安宅常彦

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安宅 常彦(あんたく つねひこ、1920年8月31日 - 1998年10月18日)は、山形県村山市出身の政治家。元衆議院議員日本社会党所属。

履歴[編集]

三宅久之によると、社会党は当初、浜田を懲罰委員会にかけると息巻いていたが、当の安宅が提訴を取り下げてほしいと言ってきた。事情を聞くと、確かに女性問題があり、もみ消しのために内閣官房長官田中六助に金の工面を依頼していた。このため社会党は公認を出さなかったという[3]
この野次の件は朝日新聞でも報じられた[4]

議員引退後、毎日新聞政治部の取材に答え、以下のような内容を回想している[6]

  • 議員2期目に議院運営委員会理事に就任して間もない頃、黒塗りの車で浅草料亭に招かれた。「ちょっとした快感だった」と述懐。
  • 母親の出身地が安宅の出身地の隣村であることを、国会帰りのタクシーで知った中川一郎から、「お袋が昔世話になって」と金を送られ受け取った。
  • 1977年ごろ、対韓国輸出問題で自民党を追及した際、自民党幹部から「追及はいいが名前は出さないでほしい」と連絡を受け、国会では「事件を公にするのが目的であり個人の追及ではない」と名前を伏せた。

栄典[編集]

  • 勲二等旭日重光章 - 1991年(平成3年)

内部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 衆議院会議録情報 第084回国会 予算委員会 第8号 「浜田君に御注意申し上げますが」で検索し、参照されたい。浜田の野次は不規則発言のため議事録には記載がない。
  2. ^ 石原慎太郎 『国家なる幻影〈下〉 わが政治への反回想文春文庫 [い-24-4] ISBN 4167128055、60-61p
  3. ^ 三宅久之 『三宅久之の書けなかった特ダネ 昭和〜平成政治、25の真実青春新書インテリジェンス PI-293 ISBN 978-4413042932、181-183p
  4. ^ 山藤章二 『山藤章二のブラック=アングル’78』 新潮文庫 [や-13-5] ISBN 4101237050、28-29p
  5. ^ コトバンク 新訂 政治家人名事典 明治~昭和
  6. ^ 毎日新聞政治部 『自民党 金権の構図角川文庫 [ま-4-1] ISBN 4041636019、75-80p。同書では「あたか」とルビが振られている。