山崎ハコ

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山崎ハコ
出生名 山崎初子
生誕 (1957-05-18) 1957年5月18日(59歳)
出身地 日本の旗 日本大分県日田市
学歴 横浜学園高等学校
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター
女優
文筆家
担当楽器
ギター
活動期間 1975年 -
公式サイト 山崎ハコの世界

山崎 ハコ (やまさき はこ、1957年5月18日 - ) は、日本歌手シンガーソングライター女優文筆家。本名、安田 初子(やすだ はつこ、旧姓・山崎)。

経歴[編集]

大分県日田市出身。父親の仕事の関係で、中学生の途中から卒業までを祖母と日田市で暮らす。卒業後、両親の待つ横浜へ。

横浜学園高等学校在学中、コンテストに出場がきっかけで1975年にアルバム『飛・び・ま・す』でレコードデビュー[1]。150センチあるかないかの小柄で痩せた体躯からは想像もできないパワフルな声量・表現力を誇る歌唱と、暗く鋭く愛から社会を抉る歌詞で、デビュー当時は「中島みゆきのライバル」と云われた。

1975年12月、TBSホールの『パック祭り』に出演。大反響となり、TBS『パックインミュージック』を中心に「深夜放送のマドンナ」と称される。1979年4月~80年3月 ニッポン放送『オールナイトニッポン』火曜日のDJを担当[1][2]。その後もリリースやコンサート活動を続け、女性フォークシンガーとして活躍する一方で、エッセイの執筆、演劇出演[1]など多彩な活動を行う。現在も全国のライブハウスを渡り歩くなど、精力的に活動している。

以前から慢性膵炎の持病を抱えており、「酒・タバコどころか(膵臓に負担過大のため)コーヒーなども口にできない」という体質である[3]。また活動拠点をずっと横浜に置き続けているのも、彼女のこだわりである。

永年独身を通していたが、演奏・作編曲など長く仕事を共にしたギタリストの安田裕美と2001年に結婚。結婚後も良好な公私のパートナー関係であり続けている。

箱女[編集]

日本テレビ進ぬ!電波少年』の企画「電波少年的箱男」で、箱男・川元文太を励ますために楽曲を提供した。彼女が選ばれた理由は名前が「ハコ(=箱)」だから。彼女が作った曲はのちにひきこもりの若者を励ます歌として番組内で室井滋が歌う企画があった。

その他のエピソード[編集]

レコード・CD[編集]

シングル[編集]

No. 発売日 タイトル C/W曲 備考
1 1978年5月10日 流れ酔い唄 桧原ふるさと -
2 1979年4月2日 「地獄」心だけ愛して きょうだい心中 「地獄」心だけ愛して:映画『地獄』主題歌
きょうだい心中:同挿入歌
※「「地獄」心だけ愛して」は、各アルバムでは「心だけ愛して」として収録
3 1979年9月21日 ララバイ横須賀 織江の唄 -
4 1980年6月5日[6] 男のウ井スキー 旅の人 -
5 1981年1月10日 織江の唄 道を探せ 織江の歌:映画『青春の門』(1981年)テーマソング[7]
6 1982年4月21日 幻想旅行 ばいばいことば -
7 1983年5月21日 雨に唄えない ヨコハマ・アンバランス -
8 1984年3月21日[6] 風の歌 今日はなんだか -
9 1984年6月21日 町よ てっせん子守唄 -
10 1985年11月25日 テル・ア・ライ 挨拶 -
11 1990年2月7日 ANOU 霧の朝 ※本作以降CDによるリリース
12 1990年10月26日 気分を変えて サヨナラの鐘 -
13 1992年5月21日 HOLIDAY -
14 1994年9月21日 アカシアの雨がやむとき 今夜は踊ろう ※はじめてカラオケバージョンを収録
15 1995年5月24日 私が生まれた日 天使の微笑み -
16 1997年2月10日 たどりついたらいつも雨ふり 夕陽が泣いている -
17 1997年5月25日 わっしょいニッポン 日本小町 -
18 1997年8月25日 たずね人 -冒険者- 夕陽に赤とんぼ -
19 2000年10月12日 希望 (歌:室井滋) 希望 (歌:山崎ハコ) ※初のマキシシングル
20 2002年8月28日 やさしい歌 天の川で
流氷岬
-
21 2004年2月25日 刹那の夢 稲の花
刹那の夢 ~劇場バージョン~
-
22 2006年5月10日 てっせん子守唄 ララバイ横浜
海かがみ
-
23 2008年2月20日 BEETLE SODASUI BEETLE:ドキュメンタリー映画『東京ソーダ水』主題歌、
TBS系『徳光和夫の感動再会!"逢いたい"』2008年1~3月期エンディングテーマ
24 2011年1月19日 あなたの声 おらだのふるさと あなたの声:NHKラジオ深夜便2011年1-3月期「深夜便のうた

※ シングルの発表年は原則として公認webサイトのプロフィール[1]を参照した。

アルバム[編集]

オリジナルアルバム[編集]

