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富田暁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富田暁
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 茨城県
生年月日 (1996-12-11) 1996年12月11日(27歳)
身長 164.5cm[1]
体重 47.1kg[1]
血液型 AB型[1]
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 木原一良(栗東)(2017.3.1 - )
初免許年 2017年
免許区分 平地・障害
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富田 暁(とみた あかつき、1996年12月11日 - )は、中央競馬(JRA)・栗東トレーニングセンター騎手茨城県出身[1]

来歴

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小学校1年生から高校生になるまでサッカーを続けていたが[2]競馬好きの父親の影響で騎手について漠然とした憧れを抱いていた。高校1年時の将来について考える授業をきっかけとして競馬学校騎手課程を受験したが不合格となり、翌年に再挑戦して合格する(第33期生)。このような経歴により、中学卒業後に直接競馬学校に入学した同期よりも2歳年上である[3]

競馬学校時代は同期で唯一の乗馬未経験者であったため、技術面では相当の苦労を強いられたが[3]、無事卒業を果たす。茨城県出身であるが、同期生[4]木幡育也武藤雅横山武史という美浦関係者の血縁者が多くいたこともあり[注 1]、「人脈がまったくない状況でスタートするなら、栗東のほうがチャンスがあるのではないか」と考え、栗東所属の希望を出した[5]

2017年3月に栗東木原一良厩舎から騎手デビュー。4月22日の京都4R(3歳未勝利)でユキノタイガに騎乗して1着となり、初騎乗から43戦目で初勝利を挙げた[6]。この2か月後、ユキノタイガで京都新聞杯に騎乗し重賞初騎乗を果たす。

2018年6月には、フランスシャンティイ競馬場で行われた「ロンジン・フューチャー・レーシング・スター賞(若手騎手招待レース)」にJRA代表として参加した(結果は14頭立ての13着)[7]

2019年8月よりオーストラリアへ研修の為、渡航。

2019年8月17日ワンガラッタ競馬場5R(芝1300m)でオーストラリア初騎乗初勝利[8]

2020年4月オーストラリアより帰国。長期滞在の予定だったがコロナ禍の為、約9か月の滞在となった[9]

2020年の菊花賞でターキッシュパレスに騎乗しGI初騎乗を果たす。

2022年1月8日、中京4Rをカネトシブルームで勝利してJRA通算100勝を達成した[10]

2023年9月10日、阪神11Rのセントウルステークス(GII)をテイエムスパーダで勝利し、重賞初制覇となった[11]

2024年6月28日、同週に酒席でのトラブルが発端となり、調整ルーム内で池添謙一と粗暴な行為に至ったとして、富田について同月29・30日の開催日2日間の騎乗停止処分となった(後述)[12][13]

エピソード

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  • 2024年6月24日夜、函館市内の飲食店で複数の騎手と会食後、互いに泥酔した状態で池添が富田に高圧的な態度で絡むなどの行為があり、耐えかねた富田が近くにあった池添のスマートフォンをテーブルに叩きつけたため、画面が破損した。この一件で両者が口論となり、一旦は関係者が引き離したが、翌日早朝に再び調整ルーム内のロビーで両者は再度口論となり揉み合いとなる粗暴な行為があった事が、同月26日に厩舎関係者からJRAへ情報が提供された。JRAは関係者及び両者に聴取の結果、日本中央競馬会競馬施行規程第147条第20号「競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者としてふさわしくない非行のあった者」に該当するとして、池添は同年6月29日から7月7日まで開催日4日間、富田は同年6月29・30日の開催日2日間の騎乗停止処分が科された。これにより木曜日に発表されていた6月29・30日の両者の騎乗馬はすべて騎手変更となった[13]
  • 目標とする騎乗フォームは、フランキー・デットーリ騎手の騎乗フォーム[14]
  • 兄は茨城県土浦市でラーメン店を経営している[15]

