小林慶一郎

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小林 慶一郎
生誕 1966年(53 - 54歳)
国籍 日本の旗 日本
研究機関 東京財団政策研究所
研究分野 マクロ経済学、経済動学、金融
母校 東京大学学士修士
シカゴ大学Ph.D
受賞 日経・経済図書文化賞(2001年)
大佛次郎論壇賞奨励賞(2002年)
情報 - IDEAS/RePEc
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小林 慶一郎(こばやし けいいちろう、1966年 - )は、日本経済学者。専門はマクロ経済学、経済動学、金融論。東京財団政策研究所研究主幹

人物[編集]

シカゴ大学大学院博士課程修了[1]。シカゴ大学での指導教官はロバート・ルーカス

「オオカミ少年と言われても毎年1冊は財政危機の本を出していくつもりです」[2]と述べている。

ハーバード大学カーメン・ラインハート教授とケネス・ロゴフ教授たちが2010年に発表したが、2013年に誤りであることが判明し、著者たちも誤りを認めていた事実が、すでに世界的に知られている、政府債務残高が大きくなると経済成長に悪影響を与えるようになることを実証したとされる論文を、『財政破綻後 危機のシナリオ分析』(日本経済新聞出版社)において、2018年という時点で無批判に、自説の根拠に引用した[3]

2020年3月、新型コロナは長期的に産業構造の転換をもたらすと強調。急激に業績が悪化した企業への支援とともに、廃業や倒産を促す政策も組み合わせることが必要だと訴えた提言を複数の他経済学者らと共同でまとめた[4][5]

略歴[編集]

学歴[編集]

職歴[編集]

著作とメディア[編集]

主な著作物[編集]

  • 『財政と民主主義 ポピュリズムは債務危機への道か』(共著、日本経済新聞出版社
  • 「バランスシート不況のマクロ経済論」(所収:吉川洋+通商産業研究所編集委員会編『マクロ経済政策の課題と争点』東洋経済新報社
  • 「問題先送りによる長期経済停滞」(深尾光洋、吉川洋編『ゼロ金利と日本経済』日本経済新聞社所収)
  • 『日本経済の罠 - なぜ日本は長期低迷を抜け出せないのか』(共著、日本経済新聞社)
  • 『バランスシート再建の経済学』(共編)東洋経済新報社
  • 『逃避の代償 ― 物価下落と経済危機の解明』日本経済新聞社
  • 『経済ニュースの読み方』朝日新聞社
  • The Division of Labor, the Extent of the Market, and Economic Growth (Ph.D. Dissertation, University of Chicago)

主なコラムと掲載[編集]

出演番組[編集]

受賞歴[編集]

脚注・出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ フェロー経歴 RIETI、2014年3月14日閲覧。
  2. ^ 財政再建は誰が担うか」『日本経済新聞』、2018年5月17日。
  3. ^ 朴勝俊・シェブテイル『財政破綻論の誤り』青灯社2020年、pp.129-pp.132
  4. ^ オンライン化で新型コロナ感染抑止を、経済学者が提言” (日本語). 日本経済新聞 (2020年3月18日). 2020年6月5日閲覧。
  5. ^ その他 マクロ経済・経済政策 March 17, 2020 【経済学者による緊急提言】新型コロナウイルス対策をどのように進めるか? ―株価対策、生活支援の給付・融資、社会のオンライン化による感染抑止―東京財団政策研究所
  6. ^ [1]一橋大学、2013年3月小黒一正准教授(財務省)、稲垣誠一教授(厚生労働省)、西沢和彦特任講師(日本総合研究所)とともに退任
  7. ^ a b 「小林 慶一郎」経済産業研究所
  8. ^ 「新型コロナウイルス感染症対策分科会(第1回)」首相官邸

外部リンク[編集]