小出祐介

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小出 祐介
出生名 小出 祐介
生誕 (1984-12-09) 1984年12月9日(32歳)
出身地 日本の旗 日本東京都江戸川区
学歴 東海大学中退
ジャンル ロック
担当楽器 ボーカル
ギター
活動期間 2002年 -
レーベル EMI Records(2006年 - )
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
共同作業者 Base Ball Bear(2001年 - )

小出 祐介(こいで ゆうすけ、1984年12月9日 - )は、日本のミュージシャンロックバンドBase Ball Bearのリーダーで、ボーカルギター、および楽曲の作詞・作曲を担当。東京都江戸川区出身。愛称は「コイちゃん」、「こいちゃん」「こいさん」など。

来歴[編集]

東海大学付属浦安中学校(現・東海大学付属浦安高等学校中等部)に入学。中学1年の時、かつてフォークバンドを組んでいた父親のアコースティックギターを借りて弾きはじめる。その後、父親から「ギターをやるならこれくらいできないと」と貰ったディープ・パープルの「ライヴ・イン・ジャパン」を聞き、エレキギターを購入[1]

同学年の湯浅将平(G.、2016年3月脱退)、1年後輩の関根史織(B.)、高校(東海大学付属浦安高等学校)から入学(小出・湯浅と同学年)した堀之内大介(Dr.)とバンドを組み、高校2年(2001年)の学園祭でライブを行う。このライブをきっかけに2002年に4人でバンドを本格的に結成。東芝EMI(現ユニバーサルミュージック)に送ったデモテープがディレクターの加茂啓太郎の耳に止まり、Base Ball Bearとしてデビューすることになる。

2006年夏、Base Ball Bearのメジャー1stアルバム『C』完成後、後に師匠として尊敬することになる玉井健二と出会い、半年余りの間、玉井から直接楽曲の構造を教わったり、ボイストレーニングを受けたり、agehaspringsのアレンジャーと共にプリプロに参加するなど、徹底的に楽曲作りのレクチャーを受ける[2][3]。この経験が、タイアップ曲や他アーティストへの楽曲提供にも繋がることになる。

人物・エピソード[編集]

中学1年の学園祭をきっかけに友達が一人もいなくなり、バスケットボール部を退部して帰宅部になる。それから中高を通じて、「小出はイヤな奴」「小出はハブられてた」みたいな通奏低音があったと感じていた。それが、高校3年の時に学校以外の場で認められるようになってからは、周囲に対する怒りや憎悪に転じたという[4]

中学生の頃、家での習慣のひとつが漫画「BOYS BE…」を音読することであった。ラジオ番組で他の出演者を巻き込んで、ラジオドラマ風に朗読を行ったこともある(2010年8月9日放送「Base Ball Bear「ほんとにあった!ベボベのラジオ」」(TOKYO FM[5]、2015年9月5日放送「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」(以下「タマフル」、TBSラジオ[6])。

高校進学前後にはラッパーになりたいと思った時期もあり、Base Ball BearになってからもリスペクトするRHYMESTERにコラボレーションのオファーを出していた[7]。 2013年1月に共演した宇多丸と意気投合、2013年2月16日放送の「タマフル」に「良質なアイドルソング特集 by Base Ball Bear小出祐介」で初出演。以来、「タマフル」にゲスト出演を重ねるとともに、同年6月にリリースされた3rdミニアルバム「THE CUT」の表題曲「The Cut」にRHYMESTERがゲストヴォーカルとして参加している。

「タマフル」や小出がMCを務める「真夜中のニャーゴ」(ホウドウキョク24)では、CDプロモーション期間中であっても極力自分のバンドの話をしないことを信条としている。「真夜中のニャーゴ」でBase Ball Bearの結成前夜の話を2週(2015年8月31日、9月7日放送)にわたり行ったが、非常に多忙なための緊急手段であり、甚だ不本意であると8月31日放送の冒頭[8]で釈明している。

バカリズム(升野英知)を中心とする「升野軍団」(升野、小出、夢眠ねむ土岐麻子ハマ・オカモト福岡晃子)の一員である[9]。小出は升野が作詞したオリジナル曲「AVを見た本数は経験人数に入れてもいい」(CD未発売)の作曲を担当している[10]

映画[編集]

高校進学直後、バンドを組めなかった頃は映画監督を目指して、映画を見まくっていた時期がある[7]。プライベートでミュージシャン仲間と映画を見る「映画部」活動を行っており、部長を務める。2014年から「DAILY MUSIC」(終了に伴い「M-ON! MUSIC」に移行)で「みんなの映画部」(レギュラーは小出、ハマ・オカモト、オカモトレイジ(OKAMOTO'S)、福岡晃子)の連載を開始[11]

