小袋成彬
小袋 成彬 | |
---|---|
別名 | OBKR |
生誕 | 1991年4月30日(29歳) |
出身地 |
![]() |
学歴 | 立教大学経営学部国際経営学科卒 |
ジャンル |
R&B オルタナティヴ・ミュージック J-POP ヒップホップ |
職業 |
作詞家 作曲家 歌手 音楽プロデューサー ミュージックビデオ監督 |
担当楽器 |
ボーカル ギター ピアノ[1] |
活動期間 | 2013年 - 現在 |
レーベル |
AN/AY(N.O.R.K.として) TOKA エピックレコードジャパン |
共同作業者 |
小島裕規 酒本信太 Capeson 綿めぐみ 國本怜 80kidz 宇多田ヒカル BOMI |
公式サイト | 小袋成彬 |
小袋 成彬(おぶくろ なりあき、1991年4月30日 - )は、日本の作詞家、作曲家、歌手、音楽プロデューサー、ミュージック・ビデオ監督。音楽レーベル「TOKA」(旧・Tokyo Recordings)の代表取締役を務める。2019年よりロンドン在住。
2013年、大学在学中にR&BユニットN.O.R.K.を結成。2014年にミニ・アルバム『ADSR』を発表。ユニット解散後、インディーズレーベルTokyo Recordingsを設立し、綿めぐみやCapesonなどを手掛ける。レーベルとして、これまでにOKAMOTO'S、柴咲コウ、きゃりーぱみゅぱみゅ、Keishi Tanaka、宇多田ヒカルなどのアーティストの作品に関わっている。
2018年、宇多田ヒカルのプロデュースによりエピックレコードジャパンからソロシンガーとしてデビューを果たす。
略歴・人物[編集]
中学・高校生時代は野球部員として、音楽とは全く関わりのない生活を送っていた[2]。
大学1年生の頃からコピー・バンドのメンバーとして活動していたが、2013年にライブで共演した國本怜と共にR&Bユニット、N.O.R.K.を結成、ボーカルを担当する。ジェイムス・ブレイクやハウ・トゥ・ドレス・ウェルなどと比較されるファルセットボイスで注目を集める[3]。しかし2015年9月23日、新宿MARZでのライブ『New Action!』を以って解散を発表した[4]。
2014年9月には平成生まれのメンバーのみで構成されたインディーズの音楽レーベルTokyo Recordingsを設立。綿めぐみやCapesonなどのアーティストを輩出する。新進気鋭のレーベルとして音楽界から大きな視線を集め、Japan Times[5]や音楽雑誌、ファッション雑誌にわたるまで多くのメディアで特集が組まれた。
2016年9月には宇多田ヒカルのアルバム『Fantome』収録曲の「ともだち」に客演参加。NHKで放送されている音楽番組『SONGS』へも出演するなど、知名度を大きく上げた[6]。
これまでにTokyo Recordingsとしては、レーベル所属アーティストの綿めぐみ、Capesonの他にもOKAMOTO'Sや柴咲コウ、きゃりーぱみゅぱみゅ、Keishi Tanakaなどの作品に関わる傍ら、ヘーベルハウスやNIKON、TOYOTAなどの企業のPR映像・音楽も担当している。
2018年1月17日、宇多田ヒカルによるプロデュースでエピックレコードジャパンからデビューすることを発表。同日にデビューアルバム『分離派の夏』からのシングル「Lonely One feat. 宇多田ヒカル」をリリース。 2018年5月1日には渋谷WWWにて初のワンマンライブを行うことを発表[7]。チケットは一般発売直後にソールドアウトし、それに伴い急遽LINE LIVEでの生中継が決定している[8]。
ディスコグラフィ[編集]
シングル[編集]
発売日 | タイトル | 収録アルバム |
---|---|---|
2018年1月17日 | Lonely One (feat. 宇多田ヒカル) | 分離派の夏 |
2019年4月17日 | Summertime (RIRI、KEIJU、小袋成彬 名義) | Summertime EP |
2019年10月18日 | COLD (The fin.、小袋成彬 名義) | N/A |
プロモーショナル・シングル[編集]
発売日 | タイトル | 収録アルバム |
---|---|---|
2018年4月4日 | Selfish | 分離派の夏 |
Summer Reminds Me |
アルバム[編集]
スタジオアルバム[編集]
年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | ||
---|---|---|---|---|---|
![]() |
![]() JPN |
![]() Digi. | |||
2018 | 分離派の夏 |
|
38 | 22 | 5 |
2019 | Piercing |
|
— | — | — |
プレイリスト[編集]
発表日 | タイトル |
---|---|
2018年1月19日 | 分離派の冬 |
2018年4月4日 | 分離派の春 |
2018年10月10日 | 分離派の秋 |
ミュージックビデオ[編集]
発表年 | タイトル | 監督 |
---|---|---|
2016年 | ゆめのあと (環ROY×Taquwami×OBKR) |
|
2018年 | Selfish | 石田悠介[9] |
2019年 | COLD | Yukitaka Amemiya |
Gaia (Outro) | 小袋成彬 |
制作参加作品[編集]
年 | タイトル | アーティスト | 収録アルバム | 担当 |
