宇佐美渉

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宇佐美 渉(うさみ わたる)は、日本漫画家。女性。イラストレーターの(いち)は姉。

概要[編集]

1997年、ヒット出版社「COMICミカエル」で成人向け漫画家としてデビュー。同年、ワニマガジン社COMIC快楽天」第1回新人漫画王決定戦奨励賞受賞。

成人向け雑誌やゲームアンソロジーでの活動を経て、2000年代中盤からは幼年向け少女漫画風の絵柄を活かした美少女ゲームのコミカライズ専門になっていたが、原作の持ち味を活かしつつ、世界観を広げるエピソードをちりばめた作品に仕上げていた。

オリジナル作品は初単行本の『少女通信』以外、大半が成人向け雑誌掲載でありながら成人マークが付いていないが、アダルト描写自体は存在している。また、いくつかの作品で世界観を共有していた。

コミックスのあとがき漫画やゲームエッセイコミックでは、丸っこいウサギ姿で自画像が描かれている。

美少女ゲーム業界が低迷期に入ったこともあり、2011年に秋田書店「チャンピオンRED いちご」で連載された『アクロウム・エチュード Canvas4』以降、商業漫画家としての活動は行っていない。

作品一覧[編集]

オリジナル作品[編集]

コアマガジン/ホットミルクコミックス[編集]

特に断りの無いものはA5サイズ。

  • 少女通信
    • 短編集。唯一の成人指定単行本。
  • Heartfull. PINK(ハートフル ピンク)
    • 短編集。
  • 少女通信
    • 旧版に一本追加したB6サイズ改訂版(ホットミルクコミックスEX)。

シュベール出版/零式コミックス[編集]

特に断りの無いものはA5サイズ。

  • PRISM(プリズム)
    • 短編集。収録作品のうち「カノジョのお気に入り」(『RePrism』には収録されず)は『Pastel Colors』に話が繋がる。
  • Pastel Colors(パステルカラーズ)
    • 「魔女っ子先生ぱすてるファルナ」を中心とした連作。表題は劇中に登場する魔法のステッキの名前(『ペンデルトーンズ』で判明)。ゲーム感想のエッセイ「うさみみげーむのーと」を収録。
  • はーとふるピンク
    • 『Heartfull. PINK』に1本追加したB6サイズ新装版。
  • メイプル・フール・デイズ(Maple Fool Days)
    • 表題作品を中心とした短編集。「COMIC零式」などで断続的に連載されたゲームエッセイ「うさみみげーむのーと」は本作収録分で一旦終了するが、その後も作者のウェブページで細々と続いた。
  • TWINS+
    • 表題作品を中心とした、妹・ロリ系の作品集。

ワニマガジン社/ワニマガジンコミックス[編集]

  • HAPPY COLOR
    • 短編集。B6サイズ。

大都社/Daito Comoics[編集]

いずれもB6サイズ。

  • RePrism [RECYCLE PRISM](リプリズム)
    • 『PRISM』の再録中心の短編集。『PRISM』収録作品のうち7本が共通で、5本がオミットされ4本が新たに追加(巻頭カラー漫画を含む)。
  • ペンデルトーンズ
    • 上下巻。原作:ゆずはらとしゆき。一部設定が『Pastel Colors』と繋がりを持つSF作品。表題は劇中に登場する銃の名前。

一迅社/REXコミックス[編集]

  • ペンデルトーンズ ~咎人の星~
    • 上下巻。原作者が早川書房で小説版を刊行したことに伴う、大都社版の新装版。表紙イラストのみ描き下ろしで『RePrism』収録の番外編が収録された。現状、商業ベースでの最後の仕事。

単行本未収録[編集]

  • ほしをつぐもの
    • 原作:原田宇陀児角川書店コンプエース」Vol.4(2006年1月号)掲載。前年、同じ原作者とのコンビで、美少女ゲーム『』の二次創作漫画『重力が衰えるとき』を同人誌で発表している。

アンソロジー[編集]

活動初期からスタジオDNA(一迅社)、宙出版、ラポートの美少女ゲームアンソロジーの常連執筆者だった。

宙出版[編集]

  • キミと出会えたこの場所 -Kanon傑作集-
  • 幻想月光夜 -TYPE MOON傑作選-

コミカライズ[編集]

コンプエース[編集]

月刊電撃コミックガオ![編集]

月刊コミック電撃大王[編集]

チャンピオンRED いちご[編集]

小説イラスト[編集]

外部リンク[編集]