富山大学前停留場

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富山大学前停留場
駅全景(2012年9月、歩道橋撤去後)
とやまだいがくまえ
Toyamadaigaku-mae
地図北西に富山大学五福キャンパスがある
所在地 富山県富山市五福
北緯36度41分55.06秒 東経137度11分27.92秒 / 北緯36.6986278度 東経137.1910889度 / 36.6986278; 137.1910889座標: 北緯36度41分55.06秒 東経137度11分27.92秒 / 北緯36.6986278度 東経137.1910889度 / 36.6986278; 137.1910889
駅番号 C22
所属事業者 富山地方鉄道
所属路線 富山軌道線(呉羽線)
キロ程 1.4 km(安野屋起点)
南富山駅前から6.4 km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
2,653[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1954年昭和29年)3月20日
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富山大学前停留場(とやまだいがくまえていりゅうじょう)は、富山県富山市五福にある、富山地方鉄道富山軌道線(呉羽線)の停留場

呉羽線の終点である。駅番号C22

概要[編集]

富山県道44号富山高岡線上の併用軌道に設置されている。

2012年平成24年)3月24日、新しい富山大橋開通に伴い当駅まで軌道が複線化されたが、停留所直前にポイントがありホームは今まで通り単線となる。またホームを広げ上屋が設けられるなどの改良工事が行なわれ同日供用を開始した。また工事期間中は停留場手前に仮設ホームを設置していた。

富山大学前電停は富山大学正門より300 m手前に位置しているため、大学関係者からは不便性を指摘する声が挙がっていた。そのため富山大学では延伸を要望しており、大学前電停から西に県営富山野球場県営陸上競技場を回り込む形で五福スポーツ広場まで約1 kmの延伸構想も示している。延伸構想に対し、運行事業者である富山地鉄は延伸費用を負担しないことなどを条件としながらも延伸に前向きな姿勢を示している[2]

歴史[編集]

  • 1954年昭和29年)3月20日:呉羽線休止区間のうち一部(新富山駅前 - 五福間)が営業再開。五福停留場を(旧)大学前停留場、県立富山工業学校前停留場を移設した上で工業高校前停留場とし、両停留場の間に球場前停留場を新設[3]
  • 1969年(昭和44年)10月1日:球場前 - (旧)大学前間廃止し、大学前停留場に改称[4]
  • 2012年平成24年)3月24日:ホームの改良、上屋を設置し供用開始。
  • 2014年(平成26年)
    • 4月24日歩道橋を閉鎖し、横断歩道新設工事が開始される。
    • 6月:ホームへのアクセスとして押しボタン付き横断歩道が供用開始。
  • 2020年令和2年)3月21日富山大学前停留場に改称[5]
停留場の変遷
停留場の変遷

停留場構造[編集]

単式ホーム1面1線の地上駅。上屋が設けられており歩道とホームは横断歩道橋で繋がっていたが、撤去され代替として押しボタン付き横断歩道が設置された。

停留場周辺[編集]

隣の停留場[編集]

富山地方鉄道
富山軌道線(呉羽線)
トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)停留場 (C21) - 富山大学前停留場 (C22) - (1969年廃止) - (旧)大学前停留場

脚注[編集]

  1. ^ 富山県 駅乗降客数”. 2021年4月19日閲覧。
  2. ^ “富山地方鉄道、延伸「前向きに」 富大、近く正式要望”. 朝日新聞. (2012年3月19日). http://www.asahi.com/travel/aviation/OSK201203180028.html 2013年1月21日閲覧。 
  3. ^ 今尾恵介(監)『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越―全線・全駅・全廃線』新潮社、2008年、36頁。ISBN 978-4107900241 
  4. ^ 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、177頁。 
  5. ^ “富山市 市内電車南北接続後のダイヤ発表”. 北日本放送. (2020年2月17日). オリジナルの2020年2月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200219034547/https://www.knb.ne.jp/nnn/news16311973.html 2020年2月22日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]