山崎勝己

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山崎 勝己
オリックス・バファローズ #62
BS YAMAZAKIKATSUMI 20140510.JPG
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県伊丹市
生年月日 (1982-08-16) 1982年8月16日(35歳)
身長
体重
179 cm
82 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2000年 ドラフト4位
初出場 2005年8月7日
年俸 1,160万円(2017年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

山崎 勝己(やまざき かつき、1982年8月16日 - )は、兵庫県伊丹市出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学生時代には、中島裕之とのバッテリーで全国大会に出場。報徳学園高等学校へ進学した後、2000年度ドラフト会議福岡ダイエーホークス(現在:福岡ソフトバンクホークス)から4位指名を受けて入団。入団当時の背番号は65。ちなみに、この年のドラフトでは、同じ伊丹市出身の幼馴染みで兵庫県立伊丹北高等学校に進んでいた中島も西武ライオンズから5位指名を受けて入団している。

ダイエー・ソフトバンク時代[編集]

ソフトバンク時代(2012年5月23日、福岡Yahoo! JAPANドーム)

福岡ダイエーホークス時代の2001年から2004年までは二軍生活に終始。球団が現在の福岡ソフトバンクホークスになった2005年に背番号が62へ変わり、初めて一軍での公式戦に出場を果たし、2打数1安打でプロ初安打を記録した。この年のシーズン終了後には、ダイエー時代の後期(1990年代後半)から不動のレギュラー捕手であった城島健司が、FA権の行使によってシアトル・マリナーズへ移籍している。

2006年には、城島の抜けた正捕手の座をめぐって、先輩の的場直樹と競い合う格好で一軍に定着。5月9日広島東洋カープ戦では、栗原健太の打ったファウルチップを顔面に受けた衝撃で、3本の前歯が折れた。応急処置したチームトレーナーは病院へ行くように告げるが山崎は、痛み止めを服用せずに止血処置だけで再びグラウンドに登場。この試合で決勝打を放つとともに、捕手としても先発・新垣渚の完封劇を演出した。また、同月20日東京ヤクルトスワローズ戦では、一軍公式戦での初本塁打を記録。シーズン通算では、公式戦105試合に出場した。

2007年には、2年続けて一軍公式戦に100試合以上出場。その一方で、盗塁阻止率では、12球団ワーストの.145を記録した。

2008年には、打撃が振るわなかったことなどから、公式戦の出場は60試合にとどまった。後半戦には、入団2年目の高谷裕亮にレギュラーの座を明け渡している。

2009年には、一軍の公式戦で自身初の三塁打を記録。しかし、山崎より打撃で勝る田上秀則が正捕手に定着したため、シーズン通算では30試合の出場に終わった。

2010年は、開幕スタメンこそ逃すが、田上の不調からスタメンで出場する試合が増加。4月16日東北楽天ゴールデンイーグルス戦で3安打4打点と活躍したり、プロ10年目で福岡Yahoo! JAPANドームでの初本塁打を放ったりするなど、打撃面での好調を受けて正捕手の座を奪還する。6月には、左膝内側半月板損傷で戦線を離脱。この離脱を受けて、球団では中日ドラゴンズからベテラン捕手・清水将海を急遽獲得した[2]が、山崎は8月に一軍への復帰を果たした。シーズン通算では、打撃面で打率.210、打点18と、2006年に次ぐ好成績を記録。一軍公式戦ではシーズン自己最多となる2本塁打(いずれも福岡Yahoo! JAPANドーム)を放ったほか、盗塁阻止率も過去最高の.314(リーグ4位)を記録した。

2011年は一軍の公式戦ではシーズンを通じて、この年に西武からFA権の行使で移籍してきた細川亨との併用策が執られた。この起用は山崎がソフトバンクに在籍した2013年まで続いた。2012年に背番号を62から29へ変更。

2013年には、前年に続いて開幕から細川と併用されたが、スタメンマスクを任された6月6日横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)で3年振りの本塁打を記録[3]。シーズン中の6月24日には、国内FA権を取得した[4]。しかし、91試合に出場しながら先発出場が42試合にとどまったことから、「一野球選手として他球団の評価も聞いてみたい。試合に出たい。先発でも出たい」という理由でシーズン終了後に国内FA権の行使を表明した[5]

オリックス時代[編集]

FA権の行使を宣言してからは、ソフトバンクに加えて、捕手陣の強化を求める地元・関西のオリックス・バファローズと交渉。その結果、11月29日にオリックスが山崎の獲得を発表した[6]。なお、背番号は山崎の希望で、ソフトバンク時代の2005年から2011年まで付けていた62を再び付けることになった[7]

2014年ブランドン・ディクソンとの相性を買われて彼が先発する試合においてスタメンマスクをかぶることが多く、正捕手伊藤光を支える2番手捕手として60試合に出場した。また同年12月5日中島裕之のオリックス入団が決まったため、山崎と中島はバッテリーを組んでいた小学生時代以来、約20年ぶりに再びチームメイトになった。

