安冨 歩(やすとみ あゆみ、1963年 - )は、日本の経済学者。東京大学東洋文化研究所教授。京都大学経済学部卒業。 『「満洲国」の金融』(創文社)で第40回日経・経済図書文化賞受賞[1]。著書『原発危機と「東大話法」』(明石書店)で東大話法を提唱した。
特記事項[編集]
- 2016年10月26日付の琉球新報において、沖縄の米軍のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)工事を警備する大阪府警の機動隊員が建設に対する抗議運動を行っている群衆に対して「土人」と発言した事件が報じられると「この線から近づくなと言う警察に対し、抗議する人々が金網を利用して挑発し、日本警察の本質を露呈させた。」「(機動隊員を擁護した)大阪府知事の差別意識まで露呈させたのだから大成功だ。」として絶賛し、「非暴力の闘争で最も大事なのは、どうすればこちらが暴力を使わずに、相手を挑発して暴力を使わせるか、ということ。」「沖縄が今考えるべきは、さらに挑発的な次のアクションをどう起こすかだ。」「沖縄はかさにかかって権力者を挑発し、ばかなことを言わせ続け、次々に言い訳させて対応を迫るべきだ。」などを沖縄県民に訴えている。[6]
- 『「満洲国」の金融』 創文社、1997年。
- 『貨幣の複雑性〜生成と崩壊の理論〜』 創文社、2000年。
- 『複雑さを生きる―やわらかな制御』 岩波書店〈フォーラム共通知をひらく〉、2006年。
- 『生きるための経済学』 日本放送出版協会〈NHKブックス〉、2008年。
- 『経済学の船出~創発の海へ~』 NTT出版、2010年。
- 『生きる技法』 青灯社、2011年。
- 『原発危機と「東大話法」〜傍観者の論理・欺瞞の言語〜』 明石書店、2012年。
- 『生きるための論語』 ちくま新書、2012年。
- 『幻影からの脱出〜原発危機と東大話法を越えて〜』 明石書店、2012年。
- 『もう「東大話法」にはだまされない〜「立場主義」エリートの欺瞞を見抜く〜』 講談社プラスアルファ新書、2012年。
- 『超訳 論語』 ディスカヴァー・トゥエンティワン、2012年。
- 『合理的な神秘主義~生きるための思想史』 青灯社〈叢書「魂の脱植民地化」3〉、2013年。
- 『「学歴エリート」は暴走する 「東大話法」が蝕む日本人の魂』 講談社+α新書、2013年。
- 『ジャパン・イズ・バック―安倍政権にみる近代日本「立場主義」の矛盾』 明石書店、2014年。
- 『ドラッカーと論語』 東洋経済新報社、2014年。
- 『誰が星の王子さまを殺したのか―モラル・ハラスメントの罠』 明石書店、2014年。
- 『満洲暴走隠された構造 -大豆・満鉄・総力戦』角川新書、2015年。
- 『ありのままの私』ぴあ、2015年。
- 『マイケル・ジャクソンの思想』アルテスパブリッシング、2016年。
- 『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』大和出版、2016年。
共著・共編著[編集]
- (本條晴一郎共著) 『ハラスメントは連鎖する』 光文社新書、2007年。
- (深尾葉子共編) 『「満洲」の成立』 財団法人名古屋大学出版会、2009年。
- (深尾葉子・朱序弼共著) 『黄土高原・緑を紡ぎだす人々 「緑聖」朱序弼をめぐる動きと語り』 (石田慎介・唐明艶訳)、東京大学東洋文化研究所〈東洋文化研究所叢刊〉、2010年(日本語+中国語)。
- (本多雅人共著) 『今を生きる親鸞』 樹心社、2011年。
- (本多雅人、佐野明弘共著) 『親鸞ルネサンス―他力による自立』 明石書店、2013年。
- (長谷川羽衣子、小出裕章、中島哲演共著) 『原発ゼロをあきらめない 反原発という生き方』 明石書店、2013年。
- (遠藤誉、深尾葉子共著) 『香港バリケード 若者はなぜ立ち上がったのか』 明石書店、2015年。
脚注・出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]