No. 発売日 タイトル 備考
1 1975年10月1日 飛・び・ま・す -
2 1976年5月25日 綱渡り -
3 1977年3月18日 藍色の詩 -
4 1978年6月10日 流れ酔い唄 -
5 1979年5月21日 人間まがい -
6 1980年10月5日 歩いて コーラス・ワークに『石黒ケイ』『中島みゆき』がクレジットされている。
7 1981年4月21日 -
8 1981年11月5日 幻想旅行 -
9 1982年4月5日 幻想旅行II -
10 1982年10月21日 硝子の景色 -
11 1983年2月21日 風の色 -
12 1983年9月21日 ダージリン -
13 1984年6月5日 てっせんの花 -
14 1985年5月25日 光る夢 -
15 1985年11月25日 時は流れて -
16 1986年6月1日 なわとび -
17 1990年2月23日 SA・SU・GA(流石) -
18 1990年4月25日 日本詩集 - 遠い町 遠い空 -
19 1992年5月21日 メンフィスまで -
20 1994年9月21日 十八番 第36回日本レコード大賞アルバム企画賞を受賞[1]
21 1995年5月24日 私が生まれた日 -
22 1995年9月27日 ハコのお箱 -
23 1996年6月21日 唯心 -
24 2012年3月7日 縁 -えにし- 第54回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞。
25 2014年9月17日 歌っ子 -
26 2016年9月21日 私のうた -

ミニアルバム[編集]

No. 発売日 タイトル 備考
1 2001年11月28日 飛びます…17歳 1974年に録音されたデモテープの未発表音源を収録。

ベストアルバム[編集]

No. 発売日 タイトル 備考
1 1980年7月5日 軌跡 「きょうだい心中」と「飛びます」は未発表の音源を収録。
2 1984年2月5日[6] ベスト オブ 山崎ハコ -
3 1985年6月5日 ベストセレクション -
4 1985年7月25日 ザ・ベスト・オブ・山崎ハコ -
5 1986年11月21日 スーパーベスト -
6 1987年11月21日 ベスト -
7 1990年8月29日 ベスト 全13曲中10曲が再録音されている。
8 1992年11月21日 フォーユアグッデイズ -
9 1996年11月21日 山崎ハコ ベストアルバム -
10 2001年12月24日 山崎ハコ ベストコレクション Dear My Songs 初監修(選曲・曲順・解説)による32曲。
11 2002年8月21日 Anthology 山崎ハコ BEST -
12 2006年3月1日 山崎ハコ ゴールデン☆ベスト ボーナストラックに「友を送る歌」と「硝子のピノキオ」を収録。
13 2006年5月24日 歌いたいの 「飛びます」「サヨナラの鐘」「望郷」「気分を変えて」「歌いたいの」「白い花」「ヨコハマ」は新録音。
「会えない時でも」は新曲。
14 2008年7月16日 山崎ハコ best collection history 1975-1984 -
15 2009年11月4日 未・発・表 全13曲中9曲は新録音。
「新宿子守唄」「あなたの景色」「リンゴ追分」「横浜ホンキートンク・ブルース」を初収録。
16 2014年10月1日 ハ・コ・で・す 1975-2014 デビュー40周年記念ベスト。Disc1がポニーキャニオン時代の曲のみ。
Disc2はそれ以外の時代の曲で構成。

ライブアルバム[編集]

No. 発売日 タイトル 備考
1 1977年11月10日 山崎ハコ ファーストライブ 1977年9月13日、大阪サンケイホールでのファーストライブの音源。
2 1979年11月21日 山崎ハコ ライブII 歌在りて 1979年9月23日~9月28日、博品館劇場でのライブ音源。
3 1986年11月25日 私の幸せ 1986年9月8日~9月9日、FM東京ホールでのライブ音源。CDとLPで収録曲が異なる。
* 2013年12月18日 山崎ハコライブセット 『山崎ハコ ファーストライブ』および『山崎ハコ ライブII 歌在りて』にボーナストラック4曲を追加収録した編集盤。

楽曲提供[編集]

「花火」(作詞・作曲:山崎ハコ、編曲:安田裕美)
風鈴」(作詞:たきのえいじ、作曲:山崎ハコ、編曲:伊戸のりお&高円寺音楽団)
「ダンシング・ドール」(作詞・作曲:山崎ハコ)
「Art of Loving」 (作詞:売野雅勇、作曲:山崎ハコ、編曲:大谷幸
「冬の東京」 (作詞:田口俊、作曲:山崎ハコ、編曲:萩田光雄
「虹色の世界地図」 (作詞・作曲:山崎ハコ、編曲:萩田光雄)
「ダレダレのブギ」 (作詞:大槻ケンヂ、作曲:山崎ハコ、編曲:萩田光雄)

ラジオ出演[編集]

テレビ番組[編集]

映画出演[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 山崎ハコの世界 プロフィール”. 2015年2月26日閲覧。
  2. ^ 年譜”. 山崎ハコ World Wide Web Home Page. 2015年2月26日閲覧。
  3. ^ あの時代の風 青春を彩った60s~70sフォークソング 第9回 山崎ハコ”. 三菱ふそう. 2015年2月27日閲覧。
  4. ^ 「かっちょいい曲」のプロ! 大槻ケンヂさん登場!!”. オールナイトニッポン 有楽町音楽室 番組公式サイト (2007年8月31日). 2015年2月27日閲覧。
  5. ^ TVでた蔵「2012年8月14日放送 リンカーン」”. ワイヤーアクション (2012年8月14日). 2015年2月27日閲覧。
  6. ^ a b c http://cress30.exblog.jp/i187 (2016年2月13日閲覧)
  7. ^ 「織江の唄」のレコード、CDには「『青春の門』テーマソング」となっているが、映画のクレジットでは「サブテーマ」となっている。なお、映画の中で「織江の唄」は流れていない。


外部リンク[編集]