小山雄輝

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小山 雄輝
東北楽天ゴールデンイーグルス #63
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 愛知県知多市
生年月日 (1988-12-05) 1988年12月5日(29歳)
身長
体重
187 cm
82 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 ドラフト4位
初出場 2011年4月30日
年俸 1,900万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

小山 雄輝(こやま ゆうき、1988年12月5日 - )は、愛知県知多市出身のプロ野球選手投手)。右投右打。東北楽天ゴールデンイーグルスに所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

大府高時代は1年夏からベンチ入りするも甲子園出場は無し。

天理大学では2年次の春に遊撃手コンバートされるが、同年夏に就任した中村良二監督の下で投手とし再起。3年次の春は抑えとして一部リーグ復帰に貢献。4年次には中村監督が招いた山崎慎太郎臨時コーチと投球フォーム改造に取り組み、エースとして初のベストナインに輝いた[2]

本格派の右腕として巨人阪神広島など複数球団の注目を集め[3][4]2010年プロ野球ドラフト会議にて読売ジャイアンツから4位指名を受ける。天理大からは初のドラフト指名選手となった[5]。11月に契約金4500万円、年俸720万円で仮契約し、背番号は94に決まった[6]

巨人時代[編集]

2011年4月29日に一軍初昇格。翌4月30日横浜ベイスターズ戦でプロ初登板し、先発として4回を2失点に抑える[7]。5月7日の中日戦で二度目の先発登板をするも、5回途中に1失点で降板し勝敗つかず[8]。三度目の先発となった5月14日の広島戦でも5回をもたずにマウンドを降りた[9]。翌日に一軍登録を抹消され、残りのシーズンはファームで過ごした。最終的に3試合に先発して勝敗は付かなかった。

2012年春先に「第二の二軍」を経験した後[10]イースタン・リーグで先発投手として防御率1点台後半と成長を見せる[11]。先発して初めて5イニングを投げきった8月8日の阪神戦では勝敗がつかなかったが[12]、8月31日の横浜戦で7回を3安打無失点に抑え、通算7度目の先発にしてプロ入り初勝利を挙げた[13]。最終的に10試合で2勝2敗・防御率1.87と安定した成績を残した。11月に開催されたアジアシリーズでは初戦のパース・ヒート戦に先発し、6回途中1失点で勝負はつかなかった。

2013年7月14日中日戦でシーズン初先発し、6回1失点と好投したが勝ち星は挙げられなかった[14]。ローテーションの谷間で5回の先発機会を得て、全体でも10試合に登板したがこの年は勝ち星は挙げられなかった。ポストシーズンは中継ぎ要員としてベンチ入り。日本シリーズ第3戦では序盤にノックアウトされた先発の杉内俊哉に代わって登板し、3回1/3を無失点に抑えた。

2014年5月に初登板初勝利を挙げると、6月8日の千葉ロッテマリーンズ戦ではプロ初完投勝利[15] を挙げるなど交流戦で3勝を挙げチームの交流戦優勝に貢献する。そのままシーズン最後まで先発ローテーション入りし自己最多の16試合に登板し6勝をマークした。主催ゲームでは負けなしだったがクライマックスシリーズはチームが3連敗を喫して後がなくなった第4戦に先発したが、初回にマット・マートンに3ラン本塁打福留孝介にソロ本塁打を浴びて4失点、2回も西岡剛に2ラン本塁打を浴び、2回途中6失点でKOされてしまった。そしてそのままチームは敗れクライマックスシリーズ敗退となった[16]。オフの11月7日に、「日本プロ野球80周年記念試合」の阪神・巨人連合に阪神の梅野隆太郎と共に追加メンバーとして選出された[17]

2015年は飛躍を期待された年であったが、登板機会は限定され登板内容も悪くわずか7試合しか登板できず2年ぶりの一軍未勝利で終わった。

2016年一軍登板では初の先発無しの僅か9試合に留まったが、二軍では抑えにも起用され4セーブを挙げた[18]。12月4日、東北楽天ゴールデンイーグルス柿澤貴裕との交換トレードに合意したことが発表された[19]

楽天時代[編集]

2017年4月1日のオリックス・バファローズ戦に登板するも、1回2失点。それ以降も4月5日の福岡ソフトバンクホークス戦では2回5失点、4月26日のロッテ戦では0 2/3回を投げ1失点と安定せず5月15日に登録抹消。5月21日に一軍登録され、2試合を投げ無失点も6月2日に登録抹消され、それ以降の一軍登録はなかった。

選手としての特徴[編集]

長身からオーバースローで投げ下ろす最速150km/hのストレートを軸とし、カーブで緩急をつけ、フォークを決め球とする[20]。フォークは、カウントを取るスプリット系と握りが深い決め球になるフォークと2種類を投げ分ける[21]。2013年のオフにはカットボールを習得し、春季キャンプでは同年にFA移籍してきた大竹寛からシュートを伝授された[21]。2016年の秋季キャンプでは新たにチェンジアップも挑戦した。

