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小樽天狗山スキー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小樽天狗山スキー場

スキー場遠景
所在地 〒047-0023
北海道小樽市最上2丁目16-15
座標 北緯43度10分41秒 東経140度58分24秒 / 北緯43.17806度 東経140.97333度 / 43.17806; 140.97333座標: 北緯43度10分41秒 東経140度58分24秒 / 北緯43.17806度 東経140.97333度 / 43.17806; 140.97333
標高 532 m - 200 m
標高差 332 m
最長滑走距離 1,247 m
最大傾斜 40
コース数 5本
索道数 3本
公式サイト 小樽天狗山ロープウェイスキー場
地図
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小樽天狗山スキー場(おたるてんぐやまスキーじょう、: OTARU TENGUYAMA SKI RESORT)は、北海道小樽市にあるスキー場

概要

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天狗山の斜面にあり、小樽港石狩湾などを一望することができるビューポイントとなっている。北海道中央バスのグループ会社「中央バス観光開発[注 1]」が運営している。周辺にはガラス工房やペンションが立地している。夏場は山頂の展望台まで「小樽天狗山ロープウエイ」を運行している。

全日本スキー連盟(SAJ)公認のスキースクールがある。

沿革

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日本国内のスキーは、1911年明治44)年にオーストリア=ハンガリー帝国の軍人テオドール・エードラー・フォン・レルヒ少佐が、新潟県の高田師団でスキー指導を行ったことに始まり[5][6]、翌年に小樽高等商業学校(現在の小樽商科大学)校長となる苫米地英俊が、高田からスキー3台を持ち帰ったことが小樽におけるスキーの始まりとなった[5][6]1923年大正12年)に天狗山において初の『全日本スキー選手権大会』を開催し、1927年昭和2年)にジャンプ台「天狗山シャンツェ」を建設[5]、戦後には『国民体育大会冬季大会』スキー競技の会場となるなど[7][8][9][10]、小樽天狗山は各種スキー競技の開催地となった。

天狗山は営林局が所有しており、当初は小樽市スキー場を開発・管理していた。1952年(昭和27年)に『第7回国民体育大会』開催に伴って北海道内で初めてリフトを設置し、1959年(昭和34年)に山頂までリフトを延長した[5]1961年(昭和36年)に「A級国設スキー場」(国際大会が可能なスキー場)に指定され[5]1967年(昭和42年)には天狗山シャンツェに90 m級のジャンプ台が完成した[11]1978年(昭和53年)に北海道中央バスがスキー場を取得し[5]、「小樽天狗山ロープウエイ」などを設置して天狗山の観光開発に乗り出した[12]。なお、老朽化していた天狗山シャンツェは、1999年平成11年)に大雪の影響によって倒壊したため、撤去した[13]

施設

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コース

  • 初級
    • ファミリーコース:滑走距離400m、最大斜度16度、平均斜度11度。[14]
  • 中級
    • ロングラインコース:滑走距離1,247m、最大斜度23度、平均斜度13度。[15]
    • バンビコース:滑走距離270m、最大斜度22度、平均斜度19度。[16]
  • 上級
    • 旧コース:全日本スキー連盟(SAJ)公認コース。滑走距離947m、最大斜度38度、平均斜度17度。[17]かつては中級コースに分類されていた。
    • 新コース:滑走距離963m、最大斜度40度、平均斜度19度。[18]
    • ダイナミックコース:現在は廃止。現在の天狗山第2展望台の下の斜面。
    • ジャイアントコース:現在は廃止。現在の天狗桜展望台の下の斜面。

索道

  • ロープウェイ(小樽天狗山ロープウエイ
  • パノラマリフト:1993年に第1リフトを撤去した場所に新たに設置された。第1リフトよりも距離が延長され、山頂停留場は山頂ファミリーリフトの山頂停留場の隣に設置されている。
  • 山頂ファミリーリフト:1979年にロープウェイの設置とファミリーコースの新規開設に合わせて設置された。

索道(過去の施設)

  • 第1リフト(市営リフト):1952年に完成し、1959年に延長して758mとなった。1979年に北海道中央バスに譲渡された。[19]山麓停留場はパノラマリフトと同じ位置に設置されており、山頂停留場は新コースと旧コースの間のコース始点に位置した。 パラレルリフト稼働後はC線と呼称されていた。
  • 第2リフト(スカイウェーリフト):1965年に完成し、当初は民営であったが1974年に市営となった。[20]現在のロープウエイの位置に架けられていたが、ロープウェイの建設に伴い撤去された。
  • パラレルリフトA線:1980年に第1リフトの隣に設置された。山麓停留場、山頂停留場とも第1リフトとほぼ同じ位置に設置されていた。 パノラマリフトの稼働に伴い撤去された。
  • パラレルリフトB線:建設当初、山頂停留場はA線と同じ位置に設置されていたが、後に新コース中腹の位置に移設、短縮された。