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2013 | "The Fall" | N.O.R.K. | ADSR | ボーカル・作詞 |
"Yell Out" | ||||
"Offense" | ||||
"Umbrella" | ||||
"White Space" | アルバム未収録 | |||
2014 | "ADD (feat. Jyodan, OBKR)" | XANAX | EP1 | ボーカル |
"わかんない" | 綿めぐみ | 災難だわ | プロデュース・作詞・コーラス | |
"災難だわ" | ||||
"東京の空はくもり" | ||||
"都会" | ||||
"ごはん" | ||||
"マザー" | ||||
"わかった" | ||||
"頼むぞ革命家、私は泳ぐ" | ||||
"モンキージョージ" | ||||
"山手線" | ||||
2015 | "ナポレオン" | 水曜日のカンパネラ | トライアスロン | 作詞・コーラス |
"Leave You Alone" | Capeson | Portrait1 HIRAETH |
プロデュース・コーラス | |
"Latent" | ||||
"Walk Away" | ||||
"Back In The Day" | プロデュース・作詞・コーラス | |||
"恋が曖昧" | 綿めぐみ | 災難だわ (全国盤) | プロデュース・作詞・コーラス | |
"Confessions (feat. OBKR & VITO)" | Flammable | Cosmic Coma | ボーカル | |
2016 | "Hello, New Kicks" | Keishi Tanaka | What's A Trunk? | レコーディング・ミックス・編曲 |
"ブラインドマンは知っている" | 綿めぐみ | ブラインドマン | プロデュース・作詞・コーラス | |
"この街の夜は明るい星だけがきらり" | ||||
"ブラインドマン" | ||||
"決心" | ||||
"ラン!ラン!ラン!" | ||||
"追憶" | ||||
"インビジブルマン" | ||||
"フラッフ" | 災難だわ (全国盤) | |||
"Doubt (feat. OBKR)" | 80kidz | 5 | ボーカル・作詞 | |
"Vodka, Lime & Cranberry (feat. OBKR)" | YOSA | ORION | ボーカル | |
"ゆめのあと" | 環ROY Taquwami OBKR |
なぎ | ボーカル・作詞 | |
"Δ" | 空中メトロ | Δ/僕の歌 | プロデュース (Tokyo Recordingsとして) | |
"僕の歌" | ||||
"Believe My Eyes" | Capeson | HIRAETH | プロデュース・作詞・作曲・コーラス | |
"そして僕は途方に暮れる" | 柴咲コウ | 続こううたう | コーラス | |
"黄昏のビギン" | ||||
"ともだち (featuring 小袋成彬)" | 宇多田ヒカル | Fantome | ボーカル | |
"Rocky" | OKAMOTO'S | 10'S BEST | ヴォーカルディレクション | |
"The Video, It's Not That Old" | Capeson | HIRAETH | プロデュース | |
"A Tear Into The River" | 作詞・プロデュース・コーラス | |||
"Bow And Arrow" | プロデュース・コーラス | |||
"Sunshine" | ||||
"Track 4, Noisy But" | プロデュース | |||
"Steerman" | プロデュース・コーラス | |||
"Cry Like A Bird" | ||||
"The Ending" | ||||
"Cold & Dry" | Awesome City Club | Awesome City Tracks 4 | ボーカルプロデュース | |
"ハロー・ザ・ワールド" | BOMI | A_B | プロデュース・作詞・作曲・コーラス | |
"A_B" | ||||
"記憶" | ||||
"スーパーガール" | ||||
"Good night!!" | ||||
"ロンリーロンリー" | ||||
"初恋" | ||||
"They don't know" | ||||
"ふたつの街" | ||||
"空を辿れば" | ||||
2017 | "42" | Mother Tereco | ORACLE | ボーカル |
"ポッキーを食べながら" | 大森靖子 | アルバム未収録 | アレンジ (Tokyo Recordingsとして) | |
"ナラタージュ" | adieu | adieu 1 | アレンジ (Tokyo Recordingsとして) (野田洋次郎とのCo-Arrange) | |
"花は揺れる" | アルバム未収録 | 作詞・作曲・編曲 | ||
"Yume" | Thylacine | 作詞・ボーカル | ||
"Synapse" | SIRUP | SIRUP EP | 作曲・サウンドプロデュース (Tokyo Recordingsとして) | |
"Backlight" | Yaffle Linnéa Lundgren |
