宮沢遺跡
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宮沢遺跡(みやざわいせき)は、宮城県大崎市の古川宮沢・古川長岡・古川川熊の各地区にまたがる古代遺跡。奈良時代もしくは平安時代に用いられた官衙もしくは城柵の跡とされている。国の史跡に指定されている。
概要[編集]
1974年の東北自動車道建設工事の際に存在が確認され、同年から3年間かけて宮城県教育委員会などが発掘調査を行った。
大崎平野の北縁にある長岡丘陵と呼ばれる丘陵地帯にあり、その規模は東西1400m・南北850mにも及ぶ。周囲は築地・土塁・溝などで囲まれており、その内側には掘立柱建物や竪穴式住居の跡などが確認されている他、土師器・須恵器や鏃を含む鉄製の道具、砥石などが出土している。
この遺跡の性格については、その規模の大きさと外縁部の施設より古代の玉造柵とする説があるが、同柵を名生館官衙遺跡に充てる説もあり確定には至っていない。異説として長岡郡衙説や覚鱉城説もある。
参考文献[編集]
- 白鳥良一「宮沢遺跡」(『宮城県百科事典』(河北新報社、1982年) ISBN 978-4-873-41001-2)
- 桑原滋郎「宮沢遺跡」(『国史大辞典 15』(吉川弘文館、1996年) ISBN 978-4-642-00515-9)
外部リンク[編集]
座標: 北緯38度37分34.9秒 東経140度56分51.1秒 / 北緯38.626361度 東経140.947528度