寺神戸亮

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2013

寺神戸 亮(てらかど りょう、1961年 - )は日本人のヴァイオリニスト指揮者である。ベルギーブリュッセル在住。

ボリビア生まれ。桐朋学園大学ヴァイオリン久保田良作室内楽三善晃安田謙一郎らに師事した。

在学中の1983年に日本音楽コンクールで第3位入賞。1984年、同大学を首席で卒業すると同時に東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターとして入団した。

かねてから興味を持っていたオリジナル楽器によるバロック音楽の演奏に専念するため、同楽団を1986年に休団(のちに退団)した。オランダハーグ王立音楽院に留学し、シギスヴァルト・クイケンのもとで研鑽を積んだ。ハーグ王立音楽院およびブリュッセル音楽院にて教鞭をとる。

1995年、「第1回北とぴあ国際音楽祭」で指揮者デビュー。以降、バロック・オペラ、オペラ・コミックなどを指揮している。近年はバロック・ヴァイオリンの他、バロック期に存在したヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩かけチェロ)の復元・演奏にも深くかかわっている。この楽器を用いて世界で初めて録音したJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲(全曲)で2008年度レコード・アカデミー大賞器楽曲部門を受賞した。

2015年には、東燃ゼネラル音楽賞を受賞。2016年現在、デンマーク王立音楽院教授、桐朋学園大学特任教授を務める。

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