GO OUTDOOR LIVING ~The Moment in the Outdoor Living~ |
作詞 | |
"風といたわり" | 曽我部恵一 | 作詞・作曲・編曲・コーラス | ||
"寝よう" | OBKR Giorgio Givvn |
作詞・作曲・編曲・コーラス | ||
2018 | "Empty Room" (featuring Benny Sings) |
Yaffle | Empty Room | アートワーク |
"Corner" | iri | Juice | 作曲・プロデュース | |
"Slowly Drive" | ||||
"Never Look Back" (featuring Linda Lundgren) |
Yaffle | Op.2-4 | アートワーク | |
"Warm Blood" (featuring Nick Moon) | ||||
"Breathe" (featuring June Fermie) | ||||
"タラレバ流星群" | ロザリーナ | INNER UNIVERSE | サウンドプロデュース (Tokyo Recordingsとして) | |
"丸ノ内サディスティック" (椎名林檎のカバー) |
宇多田ヒカル 小袋成彬 |
アダムとイヴの林檎 | ボーカル | |
"Too Proud" (featuring Jevon) |
宇多田ヒカル | 初恋 | プログラミング | |
"パクチーの唄" | 作曲 | |||
"Summer" (featuring Linying) |
Yaffle | Summer | アートワーク | |
"Too Proud" featuring XZT, Suboi, EK(L1 Remix) |
宇多田ヒカル | アルバム未収録 | プログラミング | |
2019 | "Summertime" | RIRI KEIJU 小袋成彬 |
Summertime EP | プロデュース |
"強がり" | adieu | adieu 1 | 作詞・作曲・編曲 | |
"天気" | ||||
"よるのあと" | 編曲 | |||
"蒼" | ||||
2020 | "御伽の街" | DAOKO | anima | サウンドプロデュース |
"Twilight" | HIYADAM | 未公表 | プロデュース | |
"Time" | 宇多田ヒカル | 共同プロデュース | ||
"誰にも言わない" | ||||
"Love and Destroy" | betcover!! | 告白 | プロデュース | |
"Anybody." | kZm 小袋成彬 |
DISTORTION | ||
"Lost, Never Gone" | Yaffle Linnea Lundgren |
未公表 | アートワーク | |
2021 | "Taxi" | Salyu | 未公表 | 作詞 |
タイアップ一覧[編集]
起用年 | 曲名 | タイアップ先 |
---|---|---|
2018年 | Selfish | テレビ東京系『JAPAN COUNTDOWN』2018年5月度オープニングテーマ |
Apple Music キャンペーンCM |
受賞・ノミネート歴[編集]
年 | 賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
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2018 | ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2018 | 話題賞 | Selfish | 受賞 |
ミュージックビデオ部門 | ノミネート | |||
2019 | 第11回CDショップ大賞2019 | 大賞 | 『分離派の夏』 | |
SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2019 | BEST ALTERNATIVE ARTIST | 自身 |
出演[編集]
ラジオ[編集]
放送期間 | 番組名 | 放送日時 | 放送局 |
---|---|---|---|
2017年1月6日 - 2020年6月26日 | MUSIC HUB | 毎週木曜日 25:30~26:00[10] | J-WAVE |
2020年7月3日 - | FLIP SIDE PLANET | 毎週金曜日 25:30~26:00[11] |
CM[編集]
- アップル『Apple Music』(2018年12月)
ライブ・イベント[編集]
実施日 | ライブ・イベント名 | 開催地 | 備考 |
---|---|---|---|
2018年2月24日 | 小袋成彬Spotify LIVE | 東京都内某所 | 完全招待制イベント |
2018年4月27日 | 小袋成彬デビューアルバム「分離派の夏」発売決定記念 レギュラーラジオ番組J-WAVE MUSIC HUB 公開収録 |
東京、タワーレコード渋谷店 B1F「CUTUP STUDIO」 | 公開収録 |
2018年5月1日 | 小袋成彬ワンマンライブ | 東京、渋谷WWW | 初ワンマンライブ |
2018年8月23日 | LIQUIDROOM 14th ANNIVERSARY「D.A.N. x 小袋成彬」 | 東京、LIQUIDROOM | D.A.N.とのツーマンライブ |
2018年9月16日 | ANTS HOUSE | 東京、WALL&WALL | 櫻木大悟、Klan Aileen、Capesonらと共演 |
