家政学部

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家政学部(かせいがくぶ,英語Faculty of Home Economics)は、主に家庭におけるさまざまな生活形態を科学的に分析研究し、実践的な試みを研究する学部である。

概要[編集]

  • 家政学は、家庭を守る婦人のために明治時代から発展した学問である。現代では生活科学の方面へと発展している。家政学部の各学科で学んだ学生が卒業時に要件を満たすことで、共通して取得出来る主な資格は、中学校高等学校家庭科教師の免許(教育職員免許状)である。
  • 学科として「家政学科」が存在するが、これは家政学部とほぼ同義である。

家政学部を置く日本の大学[編集]

かつて家政学部を設置していた日本の大学[編集]

なお、本土復帰前の琉球大学にも、1952年から1954年にかけて家政学部が設置されていた(同学部は、その後、1954年から1958年にかけては農家政学部に、1958年から1967年にかけては農家政工学部になり、1967年に教育学部などへ改組された)。 また、その源流に旧制宮城県女子専門学校がある東北大学は、この学校の教育資源を元として、新制大学としての発足時に農学部に家政学科(のち、生活科学科)を設置していた時期がある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]