尾張草香

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尾張草香
時代 古墳時代
生誕 不明
死没 不明
墓所 愛知県名古屋市熱田区断夫山古墳
氏族 尾張連尾張国造
目子媛
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尾張 草香(おわり の くさか、生没年不詳)は、古墳時代豪族尾張連の一人。

継体天皇の最初の妃であったとされる目子媛(めのこひめ)の父親で、安閑宣化両天皇の外祖父にあたる。断夫山古墳は、彼の墓であるとする説と目子媛の墓とする説がある。後裔は不明である。

宣化天皇の皇女・石姫皇女欽明天皇の皇后となり敏達天皇を産んでいるため、尾張草香は現在の皇室の直系祖先となる。[1]

草香が登場する歴史書[編集]

又娶尾張連等之祖、凡連之妹、目子郎女
  • 日本書紀』卷第十七 男大迹天皇 継体天皇
元妃、尾張連草香女曰目子媛
元妃尾張連草香女、曰目子媛、生二子矣

脚注[編集]

関連項目[編集]