山城青谷駅
山城青谷駅* | |
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![]() 駅舎(2008年1月) | |
やましろあおだに Yamashiro-Aodani | |
◄JR-D13 長池 (2.0 km) (1.3 km) 山城多賀 JR-D15► | |
![]() | |
所在地 | 京都府城陽市市辺五島88 |
駅番号 | JR-D14 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | D 奈良線 |
キロ程 | 10.7 km(木津起点) |
電報略号 | アオ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
921人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)2月13日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
山城青谷駅(やましろあおだにえき)は、京都府城陽市市辺五島にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線の駅である。駅番号はJR-D14。
歴史[編集]
- 1926年(大正15年)2月13日 - 奈良線の長池駅 - 玉水駅間に、青谷梅林仮停留場として開業[1]。
- 1933年(昭和8年)12月1日 - 正式な駅に昇格。同時に山城青谷駅に改称[2]。
- 1984年(昭和59年)10月20日 - 駅員無配置駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[4]。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
- 2022年(令和4年)7月23日 - 橋上駅舎および自由通路の供用を開始(予定)[5][6]。
駅構造[編集]
相対式ホーム2面2線を持つ行違い可能な地上駅で、駅本屋側ホームが2番のりば(下り)、城陽寄りの跨線橋を渡って反対側のホームが1番のりば(上り)である。駅舎は地元の公民館である、青谷コミュニティセンターとの合築駅舎(1995年9月建築)となっている。市の施策として将来の橋上駅化も検討されている[7]。
宇治駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託している業務委託駅である。日中は普通列車同士の交換がある(2016年3月現在)。
自動改札機は簡易式で、ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | D 奈良線 | 上り | 宇治・京都方面 |
2 | 下り | 木津・奈良方面 |
利用状況[編集]
京都府統計書によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。京都府内きっての梅の名所である青谷梅林の最寄り駅であり、観梅の季節になると若干利用が増える。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 1,088 |
2000年 | 1,055 |
2001年 | 1,090 |
2002年 | 1,014 |
2003年 | 1,047 |
2004年 | 1,038 |
2005年 | 1,038 |
2006年 | 1,019 |
2007年 | 993 |
2008年 | 1,027 |
2009年 | 992 |
2010年 | 975 |
2011年 | 975 |
2012年 | 986 |
2013年 | 959 |
2014年 | 956 |
2015年 | 954 |
2016年 | 959 |
2017年 | 967 |
2018年 | 945 |
2019年 | 921 |
駅周辺[編集]
2011年(平成23年)6月、市の草案を基に地元自治会の代表者による「山城青谷駅周辺整備構想」が策定され[8]、同年以降継続して城陽市の施政方針に盛り込まれている[9][10]。同構想では、付近を通過する国道307号の再整備に合わせ[8]駅の橋上化や駅前広場の整備が検討されている[7]。
- カトリック青谷教会
- 青谷郵便局
- 図書室(コミセンに併設)
- 城陽市立青谷小学校
- 青谷梅林
- 中天満神社
- 京都府立城陽支援学校
- 国立病院機構南京都病院
- 京都府立城陽障害者高等技術専門校
バス路線[編集]
- 城陽市 青谷方面乗合タクシー
- 城陽市役所 - アル・プラザ城陽西口 - JR長池駅 - たつみ畑 - JR山城青谷駅 - 多賀口
2012年3月をもって休止された京阪宇治バス(当時)の国立病院線代替として、1日3往復、火・木に運行されている。多賀口にて、京都京阪バス(近鉄新田辺 - 宇治田原町)の路線と接続している。また、アル・プラザ城陽西口 - 城陽市役所は、北行きは降車のみ、南行きは乗車のみのクローズドドア制となっている。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b c d 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、350頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “JR西日本 新駅その後 地域発展に大きな役割”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1996年11月11日)
- ^ “「通報」●奈良線上狛駅ほか17駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 4. (1984年10月19日)
- ^ “「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜”. 西日本旅客鉄道 (2003年8月30日). 2004年8月3日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年3月20日閲覧。
- ^ “奈良線 山城青谷駅自由通路・橋上駅舎の開業について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2022年6月16日), オリジナルの2022年6月16日時点におけるアーカイブ。 2022年6月16日閲覧。
- ^ “奈良線 山城青谷駅橋上化の概要について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 西日本旅客鉄道, (2020年6月16日), オリジナルの2021年1月9日時点におけるアーカイブ。 2021年1月9日閲覧。
- ^ a b “第3次城陽市総合計画後期基本計画 (pdf)”. 城陽市市長公室行政改革推進課. p. 49 (2012年9月). 2017年7月4日閲覧。
- ^ a b “第3次城陽市総合計画後期基本計画 (pdf)”. 城陽市市長公室行政改革推進課. p. 45 (2012年9月). 2017年7月4日閲覧。
- ^ “Ⅱ平成24年度の主要施策1|城陽市”. 城陽市役所 (2013年3月21日). 2017年7月4日閲覧。
- ^ “平成29年度(2017年度)城陽市施政方針 (pdf)”. 城陽市役所. p. 4 (2017年2月23日). 2017年7月4日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 山城青谷駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道