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学びの多様化学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

学びの多様化学校(まなびのたようかがっこう)は、不登校児童生徒等の実態に配慮した特別の教育課程を編成する必要があると認められる生徒に対し、教育課程の基準によらずに特別の教育課程を編成して教育を行う学校である。不登校児への学習機会の確保を目的としている。

従来通りフリースクールを選択したり、(普通学級で学べるよう、発達障害を抱える児童への「合理的配慮」をする義務が学校に課されているが)発達障害を抱え対人関係を巡る問題から引きこもりになり特別支援学校への進学を選択したりすると、(高校)卒業資格を得られず進学や就職でハンデになるが[1][2]、学びの多様化学校は学校教育法施行規則に基づいて設置されているので、卒業資格を得られるメリットがある[3]

不登校特例校は、2023年から5年後までにすべての都道府県や政令指定都市に設置し、将来的に全国で300校設置する計画である[4]

学びの多様化学校の一覧

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単独校以外に、教室、分教室、分校などを設置している学校も含む

公立

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私立

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脚注

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  1. ^ 発達障害の子どもを排除する厳格な「学校ルール」「普通に成長した子」しかいられない通常学級に”. 東洋経済オンライン (2022年4月8日). 2024年3月20日閲覧。
  2. ^ 学びの新たな選択肢「学びの多様化学校」とは?”. NHK (2024年1月26日). 2024年3月20日閲覧。
  3. ^ 学びの新たな選択肢「学びの多様化学校」とは?”. NHK (2024年1月26日). 2024年3月20日閲覧。
  4. ^ 「不登校特例校」全都道府県に設置へ 教育政策の計画まとまる”. NHK (2023年3月8日). 2023年4月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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