宮古島地方気象台

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宮古島地方気象台

宮古島地方気象台(みやこじまちほうきしょうだい)は、沖縄県宮古島市にある地方気象台。宮古島地方(宮古諸島)を管轄する。沖縄気象台の管轄下にあり、地上気象観測、地域気象観測(アメダス)、生物季節観測からなる気象観測業務、予報業務、地震・津波業務、防災・広報業務を行っている[1]

業務[編集]

宮古地方は、1959年(昭和34年)の9月の宮古島台風、1966年(昭和41年)9月の第2宮古島台風、1968年(昭和43年)9月の第3宮古島台風、2003年(平成15年)9月の平成15年台風第14号をはじめ、台風によって大きな被害を受けることが多く、気象観測は宮古島地方気象台にとって特に重要な業務である。

地域気象観測については、宮古空港及び下地島空港に空港出張所、多良間島に航空気象観測所、城辺に地域雨量観測所が設置されている[2]

生物季節観測では、ミヤコマドボタルの初見、イワサキクサゼミミヤコニイニイゼミの初鳴、サシバの南下初見、ヒカンザクラの開花や満開、デイゴやリュウキュウコスミレの開花といった、宮古地方に特徴的な生物の観測を行っている[3]

沿革[編集]

  • 1937年(昭和12年)10月28日 - 中央気象台宮古島測候所として創立[4]
  • 1939年(昭和14年)11月1日 - 宮古島測候所となる[4]
  • 1950年(昭和25年)1月1日 - 琉球政府所管となる[4]
  • 1959年(昭和34年)9月 - 宮古島台風。日本の観測史上第2位(観測当時は第1位)の最低中心気圧908.1hPaを観測。
  • 1965年(昭和40年)8月1日 - 宮古島気象台となる[4]
  • 1966年(昭和41年)9月 - 第2宮古島台風。日本の観測史上第1位の最大瞬間風速85.3m/sを観測。
  • 1968年(昭和43年)9月 - 第3宮古島台風。日本の観測史上第4位の最大瞬間風速79.8m/sを観測。
  • 1972年(昭和47年)5月15日 - 沖縄の本土復帰に伴い、宮古島地方気象台に改称[4]
  • 2003年(平成15年)9月 - 平成15年台風第14号。日本の観測史上第4位の最低中心気圧912.0hPa、第7位の最大瞬間風速74.1m/sを観測。

その他[編集]

  • 1990年代の一時期(現在は不詳)、気象台職員が休みとなる土日には、宮古島市(当時:平良市)内で食堂を経営する女性が、天気ダイヤル「177」の予報読みを担当していた[要出典][5]

脚注[編集]

  1. ^ 気象台の仕事 宮古島地方気象台
  2. ^ 観測所配置図 宮古島地方気象台
  3. ^ 生物季節観測一覧表 宮古島地方気象台
  4. ^ a b c d e 験震時報 第65巻別冊 地震観測業務履歴(平成14年3月) 2-8 沖縄気象台 (PDF) 気象庁
  5. ^ 1995年12月31日早朝にTBS系列で放送された「報道30時間テレビ」内の森田正光(現:気象予報士)のコーナーから[出典無効]

外部リンク[編集]