宇治田隆史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

宇治田 隆史 (うじた たかし、1975年2月2日 - )は、日本脚本家和歌山県出身。

略歴[編集]

大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業[1]

1999年、熊切和嘉が大阪芸術大学の卒業制作として制作した『鬼畜大宴会』に制作協力する[2]

2000年、在学中に『悲しくなるほど不実な夜空に』(脚本・監督)を発表[1][2]。同作は、第18回トリノ国際映画祭、TOKYO FILMeX2000コンペティション部門へ出品される。卒業後、2003年、『アンテナ』をはじめ、主に映画の脚本家として活躍。一方でフジテレビアニメ『ミチコとハッチン』では22話全ての脚本を務めるなど、実写映画に限らず次第にその活動の場を広げる。

2008年、『ノン子36歳(家事手伝い)』が2008年度日本映画ベストテンで1位を獲得、脚本は2008年度年鑑シナリオ代表作品に選出[2]

2010年、『海炭市叙景』は第23回東京国際映画祭コンペティション、第12回シネマニラ国際映画祭グランプリ、第13回ドーヴィルアジア映画祭審査員賞など国内外を問わず高く評価された。ジャンル、フォーマットを問わず様々な作品を手掛けるのが特徴。その脚本は広く役者からの信頼を集めている。

2014年、モスクワ映画祭で日本映画として15年ぶりにグランプリなどを受賞した『私の男』(熊切和嘉監督)の脚本はスタッフへの挑戦状と呼ばれるほどの完成度[要出典]だった[3]。また同年、黒沢清作品を手掛ける。撮影前からフランス公開が決定するなど話題となった。

主な脚本作品[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビアニメ[編集]

書籍[編集]

  • 『月刊シナリオ 2004・1月号』(シナリオ作家協会、2003年) ※「アンテナ」収録
  • 『'08 年鑑代表シナリオ集』(シナリオ作家協会、2009年)※「ノン子36歳(家事手伝い)」収録
  • 『月刊シナリオ 2011・1月号』(シナリオ作家協会、2010年) ※「海炭市叙景」収録
  • 『本の中に流れる時間。文字、画、音のアート。「夏の終り」』(ニコロ、2013年)※映画「夏の終り」シナリオボックス

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 重政隆文「第二十六回香港国際電影節報告 (PDF) 」 、『芸術(大阪芸術大学紀要)』第25巻、大阪芸術大学藝術研究所、2002年12月、 158-164頁、 ISSN 03891224NAID 400056329952017年3月13日閲覧。
  2. ^ a b c わたなべ りんたろう (2010年12月29日). “熊切和嘉監督&脚本家・宇治田隆史氏インタビュー:映画『海炭市叙景』について”. INTRO. 2017年3月13日閲覧。
  3. ^ 『私の男』熊切和嘉監督が桜庭一樹の文学に映画として挑戦”. 骰子の眼. アップリンク (映画会社) (2014年6月6日). 2017年3月13日閲覧。


外部リンク[編集]