2015年は出番が増え79試合に出場。打率を前年から1割近く上げた。

2016年は開幕一軍に入り前半はスタメンマスクの機会もあったが、若月健矢の台頭もあり後半は二軍暮らしが続いた。オフに年俸の減額制限を越える66%ダウンの提示を受けたがオリックスに残留した。

2017年、開幕二軍スタートとなるも伏見寅威との入れ替えで4月15日に初昇格した。その後は一軍と二軍を行き来し17試合の出場にとどまったが、主に松葉貴大が先発する試合で先発マスクを被るなど存在感を見せた。

人物[編集]

  • 愛称は「カツオ」。由来は諸説あり、「中島くん(中島裕之)の友達だから」や、「下の名前の“勝己(かつき)”のモジりから」などである。
  • 兵庫県伊丹市出身のスポーツ選手で結成されているNPO法人「伊丹アスリートクラブ」に所属しており、シーズンオフにはイベントを行っている。
  • 地元チームの阪神タイガースファンで、2006年の鷹の祭典用のユニフォームが黄色の部分が多く、また帽子のつばの部分が黄色くなったため、「タイガースのユニフォームを着たみたい」と喜んでいた。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2005 ソフトバンク 3 2 2 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .500 .500 .500 1.000
2006 105 284 245 17 56 7 0 1 66 19 1 0 19 2 17 0 1 72 3 .229 .279 .269 .549
2007 100 213 184 15 34 2 0 0 36 6 2 0 21 0 7 0 1 53 3 .185 .219 .196 .414
2008 60 111 97 5 13 3 0 0 16 7 0 0 8 1 5 0 0 21 0 .134 .175 .165 .340
2009 30 33 27 4 5 3 1 0 10 2 0 0 6 0 0 0 0 5 0 .185 .185 .370 .556
2010 77 236 205 12 43 9 0 2 58 18 0 0 16 1 11 2 2 71 2 .210 .256 .283 .539
2011 86 168 148 6 28 7 0 0 35 13 0 0 14 1 5 0 0 45 4 .189 .214 .236 .451
2012 85 98 86 6 17 6 0 0 23 2 0 0 6 0 6 0 0 22 0 .198 .250 .267 .517
2013 91 168 139 14 35 8 1 1 48 20 0 0 12 3 10 1 4 30 0 .252 .314 .345 .659
2014 オリックス 60 79 65 3 7 1 0 0 8 4 0 0 11 0 2 0 1 20 0 .108 .147 .123 .270
2015 79 188 147 12 30 5 0 0 35 14 1 1 19 1 13 0 8 31 2 .204 .302 .238 .540
2016 43 80 66 2 10 1 0 0 11 0 0 0 11 0 3 0 0 16 0 .152 .188 .167 .355
NPB:12年 819 1660 1411 96 279 52 2 4 347 105 4 1 143 9 79 3 17 387 14 .198 .247 .246 .493
  • 2016年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]


捕手
















2005 3 4 0 0 0 0 1.000 0 0 0 -
2006 103 620 49 2 4 4 .997 66 48 18 .273
2007 99 533 34 10 2 0 .983 62 53 9 .145
2008 58 311 18 0 2 1 1.000 24 16 8 .333
2009 29 101 9 0 1 0 1.000 13 9 4 .308
2010 77 599 51 6 2 0 .991 70 48 22 .314
2011 86 468 33 6 2 0 .988 59 52 7 .119
2012 85 252 10 0 3 2 1.000 36 26 10 .278
2013 91 333 39 4 4 1 .989 58 45 13 .224
2014 59 204 25 2 5 0 .991 26 19 7 .269
2015 79 386 43 2 2 3 .995 44 32 12 .273
2016 43 180 23 0 2 0 1.000 26 20 6 .231
通算 812 3991 334 32 29 11 .993 484 368 116 .240
  • 2016年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録[編集]

背番号[編集]

  • 65 (2001年 - 2004年)
  • 62 (2005年 - 2011年、2014年 - )
  • 29 (2012年 - 2013年)

登場曲[編集]

関連情報[編集]

CM出演[編集]

公共広告機構(現ACジャパン)「川崎選手、キーパーになる」(2008年、九州限定) - 川崎宗則大場翔太松田宣浩と共演。

脚注[編集]

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  1. ^ オリックス - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2017年4月10日閲覧。
  2. ^ トレードで入団した清水選手、会見で正捕手どりに意欲を見せる”. 福岡ソフトバンクホークス公式サイト (2010年6月26日). 2013年12月18日閲覧。
  3. ^ ソフトバンク山崎 びっくり3年ぶり弾”. 日刊スポーツ (2013年6月6日). 2013年12月18日閲覧。
  4. ^ 【ソフトバンク】山崎が国内FA権取得”. 日刊スポーツ (2013年6月24日). 2013年12月18日閲覧。
  5. ^ ソフトバンク山崎FA行使「先発でも出たい」”. 日刊スポーツ (2013年11月7日). 2013年12月18日閲覧。
  6. ^ 山崎勝己選手 獲得のお知らせ”. オリックス・バファローズ (2013年11月29日). 2013年12月2日閲覧。
  7. ^ 【オリックス】山崎が会見「優勝したい」”. 日刊スポーツ (2013年12月18日). 2013年12月18日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]