事の検証システム」により、「映画祭は民間主導で行うことが望ましい」という結果が出たため民営化がより加速したといえる。

(山形市公式HP、山形国際ドキュメンタリー映画祭 2017 記録集/10回記念誌 P77 「人・もの・場所をつなげるシナプスー映画祭事務局この10年」より)

運営法人の活動[編集]

  • 運営法人は、隔年の映画祭開催のほか、市民に日常的に映像との出会いを提供する活動を行っており、過去に応募のあった作品のフィルム貸し出しや市民の無料鑑賞への映像提供、関係資料の収集等を行っている。また「金曜上映会」として、会員(有料)に対しドキュメンタリー作品のみならず過去の名作など幅広い映画をで月2回上映する活動も行っている。会費は年会員が3,000円、一日会員が1,000円(ドキュやま! 2011年12月号、2012年1月号より)。
  • 山形国際ドキュメンタリー映画祭開催に向けて、様々な広報活動を行っている。2017年度の映画祭に向けた広報活動として、2016年9月には市民による実行委員会や県内各地の広報協力者、チケット販売協力者によるプレイベント「やまがたの山語り 山の恵みと映画たち 2016」、2016年11月にはこれまで映画作りに携わってきたボランティアや観客との交流イベント「私のドキュやま 大芋煮会―映画を語るー」が開催された。 またWebサイトは週に一回更新し、メール配信サービス『YIDFFニュース』は日本語版と英語版を作成し、月一回の定期的な配信を行った。海外の映画祭事情も取り上げている。さらにTwitterやFacebookでの情報発信、ラジオ出演、雑誌連載など、宣伝活動は多岐にわたる。(2016年度事業報告書より)

映画祭の役割[編集]

  • 日本国内では数少ない国際映画祭を、小さな都市である山形市で開催することで、国際理解・国際交流が進み、結果地元の地域の振興に繋がる。 また映画祭の来場者の約半分が県外又は海外から来た人であるため、地元の商業施設や宿泊施設が活性化し、山形にインバウンド効果をもたらしている。この映画祭をきっかけに、国境を越えた人との出会いが実現し、他国の映画祭との繋がりが強化された。

金曜上映会[編集]

毎月第2・4金曜日に上映会を行っている。上映会は会員制になっており、参加者は「金曜上映会鑑賞会」に入会が必要。入会は無料で、当日の入会も可能。上映時間や、上映予定の作品などは以下のページ参照。https://www.yidff.jp/news/17/171120.html 会場は山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー。

金曜上映会での上映作品[編集]

  • 2000年10月13日 「女・その愛のシリーズより あじさい」(1973年/NET[現テレビ朝日])
  • 2000年6月23日 「あしたからの恋・第22話」(1970年/TBS)
  • 2001年1月12日 「ざ・鬼太鼓座」(1981年/デン事務所=朝日放送=松竹)
    • 「日本映画予告特集 (「がんばれ!!タブチくん!!激闘ペナントレース」)
  • 2010年10月29日 「求人旅行」 (1962年/中村登監督/松竹) ※無断上映
  • 2011年4月22日 「戸田家の兄妹」 (監督:小津安二郎/松竹) ※無断上映
  • 2011年8月12日 「八月の濡れた砂」(監督:藤田敏八/日活)※無断上映

会場[編集]

  • 期間中、山形市中央公民館ホール(az七日町)、山形市民会館、山形美術館、フォーラム山形 の4会場に分けて上映される。

コンペティション[編集]

  • インターナショナル・コンペティション部門
    • 上映数:15作品
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
    • 山形市長賞(最優秀賞)
    • 優秀賞
    • 特別賞
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
    • 奨励賞
    • 特別賞
  • 市民賞
    • 上映作品を観た人の投票による。
  • 国際批評家連盟(FIPRESCI)賞

過去の映画祭[編集]

YIDFF 2017[編集]