2018年10月5日 2018年10月10日 |
小袋成彬ワンマンツアー | 大阪、心斎橋Music Club JANUS 東京、渋谷WWW X |
初ツアー |
2018年12月31日 | liquidroom presents NEW YEAR PARTY 2019 | 東京、LIQUIDROOM | OGRE YOU ASSHOLE、TeddyLoid、女王蜂らと共演 |
2019年1月31日 | JUNGLE Live in Japan | 東京、渋谷 WWW X | JUNGLEのサポートアクトとして、Yaffleと共に出演 |
ライブサーキット・フェス出演[編集]
実施日 | ライブ・イベント名 | 開催地 | 備考 |
---|---|---|---|
2018年3月16日 | HOPE! | 大阪、BIG CAT | ライブイベント |
2018年4月28日 | ARABAKI ROCK FEST.18 | 宮城、みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく | フェス |
2018年5月3日 | VIVA LA ROCK 2018 | 埼玉、さいたまスーパーアリーナ | |
2018年5月26日 | GREENROOM FESTIVAL '18 | 横浜、赤レンガ倉庫 | |
2018年7月22日 | NUMBER SHOT 2018 | 福岡、海の中道海浜公園野外劇場 | |
2018年7月28日 | FUJI ROCK FESTIVAL '18 | 新潟、苗場スキー場 | |
2018年8月4日 | オハラ☆ブレイク ’18夏 | 福島、猪苗代湖畔 天神浜 | |
2018年8月11日 | RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO | 北海道小樽市、石狩湾新港横 野外特設ステージ | |
2018年9月2日 | SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018 | 山梨、交流プラザ きらら | |
2018年9月8日 | BAYCAMP 2018 | 神奈川、東扇島東公園 特設会場 | |
2018年10月6日 | Eggs presents FM802 MINAMI WHEEL 2018 ~20th Anniversary~ | 大阪、ミナミエリア | ライブサーキット |
2018年11月4日 | 鉄工島フェス 2018 〜IRON ISLAND FES. 2018〜 | 東京、京浜島 | フェス |
2018年12月28日 | FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY | 大阪、INTEX OSAKA | |
2018年12月30日 | COUNTDOWN JAPAN 18/19 | 千葉、幕張メッセ国際展示場 |
出典[編集]
- ^ “圧倒的な異才を放つ、小袋成彬のデビューアルバム『分離派の夏』”. madameFIGARO.jp. (2018年3月9日)
- ^ 小袋成彬. 「いかにクリエイティブでいられるか」が重要に。平成生まれで結成・Tokyo Recordings流 "音楽レーベルのあり方". インタビュアー:岡田弘太郎. SENSORS. 2016年6月23日閲覧。
- ^ N.O.R.K.. N.O.R.K.. インタビュアー:久保田千史. CDジャーナル. 2014年6月9日閲覧。
- ^ “【ライブレポ】 HMV限定コンピ『New Action!』リリースツアー ファイナル”. HMV. (2015年9月29日)
- ^ “Megumi Wata goes dark in an effort to stand out from idols”. Japan Times. (2016年2月7日)
- ^ “宇多田ヒカル「ともだち」への参加で一躍話題に。小袋成彬 (OBKR)の来歴と魅力に迫る!”. UTALABO. (2016年)
- ^ “小袋成彬、初のワンマン&招待制ライブを開催 プレイリストをシェアで応募可能”. Spincoaster. (2018年1月31日)
- ^ “宇多田プロデュース・小袋成彬の快進撃続く! 初ワンマンが数分で即完売”. @niftyニュース. (2018年4月9日)
- ^ “小袋成彬、初のMV「Selfish」が公開 石田悠介が監督を手がけ、心情の変化をスローモーションで表現”. Spincoaster. (2018年4月4日)
- ^ “MUSIC HUB: J-WAVE 81.3 FM RADIO”. J-WAVE
- ^ “FLIP SIDE PLANET”. J-WAVE. 2021年2月1日閲覧。
外部リンク[編集]
- 公式サイト
- ソニー公式サイト
- 小袋成彬 (@nariaki0296) - Twitter
- 小袋成彬 (nariaki0296) - Instagram
- オフィシャルTumblr
- Tokyo Recordings
- Nariaki Obukuro - YouTubeチャンネル
- 小袋成彬 - 歌ネット
- 小袋成彬 - J-Lyric.net
- 小袋成彬 - Apple Music
- 小袋成彬 - オリコン
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