尾道ラーメン

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尾道ラーメン(おのみちラーメン)は、尾道市を中心とした広島県備後地方のご当地ラーメン

歴史[編集]

尾道ラーメンは1947年に「朱華園」を開業した台湾出身の朱阿俊が提供したラーメンに始まったと言われる[1]。醤油味ベースのスープに平打ち麺。トッピングに豚の背脂のミンチを乗せたものは現在でも朱華園で「中華そば」として提供されている[1]

1990年代になると福山市鞆の浦珍味メーカー「阿藻珍味(あもちんみ)」が「お土産用尾道ラーメン」を販売する。鶏ガラスープに平子いわしを使ったもので、以後、この系統のラーメンを出す店が増え、一般的に「尾道ラーメン」といった場合には、こちらを指すことが多い[1]

なお、阿藻珍味が福山市のメーカーであるため、岩岡洋志は「尾道・福山ラーメン」と呼ぶべきかもしれないと述べている[1]

このように尾道ラーメンは朱華園をルーツとするものと阿藻珍味をルーツとするもの、二つの系統があると言える[1]

なお、朱華園の二代目となる壇上俊博は「ラーメン作りで父(朱阿俊)に教わったことはひとつもない」とインタビューで答えており、現在食べられている尾道ラーメン(中華そば)は、父親の味を壇上が独自に研究、再現、改良したものである[1]

特徴[編集]

豚の背脂を浮かせた醤油ベースのスープと平打ち麺が特徴[2]

ただし、店ごとの個性も大きく、豚骨と海産物ベースのスープにストレート細麺の尾道ラーメンを出す店、豚骨、鶏ガラ、野菜、こんぶからスープを取る店もある[2]

2016年日清食品から販売されたカップ麺『麺ニッポン 尾道ラーメン』は、多めの豚の背脂、瀬戸内産いりこ粉(イワシ煮干しを粉末にしたもの)を利かせた醤油ベースのスープである[3]

ギャラリー[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 岩岡洋志 『ラーメンがなくなる日』 主婦の友社2010年、67頁。ISBN 9784072756591
  2. ^ a b 『まっぷる 広島・宮島: 尾道・呉・しまなみ海道'18』 昭文社2017年、96頁。ISBN 9784398282101
  3. ^ 日清食品「麺ニッポン 尾道ラーメン」 地域密着型カップめんシリーズ第7弾”. ジェイ・キャスト (2016年2月28日). 2017年4月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]