上映作品数

161本

作品総応募数
  • インターナショナル・コンペティション:1,146本、121の国と地域から
  • アジア千波万波:645本、63の国と地域から
  • VR作品が初登場
参加人数
  • 入場者:22,089
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『オラとニコデムの家』監督:アンナ・ザメツカ/ポーランド
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『カーキ色の記憶』監督:アルフォーズ・タンジュール/カタール
    • 優秀賞
      • 『孤独な存在』監督:沙青(シャー・チン)/中国
      • 『私はあなたの二グロではない』監督:ラウル・ペック/アメリカ、フランス、ベルギー、スイス
    • 特別賞
      • 『激情の時』監督:ジョアン・モレイラ・サレス/ブラジル
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『乱世備忘ー僕らの雨傘運動』監督:陳梓桓(チャン・ジーウン)/香港
    • 奨励賞
      • 『人として暮らす』監督:ソン・ユニョク/韓国
      • 『あまねき調べ』監督:アヌシュカ・ミーナークシ、イーシュワル・シュリクマール/インド
    • 特別賞
      • 『パムソム海賊団、ソウル・インフェルノ』監督:チョン・ユンソク/韓国
      • 『翡翠之城』監督:趙德胤(チャオ・ダーイン/ミディ・ジー)/台湾・ミャンマー
  • 市民賞
    • 『ニッポン国VS泉南石綿村』監督:原一男/日本
  • 日本監督協会賞
    • 『あまねき調べ』監督:アヌシュカ・ミーナークシ、イーシュワル・シュリクマール/インド

YIDFF 2015[編集]

 上映作品数

 165本、45の国と地域から

作品総応募数
  • インターナショナル・コンペティション:1,196本、116の国と地域から
  • アジア千波万波:678本、59の国と地域から
参加人数
  • 入場者:24,290
  • ゲスト:206
  • プレス:322
  • ボランティア:346
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『ホースマネー』監督:ペドロ・コスタ/ポルトガル
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『真珠のボタン』監督:パトリシオ・グスマン/フランス、チリ、スペイン
    • 優秀賞
      • 『祖国ーイラク零年』監督:アッバース・ファーデイル/イラク、フランス
      • 『銀の水ーシリア・セルフレポート』監督:オサーマ・モハンメド、ウィアーム・シマヴ・ベデルカーン/シリア、フランス
    • 特別賞
      • 『女たち、彼女たち』監督:フリア・ペッシェ/アルゼンチン
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『たむろする男たち』監督:マーヤ・アブドゥル=マラク/フランス、レバノン
    • 奨励賞
      • 『蛇の皮』監督:ダニエル・フイ/シンガポール、ポルトガル
      • 『ラダック それぞれの物語』監督:奥間勝也/日本
    • 特別賞
      • 『きらめく拍手の音』監督:イギル・ボラ/韓国
      • 『ミーナーについてのお話』監督:カウェー・マザーヘリー/イラン
      • 『鉱(あらがね)』監督:小田香/日本
      • 『わたしはまだデリーを見ていない』監督:フマイラ・ビルキス/バングラディシュ
  • 市民賞
    • 『祖国ーイラク零年』監督:アッバース・ファーデイル/イラク、フランス
  • 日本監督協会賞
    • 『私の非常な家』監督:アオリ/韓国

YIDFF 2013[編集]

上映作品数

212本、44の国と地域から

作品総応募数

  • インターナショナル・コンペティション:1,153本、117の国と地域から
  • アジア千波万波:608本、63の国と地域から
参加人数
  • 入場者:22,353
  • ゲスト:238
  • プレス:278
  • ボランティア:390
 主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『我々のものではない世界』監督:マハディー・フレフェル/パレスティナ、アラブ首長国連邦、イギリス
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『殺人という行為』監督:ジョシュア・オッペンハイマー/デンマーク、インドネシア、ノルウェー、イギリス
    • 優秀賞
      • 『リヴィジョン/検証』監督:フィリップ・シェフナー/ドイツ
      • 『サンティアゴの扉』監督:イグナシオ・アグエロ/チリ
    • 特別賞
      • 『蜘蛛の地』監督:キム・ドンリョン、パク・ギョンテ/韓国
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『ブアさんのござ』監督:ズーン・モン・トゥー/ヴェトナム
    • 奨励賞
      • 『怒れる沿線:山谷(さんや)』監督:陳彦楷(チャン・インカイ)/香港
      • 『モーターラマ』監督:マレク・シャフィイ、ディアナ・サケブ/アフガニスタン
    • 特別賞
      • 『戦争に抱(いだ)かれて』監督:アッジャーニ・アルンパック/フィリピン
  • 市民賞
    • 『パンク・シンドローム』監督:ユッカ・カルッカイネン、J-P・パッシ/フィンランド、ノルウェー、スウェーデン
    • 『標的の村』監督:三上智恵/日本
  • コミュニティシネマ賞
    • 『何があったのか、知りたい(知ってほしい)』監督:エラ・プリーセ、ヌ・ヴァ、トゥノル・ロ村の人々/カンボジア
  • 日本監督協会賞
    • 『標的の村』監督:三上智恵/日本
  • 特別賞
    • 『愛しきトンド』監督:ジュエル・マラナン/フィリピン
  • スカパー!IDEHA賞
    • 『オトヲカル』監督:村上賢司/日本
    • 『うたうひと』監督:酒井耕、濱口竜介/日本