騎乗成績

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概要

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2017年3月4日 1回阪神3日目1R 3歳未勝利 ローズクイーン 16頭 11 7着
初勝利 2017年4月22日 3回京都1日目4R 3歳未勝利 ユキノタイガ 16頭 5 1着
重賞初騎乗 2017年5月6日 3回京都5日目11R 京都新聞杯 ユキノタイガ 12頭 12 12着
重賞初勝利 2023年9月10日 4回阪神2日目11R セントウルS テイエムスパーダ 15頭 14 1着
GI初騎乗 2020年10月25日 4回京都6日11R 菊花賞 ターキッシュパレス 18頭 16 14着

年度別成績

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年度 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 3着内率
2017年 17 12 15 372 .046 .078 .118
2018年 29 36 35 651 .045 .100 .154
2019年 8 6 16 247 .032 .057 .121
2020年 11 12 13 307 .036 .075 .117
2021年 34 44 49 709 .048 .110 .179
2022年 38 42 42 607 .063 .132 .201
2023年 42 33 37 489 .070 .125 .186
通算 190 197 230 3,161 .050 .102 .163

主な騎乗馬

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脚注

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注釈

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  1. ^ その他の同期には川又賢治がいる[4]

出典

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  1. ^ a b c d e 騎手名鑑. JRA. 2018年7月28日閲覧
  2. ^ 競馬界の女神が今年デビュー富田暁騎手を直撃. 東京スポーツ(2017年8月18日付). 2018年7月28日閲覧
  3. ^ a b 【新人騎手】富田暁騎手(2)『乗馬経験なし、高3の年に競馬学校入学…異例の経歴に迫る』. netkeiba.com(2017年6月21日付). 2018年7月28日閲覧
  4. ^ a b 卒業者名簿:競馬学校. JRA. 2018年7月28日閲覧
  5. ^ 【新人騎手】富田暁騎手(3)『四位騎手の言葉で一番心に響いたのは“馬を大事にする”』. netkeiba.com(2017年6月28日付). 2018年7月28日閲覧
  6. ^ ルーキー富田暁騎手がデビュー43戦目で初勝利!. 競馬ラボ(2017年4月22日付). 2018年7月28日閲覧
  7. ^ 富田暁騎手、フランスの若手招待競走に騎乗し13着. 日刊スポーツ(2018年6月18日付). 2018年7月28日閲覧
  8. ^ 【海外競馬】富田暁騎手が豪州で初騎乗初勝利! netkeiba(2019年08月17日付). 2024年7月10日閲覧
  9. ^ 悩んだ末に… オーストラリアからの本帰国を決断 netkeiba(2020年04月17日付). 2024年7月10日閲覧
  10. ^ 富田暁騎手、JRA通算100勝達成 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年1月11日閲覧。
  11. ^ 【産経賞セントウルS】テイエムスパーダ逃走Vで大波乱 富田暁騎手重賞初V”. サンケイスポーツ (2023年9月10日). 2023年9月10日閲覧。
  12. ^ 騎手 池添 謙一および騎手 富田 暁に対する制裁 JRA - JRAニュース(日本中央競馬会)2023年6月28日
  13. ^ a b 池添と富田が粗暴な行為で騎乗停止に 高圧的絡みスマホ画面割られ口論に 池添は開催日4日間、富田は2日間 - デイリースポーツ online 2024年6月28日
  14. ^ 【富田暁×藤岡佑介】「この世界の厳しさをわかっていなくて…」デビュー当時に掲げた壮大な目標を振り返る/第4回 netkeiba(2023年09月06日付). 2024年7月10日閲覧
  15. ^ 家、ついて行ってイイですか「妻が美味しくて涙してしまうラーメンを作りたい!30代夫婦が突き進むラーメン道!」 テレビ東京(2024年06月30日付). 2024年7月10日閲覧
  16. ^ テイエムスパーダ”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年9月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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