安中城
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安中城(あんなかじょう)は、現在の群馬県安中市安中にある戦国時代に築かれた日本の城である。
略史[編集]
永禄2年(1559年)、上野国碓氷郡安中に、山内上杉家方の安中氏の安中重繁によって、松井田城と連携する城として築城された。
永禄5年(1562年)9月頃に安中重繁は武田氏に降伏し、武田家上野先方衆に組み入れられる。安中城は武田家の後北条氏の最前線の城となった。
天正18年(1590年)に小田原征伐により安中城は攻められ廃城となる。
慶長19年(1614年)、井伊家が入封し、安中城は改築された。
安中藩は井伊家2代(3万石)、のち水野家2代(2万石)、堀田家1代(2万石→4万石)、板倉家2代(2万石)、内藤家2代(2万石)、再び板倉家6代(2万石→3万石)と続き、板倉主計守勝殷の時に明治維新を迎えている。 歴代藩主の中で著名なのは堀田正俊と板倉勝清であり、それぞれ老中を勤めている。
遺構[編集]
遺構として、専門家の検証はなされていないが、市内熊野神社に城門が1棟、民家に城門が都合それぞれ2棟、そして市内民家に武器庫が現存している。