富山製作所

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株式会社富山製作所(とみやませいさくしょ)は東京都江戸川区に本社をおく特殊カメラメーカーである。パノラマカメラの「アートパノラマ」シリーズが著名であり、他に四眼カメラ、パスポートカメラ、スタジオ用カメラスタンドなども製作している。

カメラ製品の一覧[編集]

アートパノラマシリーズ[編集]

  • アートパノラマ1201982年8月発売、受注生産) - 120フィルムを使用し6×12cm判。レンズはマミヤプレス用のセコール75mmF5.6またはセコール127mmF4.7を使用する。ピントは目測とヘリコイドによる。フィルム送りは赤窓式。
  • アートパノラマ1701980年4月発売、受注生産) - 120フィルムを使用し6×17cm判またはマスクを取り付け6×12cm判。レンズは75mmから120mmの間でリンホフボードにて交換可能であり、メーカーではニッコールSW90mmF4.5、フジノンSW90mmF8、フジノンSWD90mmF4.5、ワイドコンゴー90mmF6.3を装着している。ピントはピントグラスとノブによる。フィルム送りは赤窓式。
  • アートパノラマ2401978年8月発売、受注生産) - 120フィルムを使用し6×24cm判またはマスクを取り付け6×17cm判。レンズは105mmから120mmの間でリンホフボードにて交換可能であり、メーカーではニッコール120mmF8またはフジノン120mmF8を装着している。フィルム送りは赤窓式。ピントはピントグラスとノブによる。
  • アートパノラマ170ホルダー1983年5月発売) - 一般の4×5in判ビューカメラに取り付けられるフィルムホルダーで、120フィルムで6×17cm判または6×12cm判のパノラマ写真撮影ができる。

その他のカメラ[編集]

  • アート・四眼装置1975年8月発売) - ポラロイド405ホルダーを使用しタイプ105、タイプ107、タイプ108のランドフィルムのほか、一般の4×5in判シートフィルムも使用できる。シャッタープレートを移動することにより36×47mm判で4枚撮り、73×95mmで1枚撮り、カメラを縦位置にセットし47×73mmで2枚撮りから選択[1]。撮影距離は3-0.5m。レンズはリンホフボードにコンゴー105mmF4.5が4本装着されたものを使用するが、1枚撮りする際にはリンホフボードに装着された他のレンズも使用可能[2]
  • アート・パスポート1979年2月発売) - ポラロイド545ホルダーを使用しタイプ52、タイプ58のランドフィルムを使用し、パスポート写真2枚または4×5in写真1枚を撮影できる。レンズはコンゴー105mmF4.5が2本装着されている。
  • アート・ライセンス&パスポート(1983年7月発売) - 運転免許写真用にはポラロイド405ホルダーを使用しタイプ665、タイプ667、タイプ669のランドフィルム、フジFP100、FP3000Bフィルムを使用し36×46mmのポジ印画4枚を撮影、パスポート写真用にはポラロイド545ホルダーを使用しタイプ552等のランドフィルムを使用し50×50mmのポジ印画2枚を撮影できる。

カメラスタンド製品の一覧[編集]

  • アート・スタンド・ジュニア
  • アート・スタンド・ミニ
  • アート・スタンド・ミニミニ
  • アート・スタンド・マスターデラックス

脚注[編集]

  1. ^ こうすることで撮影結果は全て縦長となる。
  2. ^ この場合画面サイズは96×120mm。

参考文献[編集]

  • カメラ年鑑1982年版(日本カメラ社)
  • カメラ年鑑1983年版(日本カメラ社)
  • カメラ年鑑1986年版(日本カメラ社)