宗次郎

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宗次郎(そうじろう、本名:野村 宗次郎(のむら そうじろう)、1954年10月10日 - )は、日本オカリナ奏者。

群馬県館林市出身。使用しているオカリナは全て自身による手作りである。デビュー前からオカリナ製作を始め、現在までに製作したオカリナは数万本におよぶ。その中で実際に演奏で使用するのは、10数本である。

1980年以降、栃木県にある廃校となった小学校で生活していたが、現在は茨城県常陸大宮市(旧緒川村)の山村で暮らす。

略歴[編集]

その他活動多数。

ディスコグラフィー[編集]

初期の作品[編集]

  • グローリー・幸福
  • 大黄河
  • 大黄河悠久の旅
  • ハーモニー
  • 大黄河II
  • 大黄河ベストセレクション
  • フォレスト
  • ヴォヤージ
  • 日本のうた こころのうた
  • イメージス
  • FRESH AIR
  • acoustic 宗次郎
  • 宗次郎特選
  • 世界のうた こころのうた
  • アーリータイムス
  • 宗次郎特選II
  • ヒーリング・ガーデン
  • ヒーリング・ガーデンII
  • ヒーリング・ガーデンIII

ポリドール移籍後の作品[編集]

  • 木道 (1991年)
  • 風人 (1992年)
  • 水心 (1993年)
  • 鳥の歌 (Cant dels ocells) (1994年)
  • もうひとつのクリスマス (1994年)
  • 光の国・木かげの花 (1995年)
  • Japanese Spirit (1996年)[1]
  • acoustic world 42 (1997年)
  • 愛しの森 a-moll (1997年)
  • まほろば (1998年)
  • オカリナ・エチュード 〜クラシック名曲集〜 (1998年)
  • あゆみ (1999年)
  • オカリナ・エチュード2 〜愛唱歌名曲集〜 (1999年)
  • 天空のオリオン (2000年)
  • BEST SELECTION 〜Sojiro 25th Anniversary〜 (2000年)
  • オカリナ・エチュード3 〜デュエット〜 (2001年)
  • 静かな地球の上で (2001年)
  • オカリナ・エチュード4 〜チャーチ〜 (2001年)
  • オリジナルBEST featuring voice (2002年)
  • イアイライケレ (2002年)
  • オカリナ・エチュード5 〜スクリーン・ミュージック〜 (2003年)
  • オカリナ・エチュードコレクション −リクエスト− (2003年)
  • 遥かなる尾瀬 (2004年)
  • Ocarina Wind Family (2005年)
  • 宗次郎オリジナル・ベスト1991〜2002 (2005年)
  • プライムセレクション宗次郎 (2006年)
  • WINDS OF GOD -KAMIKAZE- (2006年)
  • オカリナ宗次郎が奏でる叙情歌・愛唱歌BEST (2007年)
  • 土の笛のアヴェ・マリア (2007年)
  • ザ・プレミアム・ベスト 宗次郎 (2009年)
  • オカリーナの森から (2009年)
  • 古~いにしえみち~道 (2010年)

DVD[編集]

  • 『宗次郎ふたつのライブ 原風景+現風景』 2002年 ライヴDVD

書籍[編集]

出演[編集]

TV[編集]

ラジオ[編集]

その他[編集]

  • 「心」収録の「こころ」、「四季 - 愛しき子供達へ」、「清流」、「雲を友として」は日本電音によりアレンジされ、JR東日本発車メロディーや、接近メロディーに使用された。
著作権の問題や、駅近くの住民から苦情が来たため、2005年以降切り替えが行われ、最後まで残っていた「清流」「雲を友として」は、2014年3月の高崎問屋町駅を最後に発車メロディーとしては消滅したが、「清流」は鶴岡駅で現在も接近メロディーとして使われている。
  • MROラジオで『宗次郎とオカリナ』という番組が放送されていた(2007年6月で終了)
2曲演奏、本人からのメッセージあり。
  • 在住している常陸大宮市にある、茨城県立常陸大宮高等学校(2006年4月開校)の校歌を作曲した。
  • 2008年、旅チャンネルの「地元の人が教える!2泊3日の旅」第18話「風と大地の音を求めて 花盛りの大湿原・尾瀬の旅」に出演。
  • 子供の頃、しばしば多々良沼夕日を見に行った。 少年時代の豊かな自然の中での体験、特にへの親しみが、創作活動の原点になっている。
  • オーケストラとの共演などでクラシック系の楽曲を演奏する機会が増えた時、クラシック音楽を指揮者、朝比奈千足に師事して基礎から学び直したことが知られている。

脚注[編集]

  1. ^ 伊藤多喜雄との共演。
  2. ^ 日本経済新聞 1986年10月20日 TV面

関連項目[編集]

外部リンク[編集]