特に日本のホラー映画については造詣が深く、2015年の「映画部」新年会では、他の部員にホラー映画のDVDやBlu-rayを6時間以上見せて延々と薀蓄を語り、福岡が「ホラハラ(ホラー・ハラスメント)」とこぼすほどであった[12]。また、2015年8月24日放送「真夜中のニャーゴ」では、振付師の竹中夏海をゲストに呼んだものの、竹中の本職であるアイドルの振り付けについてではなく、かつて竹中が子役時代に出演した映画「学校の怪談2」についての特集であった[13]

オリジナルビデオ「ほんとにあった! 呪いのビデオ」の大ファンで、「タマフル」にて特集(2013年12月7日放送[14])を行ったり、ニコニコ生放送で7時間にわたって『Base Ball Bear小出祐介と「ほんとにあった!呪いのビデオ」を一緒にみよう』(2015年8月29日 - 30日[15])企画を実施。 さらに「真夜中のニャーゴ」では、同シリーズの構成・演出を務めた中村義洋白石晃士をゲストに迎えている。

アイドル[編集]

B.L.T.」(東京ニュース通信社)に連載のタイトル「完全在宅主義者」が示すように、元来アイドルのライブには足を運ばない在宅派であった[16]が、2015年にはBerryz工房のラストライブや「真夜中のニャーゴ」で特集したTOKYO IDOL FESTIVALなどを観に行っている。

特にハロー!プロジェクトについて造詣が深く、2014年にはコンピレーションアルバムハロー!プロジェクトの全曲から集めちゃいました! Vol.4」の選曲も担当している。中でもBerryz工房については、Base Ball Bearの3rdアルバム「(WHAT IS THE)LOVE & POP?」のTVCMに熊井友理奈を起用したり、「タマフル」で嗣永桃子の凄さを力説した特集(2013年6月29日放送[17])を組んだこともある。無期限活動休止の報を聞いた時には、その場に居合わせた奥田民生にBerryz工房の楽曲を聞かせまくったとのこと[18]。ただし、推しメン(小出曰く「神」)は矢島舞美℃-ute)である[16]

2012年3・4月号の「完全在宅主義者」で初対面を果たした前山田健一(ヒャダイン)[19]とは、「ぼくらのfrai awei」(Base Ball Bearのミニアルバム「初恋」収録)を共作したり、「ヒャダインの"ガルポプ!"」(NHK-FM)で年2回のスペシャル放送の際には南波一海とともにスペシャルゲストとして出演し、おすすめのアイドル楽曲を紹介している。

2015年のベストアルバムは、3776の『3776を聴かない理由があるとすれば』であると述べている。

小出が所属するソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)初のアイドルグループ・アイドルネッサンスは、小出の存在がグループの成立に関与している。2013年にプロジェクトが発足した当初、SMAで最もアイドルに詳しいアーティストとして、当時SMA会長だった原田公一から直々にアドバイスを求められている。但し、その時は「(今からアイドルグループを始めるのは)遅いからやめたほうがいい」と答えたという[20][21]。しかし、水面下でプロジェクトは進行しており、候補生が小出が作詞・作曲したBase Ball Bearの「17才」を歌っているのを聴いて、SMA所属アーティストの名曲を歌う「名曲ルネッサンス」というグループのコンセプトが生まれたという[21]。また、2017年春に小出の書き下ろしによる同グループ初のオリジナル曲をリリースする予定である[22]

作品[編集]

CD[編集]

楽曲提供[編集]

書籍[編集]

使用機材[編集]

  • フェンダーUSAのテレキャスターや、ギブソン・レスポール・スペシャル・ダブルカッタウェイを使用。メインで使っていたテレキャスターはシングルコイルからハムバッキングに改造。サブギターとして使用していたフェンダーUSAのテレキャスターは、中学校3年生から使用していた。最近では、フェンダーカスタムショップのテレキャスターなど様々なテレキャスターを使用している。アンプフェンダー・ツインリヴァーブやZinkyのものを使用。

出演[編集]

テレビ[編集]

(現在出演している番組はなし)

ラジオ[編集]

過去の出演[編集]

Base Ball Bearとしての出演は「Base Ball Bear」を参照

テレビ[編集]