スパイクには、人に感謝する気持ちを忘れないようにと、右足には父、左足には母の名前から一文字ずつ取った漢字が刺しゅうされている。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2011 巨人 3 3 0 0 0 0 0 0 0 .000 59 13.0 14 0 7 0 1 8 0 0 5 5 3.46 1.62
2012 10 6 0 0 0 2 2 0 1 .500 168 43.1 29 1 11 0 0 28 3 0 11 9 1.87 0.92
2013 10 5 0 0 0 0 2 0 1 .000 150 35.0 34 4 15 0 1 31 4 0 17 15 3.86 1.40
2014 16 15 1 0 0 6 2 0 0 .750 390 93.1 85 7 28 2 3 71 5 0 27 25 2.41 1.21
2015 7 2 0 0 0 0 1 1 2 .000 68 15.2 18 2 7 0 0 10 2 0 7 7 4.02 1.64
2016 9 0 0 0 0 0 1 0 1 .000 58 13.0 15 1 5 1 0 12 0 0 7 7 4.85 1.54
2017 楽天 5 0 0 0 0 0 0 0 0 .--- 32 5.2 11 0 5 0 1 4 0 0 8 7 11.12 2.82
通算:7年 59 31 1 0 0 8 8 1 5 .500 925 219.0 206 15 78 3 6 164 14 0 82 75 3.08 1.30
  • 2017年度シーズン終了時

表彰[編集]

記録[編集]

投手記録
打撃記録
  • 初安打:2012年8月31日、対横浜DeNAベイスターズ17回戦(東京ドーム)、5回裏に国吉佑樹から中前安打
  • 初打点:2016年6月18日、対千葉ロッテマリーンズ2回戦(東京ドーム)、2回裏にジェイソン・スタンリッジから中前適時打

背番号[編集]

  • 94 (2011年 - 2012年)
  • 59 (2013年 - 2016年)
  • 63 (2017年 - )

登場曲[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 楽天 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2018年5月22日閲覧。
  2. ^ まだまだ続く豊作の“斎藤世代”。巨人の秘密兵器、小山雄輝の反骨心。(1/4) Number Web 2012年9月12日
  3. ^ 広島「岸2世」天理大・小山を上位指名へ nikkansports.com 2010年10月15日
  4. ^ 天理大・小山1失点完投!初勝ち点 阪神大学野球 sponichi annex 2010年10月14日
  5. ^ 巨人4位小山は天理大から初/ドラフト nikkansports.com 2010年10月29日
  6. ^ 【巨人】4位小山仮契約、背番号「94」 nikkansports.com 2010年11月13日
  7. ^ “坂本世代”ドラ4小山、初先発も4回2失点 nikkansports.com 2011年5月1日
  8. ^ 【巨人】ドラ4小山プロ初勝利ならず nikkansports.com 2011年5月7日
  9. ^ 【巨人】小山「あと2アウト」で初勝利… nikkansports.com 2011年5月14日
  10. ^ 事実上の3軍も経験…小山 7度目先発で念願初勝利 スポニチ 2012年9月1日
  11. ^ まだまだ続く豊作の“斎藤世代”。巨人の秘密兵器、小山雄輝の反骨心。(3/4) Number Web 2012年9月12日
  12. ^ 【ブレーク寸前 この無名選手の正体】元近鉄選手2人が育てた「いてまえ」投手 ゲンダイネット 2012年8月9日
  13. ^ 2年目右腕・小山でかした!!7回0封プロ初勝利!! スポーツ報知 2012年9月1日付記事
  14. ^ 【巨人】小山初先発6回1失点も「失投」 nikkansports.com 2013年7月14日
  15. ^ 小山、プロ入り初完投勝利に「長く感じました」 スポーツニッポン 2014年6月8日
  16. ^ 小山まさかの3発被弾・・・初のCS先発で2回途中6失点KO SponichiAnnex
  17. ^ 巨神連合軍に小山、梅野ら追加 日米野球
  18. ^ 楽天移籍の小山 先発でも中継ぎでも「言われたところで」スポニチアネックス 2016年12月7日掲載
  19. ^ 巨人・小山と楽天・柿沢 交換トレード 両球団の思惑一致スポニチアネックス 2016年12月5日掲載
  20. ^ 巨人今季5人目プロ初勝利 2年目の小山 nikkansports.com 2012年9月1日
  21. ^ a b 小山 621日ぶり白星!スパイクに刻んだ両親への「感謝」”. スポニチ Sponichi Annex (2014年5月26日). 2014年8月30日閲覧。
  22. ^ 巨人・小山、アットホームヒーロー賞に「また選んでいただけるように…」”. SANSPO.COM (2016年7月16日). 2017年7月24日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]