小さな池の大きな魚効果

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

小さな池の大きな魚効果(ちいさないけのおおきなさかなこうか、:Big-fish–little-pond effect)とは、心理的効果の1つで、個人の学業レベルが同程度である場合、所属している学校の学業レベルの高低が個人の有能感に影響を与えるという現象のことである。

解説[編集]

心理学者デイビスが、論文の中で「Big-fish–little-pond」という格言を紹介したことから生まれる。その後オーストラリアの心理学者マーシュ(Herbert Marsh)が実証的かつ組織的にこの効果を検証した。

ここでこの効果の一例を紹介する。 ここにAさんBさんがいるとする。AさんとBさんは同じ学業レベルでありAさんは学業レベルの高い学校へ、BさんはAさんが通う学校ほどは学業レベルが高くない学校へ行った。 その後、どうなったかというとAさんは、周囲の優秀な人との比較で有能感が徐々に低下し、勉強に対するモチベーションが下がり成績が悪くなった。それに対しBさんは、周囲との比較で有能感が高まり、勉強に対するモチベーションが上がり成績が良くなった。 最終的にはAさんよりもBさんの方が良い成績をおさめることになったのである。

関連語[編集]

  • 鶏口となるも牛後となるなかれ