安食総子
安食総子 女流初段 | |
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名前 | 安食総子 |
生年月日 | 1974年5月2日(48歳) |
プロ入り年月日 | 1998年4月1日(23歳) |
女流棋士番号 | 22 |
出身地 | 東京都武蔵野市 |
所属 | 日本将棋連盟(関東) |
師匠 | 青野照市九段 |
段位 | 女流初段 |
女流棋士DB | 安食総子 |
2015年2月12日現在 |
安食 総子(あじき ふさこ、1974年5月2日 - )は、将棋の女流棋士。東京都武蔵野市出身。青野照市九段門下。女流棋士番号22。棋戦に参加するほかに、棋戦中継の聞き手としてテレビ等のメディアにも出演。女流棋士引退規定により「2022年4月1日付引退者(引退日未定)」に該当することが日本将棋連盟より公表される[1]。参加中の棋戦(白玲戦・女流順位戦、当該棋戦の参加年限は未定)終了後に引退予定。
人物
- ニックネームは「あじあじ」「あじじ」「あじー」。
- 父は将棋好きでアマ四段の腕前。金属鉱業事業団(現在の石油天然ガス・金属鉱物資源機構)に勤めておりブラジル・リオデジャネイロへ赴任。1982年、大山康晴十五世名人がブラジル訪問した際には案内役を務めた。ブラジル赴任には当時小学1年生だった安食も同行。小学4年生まで同地で過ごす。「海外でいろいろ経験して、あまり動じなくなった」と語っている[2]。
- 得意戦法は四間飛車。目標にしている斎田晴子の影響を強く受けている。
- 日本将棋ネットワークで定期的に指導対局を行っており、かつては将棋倶楽部24・ハンゲームなどインターネット将棋サイトでも行ったことがある。
- 2009年度までNHK杯将棋トーナメントでは読み上げ係を務めた。
- 2008年1月、6年越しの交際を経て、将棋のアマチュア強豪選手、細川大市郎と結婚することを発表し、同年3月に挙式[3]。
- 趣味は動物園巡り。特にパンダが好き[4]。
略歴
- 1992年4月 女流育成会入会
- 1998年4月 女流2級
- 2002年4月 女流1級
- 2002年 第29期女流名人位戦B級リーグ入り
- 2003年4月 女流初段
- 2022年4月1日 女流棋士引退規定により引退することが日本将棋連盟より発表された。
テレビ
- 将棋講座(NHK教育テレビジョン、2010年4月 - 2010年9月)「阿久津主税の中盤感覚をみがこう」聞き手
- 将棋フォーカス(NHK Eテレ、2020年10月 - 2021年3月)番組内将棋講座「稲葉陽の急戦でノックアウト」聞き手
関連項目
脚注
- ^ “昇段・引退・休場棋士のお知らせ”. 日本将棋連盟 (2022年4月1日). 2022年6月8日閲覧。
- ^ “ブラジル編(8) 女流棋士・安食総子:中日新聞Web” (日本語). 中日新聞Web. 2021年5月16日閲覧。
- ^ 『週刊将棋』(2008年1月9日号、毎日コミュニケーションズ)
- ^ “動物園めぐりが趣味の安食総子女流初段、近況を語る (2020年10月24日)” (日本語). エキサイトニュース. 2021年5月16日閲覧。
外部リンク