山川次彦

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 山川次彦 八段
名前 山川次彦
生年月日 (1920-01-18) 1920年1月18日
没年月日 (1994-12-10) 1994年12月10日(74歳没)
プロ入り年月日 1944年(23歳)
引退年月日 1970年
棋士番号 40
出身地 東京府(現:東京都
所属 将棋大成会
日本将棋連盟(関東)
師匠 金子金五郎九段
弟子 関根茂関浩
段位 八段
棋士DB 山川次彦
順位戦最高クラス B級(20期)
2017年8月22日現在
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山川 次彦(やまかわ つぎひこ、1920年1月18日 - 1994年12月10日)は、将棋棋士。八段。東京府(現:東京都)出身。金子金五郎九段門下。

経歴[編集]

1935年、金子金五郎に入門し、1944年四段。1946年の第1回順位戦にC級で参加し、10勝4敗の好成績を挙げたため六段に跳び級。翌年は8勝4敗でB級昇級、七段となる。B級には病気などによる休場を含めて通算20期所属。

1969年の第24期順位戦のC級1組で1勝11敗となり降級点が付き、翌年引退。

人物[編集]

「香取桂太」の筆名で毎日新聞の観戦記を担当していた。また将棋世界編集長も務めた。

弟子に関根茂関浩がいる。

昇段履歴[編集]

著書[編集]

  • 将棋初歩から初段まで(1951年、文雅堂書店)
  • 将棋入門―駒の動かし方から初段まで(1952年、世界社)
  • なんでもわかる将棋宝典(1954年、鶴書房)
  • 新しい将棋の指し方―格言による上達法(1957年、田中書店)
  • 居飛車を中心とした平手将棋の指し方(1957年、田中書店)
  • 将棋格言の実戦活用(1960年、金園社)
  • 平手戦術の要点(1966年、金園社)
  • 名局スクリーン〈上〉坂田三吉王将名人熱戦譜(1968年、光風社書店)
  • 坂田三吉名局集(1977年、光風社書店)
  • 将棋二百年 名局の旅(1989年、三一書房)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]