学研の図鑑

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学研の図鑑(がっけんのずかん)は、日本出版社学研プラスが刊行する図鑑ブランド。現在は「学研の図鑑」を共通ブランドとしつつこのレーベル名で刊行されている図鑑はなく、数多くのサブレーベルに分かれている。

沿革[編集]

1947年に創業した学習研究社(のち学研ホールディングス)が最初に刊行した学習図鑑は、1956年から翌57年にかけて刊行された「天然色生物図鑑」シリーズ全5巻(第1巻『天然色植物図鑑 草花編』、第2巻『天然色昆虫図鑑』、第3巻『天然色魚貝図鑑』、第4巻『天然色動物図鑑』、第5巻『天然色植物図鑑 野草編』)であった。

1960年代に学習図鑑市場で一強体制を築いていた小学館に対抗すべく、1970年に現在まで形を変えながら続く「学研の図鑑」レーベルが創刊される。同レーベルは1990年代前半まで既刊の改訂を繰り返しながら版を重ねたが、1980年代中盤からは「学研の観察図鑑」「原色ワイド図鑑」など分野や対象年齢別に多くのレーベルが派生し、既刊レーベルであった「学研の図鑑」は1998年に「ニューワイド学研の図鑑」へリニューアルして現在に至っている。

2000年代の主力レーベルは「ニューワイド学研の図鑑」であったが、旧「学研の図鑑」と同じB5判のものも2007年(平成19年)に「ジュニア学研の図鑑」として刊行を再開した。2011年には講談社が創刊したDVD付きの「動く図鑑 MOVE」が市場を席捲したことにより、事実上これに対抗する形で2014年にDVD付きの「学研の図鑑LIVE」が創刊している。

発行元の変遷[編集]

  • 1970年3月 - 2009年9月‥学習研究社
  • 2009年10月 - 2015年9月‥学研教育出版(学研の持株会社化に伴い児童書部門を分社)
  • 2015年10月 - 現在‥学研プラス(学研教育出版・学研パブリッシング・学研マーケティングの合併により現社名に)

主なレーベル[編集]

基幹レーベルであった「学研の図鑑」としての刊行は、1998年刊の「イヌとネコ」を最後に終了している。

原色ワイド図鑑[編集]

1973年に「原色学習ワイド図鑑」として創刊。「学研の図鑑」ブランドの最上位に位置付けられている。1994年改訂版まではラインナップに歴史地理など社会科を含んでいたが、現行の2002年改訂版はこれらを除外して理科分野に特化したものとなっている[1]

  • 原色学習ワイド図鑑(1973年版) - 全25巻
  • 原色ワイド図鑑(1984年改訂版) - 全25巻+総索引
  • 原色ワイド図鑑(1994年改訂版) - 全26巻
  • 原色ワイド図鑑(2002年改訂版) - 全10巻

ニューワイド学研の図鑑[編集]

1999年にそれまでの既刊レーベルであった「学研の図鑑」レーベルをリニュ―アルする形で創刊。ただし、判型が従来のB5判からAB判に拡大されており対象年齢も未就学児を含むなどやや引き下げられている。サブレーベルに「観察ブック」「工作ブック」「シールずかん」やサブカルチャーを扱う「ニューワイド学研の図鑑i」などがある。

ジュニア学研の図鑑[編集]

2007年に旧「学研の図鑑」と同じB5判で創刊。「ニューワイド」よりもやや対象年齢が高く、公式にはこちらの方が旧「学研の図鑑」の直接的な後継レーベルとされている。

学研の図鑑LIVE[編集]

2014年創刊。各巻とも英国放送協会(BBC)制作の映像を収録したDVDが付録になっている他、スマートフォンを通してAR映像の試聴に対応したページも含まれている[2]

創刊時には『秘密結社鷹の爪』とのコラボレーションを実施した[3]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]