小林和幸
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人物情報 | |
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生誕 |
1961年??月??日 日本長野県 |
出身校 | 青山学院大学 |
学問 | |
研究分野 | 歴史学(日本近現代史) |
研究機関 | 駒澤大学、青山学院大学 |
学位 | 博士 |
小林 和幸(こばやし かずゆき、1961年 - )は、日本の歴史学者。青山学院大学文学部教授。専門は日本近代史。
経歴
[編集]1961年、長野県生まれ。長野県上田高等学校を経て、青山学院大学文学部史学科で学ぶ。1984年に同大学を卒業し、青山学院大学大学院文学研究科史学専攻に進んだ。学部・大学院では沼田哲の指導を受けた。1989年、博士後期課程退学。
卒業後は、青山学院大学文学部助手となった。宮内庁書陵部主任研究官。1999年に駒澤大学文学部講師、2000年に助教授昇進。2007年、青山学院大学文学部教授となり、現職[1]。
研究内容・業績
[編集]- 専門は日本近代史、特に幕末・明治維新期から昭和戦前期の政治史および思想史。
著作
[編集]編著
[編集]- (岩壁義光・広瀬順晧)『史料で透視する近代日本 歴史資料解読入門』(ゆまに書房、2004年)
- 『近現代日本選択の瞬間』(有志舎、2016年)
- 『明治史講義 テーマ篇』(ちくま新書、2018年)
- 『明治史研究の最前線』(筑摩選書、2020年)
- 『東京10大学の150年史』(筑摩選書、2023年)
- 『葛藤と模索の明治』(有志舎、2023年)
刊行史料
[編集]- (波多野澄雄ほか全5名)『侍従武官 奈良武次日記・回想録』全4巻(柏書房、2000年、新版2012年)
- 『伊藤博文文書 影印』(伊藤博文文書研究会監修、ゆまに書房、2011年)、編・解題に参与
- (尚友倶楽部史料調査室)『幸倶楽部沿革日誌』(芙蓉書房出版「尚友ブックレット」、2013年)
- 『貴族院関係者談話筆記』(芙蓉書房出版、2024年)、尚友倶楽部共編
論文
[編集]※単著に収録されたものは除く。
雑誌論文
[編集]- 「谷干城の議会開設後における対外観・外交論」(『駒沢史学』57号、2001年)
- 「初期貴族院における「対外硬派」について」(『駒澤大學文學部研究紀要』62号、2004年)
- 「谷干城の慶応三年」(『駒沢史学』64号、2005年)
単行本所収論文
[編集]- 「明治初年の谷干城 谷干城における「輔弼」のかたち」(沼田哲)『明治天皇と政治家群像 近代国家形成の推進者たち(吉川弘文館、2002年)
- 「初期貴族院多額納税者議員の政治的位置づけ」(犬塚孝明)『明治国家の政策と思想』(吉川弘文館、2005年)
- 「近代初期の日本官僚制」(平田雅博・小名康之)『世界史のなかの帝国と官僚』(山川出版社、2009年)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 小林和幸 - researchmap
- 小林和幸 - J-GLOBAL
- 小林和幸 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 小林 和幸 青山学院大学 教員情報