寺林城

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寺林城(てらばやしじょう)は、岩手県花巻市中寺林に存在した日本の城

北上川中流左岸の要衝に位置[1]し、東西250m、南北250mの規模。地名の由来である弘安3年(1280年)創建の光林寺が城内の南側にあり、林を背にした寺の意味であるという。(「八幡村誌」)

沿革[編集]

築城年代は弘安2年(1279年)。光林寺の縁起によれば、河野伊予守通俊の次男、通重が城主として住したことに始まるといわれる。

天正18年(1590年)、豊臣秀吉奥州仕置のさいに、浅野六兵衛の陣屋となり、現在、土塁の一部と壕が残っている。

天正20年(1592年)の諸城破却書上には「寺林 平城 破 信直抱 代官 左 平治」とあり、破却された。

脚注[編集]

参考資料[編集]

  • 『岩手県史 第2巻 中世篇 上』 岩手県、1961年3月25日
  • 『岩手県史 第3巻 中世篇 下』 岩手県、1961年10月20日
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 『角川日本地名大辞典 3 岩手県』 角川書店1985年ISBN 4040010302
  • 児玉 幸阿・坪井 清足 『日本城郭大系 第2巻 青森・岩手・秋田』 新人物往来社1980年7月15日

関連項目[編集]