姫路市中央卸売市場

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姫路市中央卸売市場
Himeji City Central Wholesale Market
姫路市中央卸売市場
姫路市中央卸売市場
種類 地方公共団体
本社所在地 日本の旗 日本
兵庫県姫路市延末295番地北緯34度49分19.6秒 東経134度40分50.7秒 / 北緯34.822111度 東経134.680750度 / 34.822111; 134.680750座標: 北緯34度49分19.6秒 東経134度40分50.7秒 / 北緯34.822111度 東経134.680750度 / 34.822111; 134.680750
設立 1952年
業種 市場事業
従業員数 15名
外部リンク 姫路市中央卸売市場
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姫路市中央卸売市場(ひめじしちゅうおうおろしうりしじょう、英語: Himeji City Central Wholesale Market)は、姫路市が設置している中央卸売市場。兵庫県内に2つある中央卸売市場の一つ。

歴史[編集]

中央卸売市場開設以前の姫路では、姫路駅北西部(駅から徒歩5分ほどの場所)の久保町一帯に市場街が形成されていた。自然発生的に生まれた市場街であったため、近代的な市場としての機能性に乏しく、戦後の高度経済成長下における経済発展、人口増加に対応できないようになっていた。そこで姫路市は、姫路市手柄地区に中央卸売市場の開設を決め、1957年(昭和32年)10月20日に全国で15番目となる中央卸売市場が姫路に誕生した[1]

新市場の開設以降、久保町一帯にあった市場街から新市場への機能移転(業者等の移転)は進んだものの、現在に至るまで久保町一帯の市場街は存在し続けている。ただ、町の八百屋、魚屋などの小規模専門小売業者の衰退と量販店の進出などの市場環境の変化により、久保町一帯の市場街で最大の青果業者であった山市青果の倒産・廃業以降、それまでも衰退傾向であった市場街は加速度的に寂れていっている。

姫路市場は、青果部の卸売業者がすべて合併(1963年に姫路中央青果・姫路農産市場・姫路青果の3社が合併)したため、全国の中央卸売市場では珍しい卸売業者の1社体制となっている。

1957年3月27日から1979年10月31日一杯まで、市場内に日本国有鉄道(国鉄)姫路市場駅が所在し、貨物列車で食料品の輸送を行っていた。トラック輸送に置き換えられて廃止されている。

現状[編集]

近年は、市場外流通(産地直送・ネット販売)などの流通の変化や、道路交通網の発達による地方市場の必要性の低下から、近隣市場(京都市場大阪本場大阪北部市場神戸市場岡山市場など)との競争が激化しており、取扱量の減少への対応を求められている。

[2] 低迷の原因は、以下のようなところにある。

  • 全国の他市場と同様に、八百屋・魚屋といった小規模小売業者の衰退と量販店の進出により、仲卸業者の中で量販店への販売ルートを持たない業者が苦境に立つ。
  • 京阪神や四国への玄関口の岡山と較べ、姫路都市圏の規模が小さい。そのため、産地からモノを集める際に仲卸販売力の弱い姫路は、京阪神・岡山市場の卸売業者と較べて集荷力が弱い。
  • 地場商品の力がない。(例えば、岡山県産の野菜や明石の軟弱野菜(菜っ葉類)と較べ、姫路近郊の地場野菜の商品の競争力・特長がない)
  • 青果部は卸売業者が一社独占である。このため、売り手(卸売業者)は買い手(仲卸業者)に比べ圧倒的に有利となる。また、長年の一社独占により競争原理が働かず、利益の独占もできた卸売業者は、冷蔵設備の拡充(コールドチェーン対応)、衛生管理の近代化など近代的市場で必須条件ともいえることをも疎かにし、産地開拓等も積極的に行わなかった。

また、仲卸業者の上位寡占が進んでおり、最近の動向では、青果部において仲卸上位10業者が、青果取扱量の9割前後を占める。(現状の青果仲卸業者数は、32社)[3]

取扱量減少の結果、青果部は農林水産省の策定した第9次卸売市場整備基本方針に基づく中央卸売市場の再編基準に該当することとなり、平成27年4月1日より地方卸売市場に転換し、現在は水産物を取り扱う「姫路市中央卸売市場」と青果物を取り扱う「姫路市青果地方卸売市場」が併存する公設市場となっている。

取扱量の減少と施設の老朽化への対策が急務となった姫路市は、場内事業者と低迷する市場の再建について検討を行い、平成27年に食品関連会社や運送会社が立地する姫路市白浜町への移転と施設の近代化を決定した。

なお、現市場は姫路市中心部に立地しており、跡地活用も期待されている。

移転予定地:
[4] [5] [6]

組織[編集]

姫路市産業局・中央卸売市場[編集]

  • 場長
    • 副場長
      • 管理担当
      • 業務担当

市場関係業者[編集]

青果部[編集]

水産物部[編集]

委託手数料率[編集]

卸売業者(荷受)の収受する委託手数料率

  • 青果部
    • 姫路大同青果株式会社(野菜)・・・8.5%
    • 姫路大同青果株式会社(果物)・・・7.0%
  • 水産物部
    • 姫路魚類株式会社(生鮮水産物)・・・5.5%
    • 丸魚水産株式会社(生鮮水産物)・・・5.5%

脚注[編集]

  1. ^ 産業 (PDF)”. 市政の概要 平成27年版. 姫路市. 2015年9月26日閲覧。
  2. ^ 姫路市中央卸売市場ウェブサイト・統計資料による
  3. ^ 姫路大同青果発行の買受人実績表による
  4. ^ 移転含め再建方針、運営形態も変更へ 姫路市中央卸売市場
  5. ^ 出光興産跡地への移転に向けて基本設計を発注
  6. ^ 6・4億円で安藤ハザマが落札/中央卸売市場移転予定地における土壌汚染対策

関連項目[編集]

外部リンク[編集]