尼崎西宮芦屋港

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尼崎西宮芦屋港(あまがさきにしのみやあしやこう)は、兵庫県尼崎市西宮市芦屋市にわたる重要港湾である。港湾管理者は兵庫県。

概要[編集]

中島川大阪市・尼崎市境) - 傍示川(芦屋市・神戸市境)間に位置し、南東は大阪港、西は神戸港に隣接する。港則法関税法上は、神戸港・大阪港・堺泉北港と合わせて阪神港の一部とみなされ、阪神港尼崎西宮芦屋区となる。

阪神工業地帯に隣接した商工業港である。2003年(平成15年)の入港船舶総数は7,785隻、取扱貨物量合計は5,903,406トン。

この港は、仮名読みでは日本で最も長い名前の港である。また、防波堤の長さ(西宮防波堤:4,433m)も日本一であったが、現在は常陸那珂港にその座を譲った。

歴史[編集]

  • 1969年(昭和44年) - 重要港湾の尼崎港、地方港湾の西宮港、56条港湾の芦屋港が統合される。
  • 1994年(平成6年) - 動物検疫港に指定される
  • 1998年(平成10年) - 尼崎地区が運輸省よりエコポートモデル港に指定される。旅客航路(西宮港 - 津名港淡路島))が廃止される。

港湾施設[編集]

所轄地区[編集]

尼崎港区(エコポートモデル港)
  • 丸島地区
  • 末広地区
  • 東海岸町沖地区
西宮港区
芦屋港区
  • 芦屋沖地区

関連施設[編集]

外部リンク[編集]