安井眞奈美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安井 眞奈美(やすい まなみ、1967年 - )は、日本文化人類学者民俗学者国際日本文化研究センター研究部教授。

来歴・人物[編集]

京都府京都市出身。1990年大阪大学文学部日本学科卒業後、1997年同大学院文学研究科日本学専攻博士後期課程修了。2002年天理大学文学部助教授となり、2009年に同教授を経て、2017年4月より現職。

著作[編集]

単著[編集]

  • 『出産環境の民俗学―“第三次お産革命”にむけて』(昭和堂、2013年)
  • 『怪異と身体の民俗学―異界から出産と子育てを問い直す』(せりか書房、2014年)
  • 『狙われた身体: 病いと妖怪とジェンダー』(平凡社、2022年)

共著[編集]

編著・共編著[編集]

  • 『産む・育てる・伝える 昔のお産・異文化のお産に学ぶ』編著(風響社、2009年)
  • 『出産・育児の近代―「奈良県風俗誌」を読む』編著(法蔵館、2012年)
  • 『出産の民俗学・文化人類学』編著(勉誠出版、2014年)
  • 『グリーフケアを身近に 大切な子どもを失った哀しみを抱いて』編著(勉誠出版、2018年)
  • 『身体の大衆文化 描く・着る・歌う』(エルナンデス・アルバロとの共編著 KADOKAWA、2021年)
  • 『妖怪文化研究の新時代』(小松和彦・南郷晃子との共編著 せりか書房、2022年)
  • 『想像する身体 上巻 身体イメージの変容』(ローレンス・マルソーとの共編著 臨川書店、2022年)
  • 『想像する身体 下巻 身体の未来へ』(ローレンス・マルソーとの共編著 臨川書店、2022年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]