宇田新太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
宇田 新太郎
[[ファイル:[1]|485|alt=693|宇田新太郎教授]]
宇田新太郎教授
人物情報
生誕 1896年6月1日
日本の旗 日本 富山県下新川郡舟見町(現・入善町
死没 1976年8月18日(満80歳没)
国籍 日本の旗 日本
出身校 東北帝国大学
学問
研究分野 電気工学通信工学
研究機関 東北大学神奈川大学
主な業績 八木・宇田アンテナ
主な受賞歴 帝国学士院賞1932年
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

宇田 新太郎(うだ しんたろう、1896年明治29年)6月1日 - 1976年昭和51年)8月18日)は、日本工学者。元東北帝国大学教授。専門は電気工学通信工学で、八木・宇田アンテナの発明者として知られる。

来歴[編集]

富山県下新川郡舟見町(現・入善町)出身。旧制魚津中学広島高等師範学校を経て、一旦、長野県の旧制大町中学教職に就くが、その後に東北帝国大学工学部電気工学科に入学。卒業後そのまま大学に奉職し、当時東北帝国大学で隆盛をみた超短波をはじめとする電磁波による電気通信の研究に従事し、宇田の主導的研究によって、八木秀次とともに八木・宇田アンテナを共同発明した。昭和7年(第22回)日本学士院賞受賞。1966年、勲二等瑞宝章受章。 工学博士

主要著書[編集]

  • 超高周波電子管(共著)修教社 1949
  • YAGI-UDA ANTENNA (S. Uda and Y. Mushiake) 丸善 1954
  • 無線工学Ⅰ(伝送編)丸善 1955
  • 無線工学Ⅱ(エレクトロニクス編)丸善 1955
  • 電波工学演習 学献社 1963
  • 新版無線工学Ⅰ」(伝送編)丸善 1955
  • 新版無線工学Ⅱ」(エレクトロニクス編)丸善 1955
  • 電子・量子工学の基礎 丸善 1967
  • 半導体エレクトロニクス 丸善 1970
  • レーダー工学演習 学献社 1972 
  • レーザと光通信 丸善 1973
  • Short Wave Projector 丸善 1974

逸話[編集]

宇田はその臨終に際して、自分の墓に八木・宇田アンテナを建てることを望んだ。しかし工学者冥利として自らの発明した物を記念碑的に残すといっても、墓にアンテナを建てることは奇妙すぎるとして、遺された関係者が善後を相談した結果、宇田家の墓の墓誌に八木・宇田アンテナの意匠を彫り込むことなどで代わりとした。その墓誌の拓本を次に示す。宇田家 墓誌の拓本    真の発明者宇田の知らない間に他人に特許を取られた史実を穏やかに、この墓誌が訴え続けるであろう。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]