小谷信千代

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小谷 信千代(おだに のぶちよ、1944年5月21日 - )は、日本の仏教学者大谷大学名誉教授

兵庫県生まれ[1]。1967年大谷大学文学部仏教学科卒業[1]。1975年京都大学大学院文学研究科仏教学修士課程修了[1]。1978年大谷大大学院博士課程満期退学[1]。1984年大谷大学専任講師[1]、1990年同助教授[1]、1998年同教授[1]。1999年「法と行 仏説の真意を求めて」で大谷大学博士(文学)[1]。2010年定年退職、名誉教授[1]

著書[編集]

  • 『法と行の思想としての仏教』文栄堂書店 2000
  • 摂大乗論講究』真宗大谷派宗務所出版部 2001
  • 世親浄土論の諸問題 二〇一二年安居本講』真宗大谷派宗務所出版部 2012
  • 『真宗の往生論 親鸞は「現世往生」を説いたか』法藏館 2015
  • 『虚妄分別とは何か』法藏館 2017
  • 『法然・親鸞にいたる浄土教思想 利他行としての往生』法藏館 2022
  • 『唯識説の深層心理とことば 『摂大乗論』に基づいて』法藏館 2023

共著[編集]

  • 倶舎論の原典研究 智品・定品』櫻部建・本庄良文共著 大蔵出版 2004
  • 『倶舎論の原典研究 随眠品』本庄良文共著 大蔵出版 2007

翻訳[編集]

  • 『倶舎論の原典解明 賢聖品』櫻部建共訳 法藏館 1999
  • グレゴリー・ショペン『大乗仏教興起時代インドの僧院生活』春秋社 2000

論文[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i 大谷大学と私 No.147 : 無盡燈読むページ”. 大谷大学同窓会[無盡燈]. 大谷大学同窓会. 2023年11月10日閲覧。