宮保鶏丁
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宮保鶏丁 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 宮保雞丁 |
簡体字: | 宫保鸡丁 |
拼音: | gōng bǎo jī dīng |
発音: | ゴンバオジーディン |
宮保鶏丁(ゴンバオジーディン、拼音: )は、鶏肉とピーナッツを唐辛子とともに炒めた四川料理、または北京料理(山東料理)である。別名は宮爆鶏丁、公爆鶏丁(いずれも発音は同じ、拼音: )。英名はクンパオチキン(英語: Kung Pao chicken)。
呼称[編集]
- 「鶏丁」は鶏肉の角切りを意味する。
- 「宮保」は異説もあるが、以下のような説が信じられている。
概要[編集]
宮保鶏丁は四川料理の中でもっとも知られる料理の一つである。そのため、中国のレストランでは四川料理を扱っていなくてもメニューに載っていることが多い。多くのレストランではピーナッツを使うが、高級レストランではピーナッツの代わりにカシューナッツを使うこともある(ただし、カシューナッツを用いたものはアメリカ風中華料理の「腰果鶏丁」と称され、宮保鶏丁とは区別される)。
宮保鶏丁と同様に食材をピーナッツとトウガラシで炒めた料理に、宮保海螺片(ツブ貝を薄切りにしたもの)、宮保蝦仁(エビ)、宮保牛肉(牛肉)といった料理があるほか、カエル、牡蠣、タウナギなどを用いた料理もある[3]。
同名の料理でも北京料理(山東料理)と四川料理とでは異なる味となっている[1]。
その他[編集]
出典[編集]
- ^ a b c “北京の伝統料理研究① 宮保明蝦(大海老の甘辛北京ソース)”. 芝パークホテル. 2022年4月23日閲覧。
- ^ 周達生『中国の食文化』創元社、1989年、21頁。ISBN 9784422210100。
- ^ “宮保(ゴンバオ)|ピリ辛甘酢炒め”. 80C(株式会社中華・高橋) (2013年1月24日). 2022年4月23日閲覧。
- ^ “宇宙食も中華料理 「神舟5号」”. 人民日報(日本語版). (2003年10月16日) 2022年4月22日閲覧。