  • アイキャラ日本テレビ、第1期:2016年1月 - 3月、第2期:2016年7月 - 10月)レギュラー
  • 真夜中のニャーゴ(ホウドウキョク、2015年4月 - 2017年3月31日)メインMC(2015年4月 - 2016年9月:月曜パーソナリティ、2016年10月 - 12月:隔週水曜出演、2017年1月 - 3月31日:不定期・水曜か木曜出演)

映画[編集]

連載[編集]

雑誌[編集]

  • OVERTURE(徳間書店)『NEW IDOL CHINEMA PARADISO』(2016年9月発売の第8号《NO.8》 - 。小出祐介と竹中夏海の連載)

Web[編集]

  • みんなの映画部(M-ON! MUSIC、2014年4月 - 。月1回・前後編に分けての連載)

過去の連載[編集]

雑誌[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Base Ball Bearの音楽に影響を与えた小出祐介のオールタイム&リアルタイムなお気に入り盤を、本人が解説!”. bounce. タワーレコード (2011年11月9日). 2016年1月5日閲覧。
  2. ^ Base Ball Bear「バンドBのベスト」&「PERFECT BLUE」インタビュー(3/7)”. 音楽ナタリー (2013年2月13日). 2016年1月5日閲覧。
  3. ^ 「それって、for 誰?」 part.1 リリース記念特別対談 Base Ball Bear小出祐介×agehasprings玉井健二対談“師弟”が再びタッグを組んだ理由は?”. Real Sound (2015年7月15日). 2016年1月5日閲覧。
  4. ^ わかりやすい言葉に飲み込まれないための抵抗 第2回 日本の音楽には同じような言葉ばかりが氾濫している”. 幻冬舎plus. 幻冬舎 (2015年9月5日). 2016年1月5日閲覧。
  5. ^ Information”. Doors. TOKYO FM. 2016年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月5日閲覧。
  6. ^ 放送後記 第439回(2015年9月5日放送)”. ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル. TBS RADIO. 2016年1月5日閲覧。
  7. ^ a b Base Ball Bear「THE CUT」特集(1/4)”. 音楽ナタリー. 2015年1月25日閲覧。
  8. ^ オープニングトーク&エクストリーム・シングル第2弾「文化祭の夜」発売記念!”. ホウドウキョク. 2016年2月1日閲覧。
  9. ^ 「私と升野さん 升野軍団 小出祐介 Base Ball Bear」『QuickJapan Vol.121』p44.
  10. ^ INTERVIEW”. YANO MUSIC FESTIVAL 2014. 2015年10月23日閲覧。
  11. ^ 音楽情報サイト『DAILY MUSIC』にて、「みんなの映画部」連載スタート!!”. ソニー・ミュージックアーティスツ (2014年4月19日). 2016年2月1日閲覧。
  12. ^ みんなの映画部 活動11「新年会スペシャル」[後編]”. M-ON! MUSIC (2015年1月30日). 2016年2月28日閲覧。
  13. ^ 竹中夏海 (2015年8月25日). “「真夜中のニャーゴ 学校の怪談2特集」ありがとうございました…”. Twitter. 2016年2月28日閲覧。
  14. ^ 放送後記 第348回(2013年12月7日放送)”. ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル. TBS RADIO. 2016年1月5日閲覧。
  15. ^ Base Ball Bear 小出祐介、『ほんとにあった!呪いのビデオ』を7時間実況”. BARKS (2015年8月21日). 2016年1月6日閲覧。
  16. ^ a b B.L.T.2016年3月号「B.L.T.アイドル放談」
  17. ^ ベボベ小出祐介、6月29日放送〈タマフル〉でBerryzももちの凄さ熱弁”. TOWER RECORDS ONLINE (2013年6月25日). 2016年1月5日閲覧。
  18. ^ Berryz工房、無期限活動停止に驚き・落胆の声続々 来春までの活動をどう見るべき?”. Real Sound (2014年8月4日). 2016年1月6日閲覧。
  19. ^ Base Ball Bear ベボベLOCKS!×「初恋」スペシャルサイト 前山田健一(ヒャダイン)×小出祐介”. ユニバーサルミュージック. 2016年1月5日閲覧。
  20. ^ 小出×南波 アイドルネッサンス話1 03/21放送分”. ホウドウキョク. フジテレビジョン. 2016年5月14日閲覧。
  21. ^ a b B.L.T.2016年4月号 p.105「完全在宅主義者」analyze(49) アイドルネッサンス A&Rディレクター 照井紀臣氏 前編
  22. ^ アイドルネッサンスが単独ライブ開催!初のオリジナル曲発売も決定”. SANSPO.COM (2016年11月6日). 2016年11月7日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]