YIDFF 2011[編集]

上映作品数

241本、33の国と地域から

作品総応募数
  • インターナショナル・コンペティション部門: 101の国と地域から1,078本
  • アジア千波万波 部門: 63の国と地域から705本

参加人数

  • 入場者:23,373
  • ゲスト:251
  • プレス:218
  • ボランティア:353
受賞結果
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞):
      • 『密告者とその家族』 The Collaborator and His Family (監督:ルーシー・シャツ、アディ・バラシュ/アメリカ、イスラエル、フランス) [1]
    • 山形市長賞(最優秀賞):
      • 『光、ノスタルジア』 Nostalgia for the Light (監督:パトリシオ・グスマン/フランス、ドイツ、チリ) [2]
    • 優秀賞:
      • 『阿仆大(アプダ)』 Apuda (監督:和淵(ホー・ユェン)/中国) [3]
      • 『5頭の象と生きる女』 The Woman with the 5 Elephants (監督:ヴァディム・イェンドレイコ/スイス、ドイツ) [4]
    • 特別賞
      • 『殊勲十字章』 Distinguished Flying Cross (監督:トラヴィス・ウィルカーソン/アメリカ) [5]
  • アジア千波万波 部門
    • 小川紳介賞:
      • 『雨果(ユィグォ)の休暇』 Yuguo and His Mother (監督:顧桃(グー・タオ)/中国) [6]
    • 奨励賞:
      • 『アミン』 Amin (監督:シャヒーン・パルハミ/イラン、韓国、カナダ) [7]
      • 『龍山(ヨンサン)』 Yongsan (監督:ムン・ジョンヒョン/韓国) [8]
    • 特別賞:
      • 『ソレイユのこどもたち』 Children of Soleil (監督:奥谷洋一郎/日本) [9]
      • 『柔らかな河、鉄の橋』 Hard Rails across a Gentle River (監督:チャン・タイン・ヒエン、ファム・トゥー・ハン、ドー・ヴァン・ホアン、チャン・ティ・アイン・フゥン/ベトナム) [10]
      • 『水手』 Water Hands (監督:ヴラディミル・トドロヴィッチ/シンガポール、セルビア、モンテネグロ) [11]
  • 市民賞:
    • 『5頭の象と生きる女』 The Woman with the 5 Elephants (監督:ヴァディム・イェンドレイコ/スイス、ドイツ) [12]
    • 『イラン式料理本』 Iranian Cookbook (監督:モハマド・シルワーニ/イラン) [13]
  • コミュニティシネマ賞:
    • 『イラン式料理本』 Iranian Cookbook (監督:モハマド・シルワーニ/イラン) [14]
    • 東日本大震災復興支援上映プロジェクト「ともにある Cinema with Us」 [15]
  • 日本映画監督協会賞:
    • 『監獄と楽園』 Prison and Paradise (監督:ダニエル・ルディ・ハリヤント/インドネシア) [16]
  • スカパー! IDEHA賞:
    • 『さようならUR』 Goodbye UR--Japanese Social Housing Crisis (監督:早川由美子/日本) [17]

YIDFF2009[編集]

上映作品数

 123本、30の国と地域から

作品総応募数

 1,796本、119の国と地域から

参加人数

  • 入場者:22,195
  • ゲスト:198
  • プレス:211
  • ボランティア:246
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『包囲:デモクラシーとネオリベラリズムの罠』監督:リシャール・ブルイエット/カナダ
      アメリカに代表される新自由主義への批判から構成されたインタビュー・ドキュメンタリー。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『忘却』監督:エディ・ホニグマン/オランダ、ドイツ
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『アメリカ通り』監督:キム・ドンリョン/韓国


YIDFF2007[編集]

上映作品数

238本、31の国と地域から

作品総応募数

1,633本、108の国と地域から

参加人数

  • 入場者:23,387
  • ゲスト:171
  • プレス:265
  • ボランティア:277
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『鳳鳴(フォンミン)― 中国の記憶』監督:王兵(ワン・ビン)/中国
      新聞記者だった夫の記事が原因で強制収容所へ送られ、以後約30年後に名誉回復するまでのある女性の生涯を描く。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『アレンテージョ、めぐりあい』監督:ピエール=マリー・グレ/ポルトガル、フランス
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『秉愛(ビンアイ)』監督:馮艶(フォン・イェン)/中国

