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室伏哲郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

室伏 哲郎(むろぶし てつろう、 1930年12月14日 - 2009年10月26日[1])は、日本の作家、評論家、ジャーナリスト評論家室伏高信は伯父[要出典]

経歴

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神奈川県生まれ[1]芝高等学校卒業[2]東京大学中退[1]。雑誌記者、編集者を経て評論家となる[1]NETテレビ(現:テレビ朝日)系列のテレビ番組「女のひろば」で司会を3年間務めた[要出典]拓殖大学で客員教授を務めたこともある[要出典]

政治、社会、経済、美術、女性問題など、幅広い分野にて活動する[1]。また「構造汚職」「一票一揆」等の造語、提唱者としても知られる[1]。日本カジノ学会理事長、カジノジャパン(CASINO JAPAN)編集長、NPO法人アートアカデミー協会名誉理事長なども務めた[要出典]。著書は150冊を超える[要出典]

2009年10月26日、急性肺炎のため神奈川県藤沢市の自宅で死去[1]。78歳没[3]

著書

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  • 『大追跡!現代の海賊』(宝島社
  • 『ヒロ・ヤマガタの世界―色彩の詩人』(講談社
  • 『虹の狩人―ヒロ・ヤマガタ画集』(講談社
  • 『日本のテロル―変質するバイオレンス130年史』(世界書院
  • 『ライバル日本美術史』(創元社
  • 『室伏哲郎の世界汚職探検』(アリアドネ企画
  • 『保険金殺人―心の商品化』(世界書院
  • 『実録 日本汚職』(筑摩書房
  • 『総理大臣の犯罪』(日本社会党中央本部機関紙局
  • 『高級官僚―利権に咲いた悪の華』(世界書院
  • 『版画事典』(東京書籍
  • 『カジノ新ビジネスが日本を救う』(史輝出版
  • 『大追跡!現代の海賊』(宝島社
  • 『企業犯罪』(講談社
  • 『離婚する前に読む本―“鳥かごの幸せ”から荒野へ』(徳間書店
  • 『一九九三年秋・日本クーデター―それは闇将軍暗殺事件から始った』(三天書房
  • 『贈る論理・贈られる論理―疑獄を生み出す日本的風土』(PHP研究所
  • 『海部八郎―乱気流の復権』(三天書房
  • 『パチンコ冬の時代 生き残り作戦』(毎日新聞社
  • 『これが真相だ!リクルート疑獄』(JICC出版局
  • シリーズ「大学は挑戦する」(悠思社
    • 日本大学
    • 東洋大学
    • 多摩大学
    • 麗沢大学
    • 亜細亜大学
    • 芝浦工業大学
    • 国士舘大学
    • 東京国際大学
    • 大東文化大学
    • 工学院大学
    • 東海大学
  • 『イタリア人』(弘文堂
  • 『パチンコ・パチスロ白書〈1998~’99〉』(現代書林
  • 『日本のテロリスト』(宝島SUGOI文庫
  • 『ライバル日本美術史』(創元社
  • 『スペシャリストをめざす』(1~6)(栄光
  • 『汚職のすすめ―スキャンダル・太閤記』(弘文堂
  • 『コンピュータ犯罪戦争―日本のネットワーク犯罪 攻防最前線』(サンマーク出版
  • 『撃墜―小説・民間航空機領空侵犯事件』(勁文社
  • 『人生を二倍生きる女は美しい』(ダイワアート
  • 『入門!美術コレクション』(宝島社
  • 『パチンコ30兆円産業白書』(アリアドネ企画
  • 『陶芸事典』(日本美術出版
  • 『未来産業としてのパチンコ―パチンコからパチーノへ』(二期出版
  • 『総括 日本が危ない! (腐蝕立国・日本―危ないシリーズ)』(世界書院

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 室伏哲郎氏死去/評論家”. 四国新聞社. 2022年2月25日閲覧。
  2. ^ 猪熊建夫 (2017). “名門高校の校風と人脈226、芝高校(私立・東京都港区)”. 週刊エコノミスト 2017年01月31日号: 45. 
  3. ^ “室伏哲郎氏死去 評論家”. 共同通信. (2009年10月27日). https://web.archive.org/web/20131219045841/http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009102701000717.html 2009年11月5日閲覧。 

外部リンク

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