安田富士郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安田富士郎(やすだ ふじお、1931年-1982年3月14日[1])は、日本の水産学者

略歴[編集]

東京生まれ。安田善三郎の孫、父は安田周三郎東京大学農学部水産学科卒、同大学院博士課程修了、1959年「プランクトン食魚の攝餌と肉食魚との関係について」で東京大学農学博士。1975年東京水産大学教授となる[2]

著書[編集]

  • 『海の魚・川の魚』野沢秀綱絵 誠文堂新光社 1959
  • 『サンゴ礁の魚 その生態と飼育法』朝日新聞社 1966
  • 『日本沿岸魚類の生態』撮影・解説 講談社 1971
  • 『アオザメってこんなもの 海と川の魚の?50問』誠文堂新光社 さそりの本シリーズ 1975
  • 『珊瑚礁の魚』ダイビングワールド社 1975
  • 『続・珊瑚礁の魚』ダイビングワールド社 1975
  • 『魚あれこれ』マリン企画 アクアブックス 1977
  • 『魚さかな肴 すしだねの話』マリン企画 アクアブックス 1978

共編著[編集]

  • 『日本水産魚譜』檜山義夫共編 日本水産 1961
  • 『原色図鑑海の魚』竹村嘉夫共著 北隆館 1965
  • 『日本産魚類大図鑑』檜山義夫共編 講談社 1971
  • 『中部西南太平洋有用有毒魚類図鑑』檜山義夫共著 講談社 1972

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『人物物故大年表』
  2. ^ 『魚さかな肴』著者紹介