その他

  • ロープウェイチケット売場・スキー場事務所
  • 山頂展望台・山頂展望レストランてんぐ
  • レストラン天狗亭:ロープウェイ山麓駅隣のレストラン。小樽テングヤマスノースクールが入居する。 旧てんぐ山荘。
  • 小樽天狗山 本館:旧天狗山ユースホステル
  • 小樽天狗山 山麓館:旧天狗山トレーニングハウス。天狗山トレーニングハウス時代には第35回国民体育大会のスキー競技の大会本部として利用された。 天狗山トレーニングハウスは小樽市の所有であったが、民間企業に売却され[21]現在に至る。
  • しらかばハウス:パノラマリフト山麓停留所近くの無料休憩所。2階に全日本スキー連盟(SAJ)公認小樽天狗山スキー学校[22]が入居する。
  • ヴィラ・マウンテング
  • ザ・グラス・スタジオ イン オタル
  • カモメハウス:バンビコース中腹にあった食堂施設。高圧線鉄塔が建っているあたりに存在した。天狗山ロープウエイ、てんぐ山荘の建設時期に取り壊された。

関連する施設

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2022年7月15日赤井川村DMO(観光地域づくり法人)候補法人の赤井川村国際リゾート推進協会によってウイングベイ小樽内に「小樽・きたしりべし スキー&アドベンチャーセンター」が開設された。センターには赤井川村のキロロリゾートのほかにスノークルーズ・オーンズ、小樽天狗山スキー場、朝里川温泉スキー場が参加し、小樽市内の宿泊者に向けて、各スキー場を「一つのリゾート」として周遊してもらうことを目的に各スキー場のリフト券販売やスキー・スノーボード用具レンタルを行っている[23][24][25]

イベント

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アクセス・駐車場

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脚注

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注釈

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  1. 現在の法人は2代目。2024年2月20日、中央バス観光として設立し[1][2]、同年4月1日、社名変更[1]。初代法人は2024年4月1日、中央バスニセコ観光開発に社名変更し[3]、現在はニセコアンヌプリ国際スキー場の運営を行っている[4]

出典

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  1. 1 2 中央バス観光開発株式会社の情報|国税庁法人番号公表サイト”. www.houjin-bangou.nta.go.jp. 2024年9月14日閲覧。
  2. 会社の理念”. 2024年9月15日閲覧。
  3. 中央バスニセコ観光開発株式会社の情報|国税庁法人番号公表サイト”. www.houjin-bangou.nta.go.jp. 2024年9月14日閲覧。
  4. 会社概要 | ニセコアンヌプリ・オフィシャルサイト 大好きなニセコで遊び尽くす北海道。きっと、忘れられない夏になる。”. annupuri.info. 2024年9月15日閲覧。
  5. 1 2 3 4 5 6 地域資源活用ビジネス (22).
  6. 1 2 スキー発祥100周年 天狗山で早朝「ファーストラン」”. 小樽ジャーナル. 小樽ジャーナル社 (2011年1月7日). 2019年3月18日閲覧。
  7. 第7回大会(昭和27年・1952年開催)”. 日本スポーツ協会. 2019年3月18日閲覧。
  8. 第17回大会(昭和37年・1962年開催)”. 日本スポーツ協会. 2019年3月18日閲覧。
  9. 第35回大会(昭和55年・1980年開催)”. 日本スポーツ協会. 2019年3月18日閲覧。
  10. 第54回大会(平成11年・1999年開催)”. 日本スポーツ協会. 2019年3月18日閲覧。
  11. 天狗山”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1967年12月28日). 2019年3月18日閲覧。
  12. 沿革”. 北海道中央バス. 2019年3月18日閲覧。
  13. 天狗山シャンツェ倒壊*ジャンプ王国の象徴 大雪に泣く*撤去決める*小樽市”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (1999年4月14日). 2019年3月18日閲覧。
  14. ファミリーコース - 【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場|北海道三大夜景 (2023年2月27日). 2024年7月28日閲覧。
  15. ロングラインコース - 【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場|北海道三大夜景 (2023年2月27日). 2024年7月28日閲覧。
  16. バンビコース - 【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場|北海道三大夜景 (2023年2月27日). 2024年7月28日閲覧。
  17. 旧コース - 【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場|北海道三大夜景 (2023年2月27日). 2024年7月28日閲覧。
  18. 新コース - 【公式】小樽天狗山ロープウェイ/スキー場|北海道三大夜景 (2023年2月27日). 2024年7月28日閲覧。
  19. 小樽スキー連盟”. otaru-ski-association.com. 2024年7月28日閲覧。
  20. 小樽スキー連盟”. otaru-ski-association.com. 2024年7月28日閲覧。
  21. 小樽市議会会議録 総務常任委員会 (平成9年12月19日)| 小樽市”. www.city.otaru.lg.jp. 小樽市. 2024年7月28日閲覧。
  22. 天狗山スキー学校”. tenguyama-ss.sakura.ne.jp. 2024年7月28日閲覧。
  23. “4スキー場「はしご」して 赤井川の国際リゾート推進協 小樽に観光拠点 用具レンタル、リフト券販売”. 北海道新聞: p. 11. (2022年7月14日) {{cite news}}: |access-date=を指定する場合、|url=も指定してください。 (説明)
  24. 小樽・きたしりべし スキー&アドベンチャーセンター (2022年7月7日). 小樽・きたしりべし スキー&アドベンチャーセンター 公式ウェブサイト”. 赤井川村国際リゾート推進協会. 2022年7月22日閲覧。
  25. キロロリゾート (2022年6月28日). ニュース&イベント 小樽・きたしりべし スキー&アドベンチャーセンター 7月15日にウイングベイ小樽にオープン!”. キロロリゾート. 2022年7月22日閲覧。
  26. 小樽ゆき物語・余市ゆき物語”. 2019年3月18日閲覧。

参考資料

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関連項目

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外部リンク

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