小林陽広

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こばやし あきひろ
小林 陽広
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 群馬県高崎市
生年月日 (1981-07-03) 1981年7月3日(41歳)
血液型 A型[要出典]
最終学歴 慶應義塾大学理工学部
勤務局 NHK福井放送局
職歴 福島長崎高松東京アナウンス室宇都宮→東京アナウンス室→福井
活動期間 2006年 -
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照

小林 陽広(こばやし あきひろ、1981年7月3日 - )は、NHKアナウンサー

人物[編集]

群馬県高崎市出身。群馬県立高崎高等学校慶應義塾大学理工学部卒業後、2006年4月入局[1]

大相撲中継を中心に、主にスポーツ中継を担当している。

アナウンス技術は的確で、特に相撲中継での実況に対する評価は非常に高い。

エピソード[編集]

  • 高校野球の中継では、2013年に「遠軽対いわき海星」という史上初の21世紀枠出場校同士の対戦をラジオ第1で実況。“タオル回し”の応援で甲子園が異様な雰囲気となった2016年夏の「東邦対八戸学院光星」や、甲子園史上最大タイ、8点差からの逆転劇となった2014年夏の「大垣日大対藤代」なども担当した。
  • 高松局時代には、香川県内向けの放送としてカマタマーレ讃岐香川オリーブガイナーズの試合の実況も不定期に担当していた。
  • 長崎局、高松局時代には非常に厭世的かつ暗い内容のブログを公開していた。一部に熱烈なファンを持っていたが寡筆(「面倒くさいから」と説明していた)であり、約2年半ぶりに更新した際は、twitterのNHK高松公式アカウントで予告がなされた程[2]。競馬では、圧倒的人気となったハープスターが敗れた2014年オークスや、アーモンドアイが世界レコードで圧勝した2018年のジャパンカップなどを実況した。
  • 2020年初場所千秋楽で幕内初優勝を果たした、幕尻(前頭西17枚目)・德勝龍の優勝インタビューを担当。德勝龍が「自分なんかが優勝して、良いんでしょうか?」の質問に、小林アナは「もう皆さんですね、結びの一番の大関(貴景勝)戦。あの相撲内容を見ればもう、納得の優勝だと思います!」等とのやり取りで観客の笑いを誘い、さらに初場所中に急逝した大学時代の恩師・伊東勝人監督の話で、德勝龍が思わず言葉に詰まり涙が溢れる等、その絶妙な会話のインタビューが話題となる。元横綱でNHK専属相撲解説者・北の富士を始め、視聴者からも絶賛の声が相次いでいた[3][4]
  • 大相撲2022年9月場所4日目の幕内の取組で宇良宝富士伝え反りを決めた際は、アナウンサー泣かせの状況と思われた中で、瞬時かつ的確に「脇の下をくぐったので、伝え反りを取るでしょうか。勝ったのは宇良です」と補足した[5]
  • 2022年10月に2度目の東京アナウンス室に出戻りとなる。高栁秀平の2022年9月30日での退職に伴い、高栁の後任として、急遽配属更迭となった。その後はラジオニュースや地方局へ出張してローカルニュースを担当することが多かった(詳細後述)。
  • 2023年度からは、福井放送局へ異動し、夕方ニュース『ニュースザウルスふくい』のキャスターを大谷舞風と隔週交代で務めている。

現在の担当番組[編集]

過去の担当番組[編集]

福島放送局時代(2006年度 - 2009年度)
長崎放送局時代(2010年度 - 2013年度)
高松放送局時代(2014年度 - 2017年度)
東京アナウンス室 1度目(2018年度 - 2020年6月)


宇都宮放送局時代(2020年7月 - 2022年9月)
  • とちぎ630(キャスター:2020年9月7日 - 2022年9月末)
  • 各種スポーツ中継 - 相撲中継など
東京アナウンス室 2度目(2022年10月 - 2023年3月)
  • ニュース
    • NHKラジオニュース(2022年10月 - 2023年3月)
      • 火曜日と木曜日の日勤、金曜日の夜勤を担当することが多かった。
    • NHKきょうのニュース - ラジオ第1(谷地健吾の代理キャスター:2023年1月8日、9日)
    • 地方局への出張(2022年10月 - 2023年3月)
福井放送局時代(2023年度 - )

競馬GI実況履歴[編集]

同期のアナウンサー[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

先代
五十嵐椋
ニュースザウルスふくい 8代目メインキャスター
 小林陽広大谷舞風と隔週で担当)2023年4月3日 -
次代