YIDFF2005[編集]

上映作品数

145本、32の国と地域から

作品総応募数

1,628本、104の国と地域から

参加人数

  • 入場者:19,963
  • ゲスト:184
  • プレス:292
  • ボランティア:275
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『水没の前に』監督:李一凡(リ・イーファン)、鄢雨(イェン・ユィ)/中国
      2009年に完成予定の中国・三峡ダムに関するドキュメンタリー。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『ルート181』監督:ミシェル・クレフィ、エイアル・シヴァン/ベルギー、フランス、イギリス、ドイツ
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『チーズ と うじ虫』監督:加藤治代/日本

YIDFF2003[編集]

上映作品数

177本、31の国と地域から

作品総応募数

1,454本、98の国と地域から

参加人数

  • 入場者:19,338
  • ゲスト:112
  • プレス:347
  • ボランティア:246
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『鉄西区』監督:王兵(ワン・ビン)/中国
      工業地域である中国東北部の瀋陽・鉄西区の移り変わりを描く、9時間の長編。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『スティーヴィ』監督:スティーヴ・ジェイムス/アメリカ
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『一緒の時』監督:沙青(シャー・チン)/中国

YIDFF2001[編集]

上映作品数

173本

作品総応募数

1,218本、88の国と地域から

参加人数

  • 入場者:18,490
  • ゲスト:88
  • プレス:335
  • ボランティア:208
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      内戦により荒廃したカンボジアの労働者を描く。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『夢の中で』『愛についての実話』監督:メリッサ・リー/オーストラリア

YIDFF1999[編集]

上映作品数

188本

作品総応募数

745本、74の国と地域から

参加人数

  • 入場者:20,600
  • ゲスト:138
  • プレス:351
  • ボランティア:227
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『不在の心象』監督:ヘルマン・クラル/ドイツ
      ドイツに渡ったブエノスアイレス出身の監督による、家族のインタビューを通した自分探しの旅。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『メイン州ベルファスト』監督:フレデリック・ワイズマン/アメリカ
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『ハイウェイで泳ぐ』監督:呉耀東(ウー・ヤオドン)/台湾

YIDFF1997[編集]

上映作品数

187本

作品総応募数

420、56の国と地域から

参加人数

  • 入場者:22,875
  • ゲスト:110
  • プレス:330
  • ボランティア:487
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『エルサレム断章』監督:ロン・ハヴィリオ/イスラエル
      エルサレムに関する6時間に渡るドキュメンタリー。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『鳳凰橋を離れて』監督:季紅(リー・ホン)/中国

YIDFF1995[編集]

上映作品数

278本

作品総応募数

436本、45の国と地域から

参加人数

  • 入場者:21,028
  • ゲスト:85
  • プレス:350
  • ボランティア:435
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『選択と運命』監督:ツィピ・ライベンバッハ/イスラエル
      ホロコーストの生き残りである監督自身の両親を描く。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『メタル&メランコリー』監督:エディ・ホニグマン/オランダ
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞

YIDFF1993[編集]

上映作品数

139本

作品総応募数

381本、56の国と地域から

参加人数

  • 入場者:20,509
  • ゲスト:106
  • プレス:320
  • ボランティア:300
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『黒い収穫』監督:ボブ・コノリー、ロビン・アンダーソン/オーストラリア
      パプア・ニューギニアのコーヒー・プランテーションをめぐる部落抗争を描く。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『動物園』監督:フレデリック・ワイズマン/アメリカ
  • アジア千波万波部門
    • 小川紳介賞
      • 『私の紅衛兵時代』監督:呉文光(ウー・ウェンガン)/中国

YIDFF1991[編集]

上映作品数

153本

作品総応募数

260本、38の国と地域から

参加人数

  • 入場者:14,486
  • ゲスト:107
  • プレス:150
  • ボランティア:250
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『頑固な夢』監督:ソボリッチ・ベーラ/ハンガリー
      ハンガリーの田舎村にある、演劇サークルに関するドキュメンタリー。
    • 山形市長賞(最優秀賞)
      • 『閉ざされた時間』監督:シビル・シェーネマン/ドイツ

YIDFF1989[編集]

上映作品数

80本

作品総応募数

221本、36の国と地域から

参加人数

  • 入場者:11,920
  • ゲスト:105
  • プレス:80
  • ボランティア:200
主な受賞作品
  • インターナショナル・コンペティション部門
    • ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)
      • 『踏切のある通り』監督:イヴァルス・セレツキス/旧ソ連
      ラトビア共和国の首都リガにある"踏切のある通り"に住む人々を描く。
    • 山形市長賞(最優秀賞)

