宇田川岳夫
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宇田川 岳夫(うだがわ たけお、1957年 - )は、サブカルチャー研究家である。
60-70年代のメインカルチャーに反逆的な漫画、音楽、演劇等の芸術作品を「フリンジ・カルチャー」と命名、「萌え系」文化全盛の時代に反逆する評論活動を行う。「ふくしま政美ルネッサンスの会」元会長。
略歴[編集]
東京都出身。 東京大学卒業。 80年代には同人誌『漫画ゾンビ』を編集。1984年、『漫画ブリッコ』で竹熊健太郎が「聖マッスル」を取り上げたことから同誌に投稿、以後親交を深める。同時期に雑誌『MARQUEE』にロック評論を寄稿していた。
90年代半ば、『QuickJapan』が幻のカルト漫画家として徳南晴一郎を取り上げた際に、同誌と関わりを持ち始め注目を集める。その前後に『G-Modern』や『BURST』でアンダーグラウンド・ロックに関する原稿を執筆している。
現在は、都内の私立中高一貫校で教員として授業を行っている。
著作[編集]
- 『マンガ地獄変』シリーズ I~III(吉田豪,植地毅,大西祥平他と共著 水声社)
- 『マンガゾンビ』(太田出版)
- 『フリンジカルチャー』(水声社)
- 『J・A・シーザーの世界』(J・A・シーザーと共著 白夜書房)
- 『天井桟敷 『阿呆船』』(湯浅学と共著、ブルースインターアクションズ)