特集プログラム[編集]

山形国際ドキュメンタリー映画祭では、多彩な特集プログラムが開催されている。特定の地域を取り上げる特集では、現況をみて「いま」を伝える必要性がある、と判断したものを紹介する傾向にある。   

2017年の特集プラグラムでは、これまでに取り上げてこなかったアフリカを起点にし、その周縁を含む地域を広い視野で複合的に取り上げた。様々な問題と向き合った優れた作品群をまとめて上映した。

2015年にはラテンアメリカ特集を行ったが、そこには当時ラテンアメリカ諸国で制作されているドキュメンタリー映画作品が質と量ともに活気づいていたという現況があった。一連の重要な作品群を紹介すると共に、その活況を探るために過去の作品にも目を向け、ゲストを招いて上映した。 2013年には東欧問題やカンボジア停戦、チェルノブイリ、フクシマを取り上げた企画を行っている。 

沿革[編集]

  • 1989年 山形市制施行100周年記念事業として「山形国際ドキュメンタリー映画祭‘89」開催
  • 1990年 山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会成立
        山形市と共催で映画祭を隔年開催
  • 2006年 10月21日「特定非営利活動法人(NPO法人)山形国際ドキュメンタリー映画祭」設立
  • 2007年 山形県より法人化認証、登記、法人成立
  • 2013年 10月8日「認定NPO法人」認定

受賞歴[編集]

  • 1998年2月 第26回日本映画ペンクラブ賞
    ドキュメンタリーにおいて、高い水準の国際映画祭を運営し、地元文化の復興にも貢献している点が評価された。
  • 2001年11月 第25回 山路ふみ子文化賞
     長年にわたり国内外の記録映画の普及と振興に貢献したことに対して贈られた。
  • 2005年 第54回河北文化賞
     ドキュメンタリー映画の普及振興に功績があったという理由から受賞
  • 2006年10月 国際交流基金国際交流奨励賞・文化芸術交流賞
    界の映像作家の作品上映と交流の場として国内外で評価の高い国際映画祭を山形市民の参加を得て実施し、アジアを中心とした途上国の作家も積極的に紹介し、さらに定期的に上映会を開催するなど映像による国際文化交流に努めている功績を評価し、さらなる発展を奨励するため、国際交流奨励賞・文化芸術交流賞を授賞する。(国際交流基金プレスリリースより)
  • 2007年8月 サントリー地域文化賞
     サントリー文化財団が主催しており、全国各地で展開されている芸術、文学、伝統の保存、継承、衣食住での文化の創出、環境美化、国際交流などの活動を通じて地域の文化向上と活性化に貢献した個人、団体に贈呈されている。受賞の理由は以下のとおりである。
市民、映画関係者、行政が協力して、日本で唯一のドキュメンタリー映画の国際コンペティションを運営し、盛り上げてきた。世界的な評価を受ける映画祭に成長し、アジアのドキュメンタリー映画発展にも貢献していることが評価された。
  • 2008年3月 第25回 NHK東北ふるさと賞
  • 2011年11月 第29回 川喜多賞
     日本映画の芸術文化の発展に甚大なる功績を残された個人または団体、映画を通じての国際交流に顕著な功績を残された個人または団体に贈られる。選考理由は以下のとおりである。
1989年にインターナショナル・コンペティッションを中心に発足、以来隔年開催で2011年10月に第12回を迎える。ドキュメンタリーという枠組みをベースにしながらも、映画全般を視野に多彩な上映プログラムを編成、特にアジア映画を追う熱いアプローチで、いまや注目度では国際映画祭中のトップクラス。シネアストと観客の交流の催しにも土地柄を生かし、山形ならではと評判が高い。映画祭期間以外でも、フィルム・ライブラリー金曜上映会、東日本大震災復興支援無料上映会の開催など、地域ぐるみで映画振興に寄与している。  (公益財団法人川喜多記念映画文化財団ホームページより)
  • 2012年3月 第9回 シネマ夢俱楽部賞
    映画を通して、文化や生活、社会の発展などに貢献のあった団体、プロジェクト、企業に贈られる。
  • 2013年10月 第3回地域再生大賞・準大賞
    ドキュメンタリーという専門性の高い分野で地道な取り組みを重ね、海外からも高い評判を受けていることが評価された。

脚注[編集]


外部リンク[編集]