妙法寺 (山梨県富士川町)

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妙法寺
Myohoji Main Gate Fujikawa Yamanashi.JPG
三門(2014年11月3日撮影)
所在地 山梨県南巨摩郡富士川町
位置 北緯35度32分43.3秒
東経138度25分54.4秒
座標: 北緯35度32分43.3秒 東経138度25分54.4秒
山号 徳栄山德榮山
小室山
宗旨 日蓮宗
寺格 本山由緒寺院
本尊 大曼陀羅
創建年 持統天皇7年(693年)
開基 役行者
正式名 徳栄山妙法寺
小室山妙法寺
別称 小室山
札所等 甲斐百八霊場91番
法人番号 1090005005547
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県道が通る総門(2011年11月3日撮影)
三門前(2014年11月3日撮影)
客殿(2014年11月3日撮影)
妙法寺より秋の小室地区を望む。(2014年11月3日撮影)

妙法寺(みょうほうじ)は、山梨県南巨摩郡富士川町小室3063番地にある日蓮宗の本山(由緒寺院)。山号は徳栄山または小室山。本尊は大曼陀羅。「あじさい寺」、「俳句寺」として有名。小室山妙法寺とも。

沿革[編集]

江戸時代の由緒書に拠れば、前身は持統天皇7年(693年)に役行者による開祖伝承を持つ真言宗寺院であった仁王山護国院金胎寺で、現在でも真言宗寺院であったことを示す笈(おい)が残されている。鎌倉時代の建治元年当時に住職であった善智法印が日蓮と法論して敗れ弟子となり、日蓮宗に改宗するとともに日伝と称した。

戦国時代の永禄年間には甲斐国守護武田氏より寺領が寄進され、諸役免除も得ている。武田氏滅亡後に甲斐国を領した織田・徳川氏や豊臣系大名からも禁制を受けており、寺領も安堵されている。江戸時代には歴代将軍から朱印状を得ている。

  • 1712年(正徳2年) - 総門建立。
  • 1897年(明治30年) - 三門建立。
  • 2000年(平成12年) - 本堂建立。
  • 塔頭として久成院、玄浄院、十如院がある。

現住は83世小倉日教貫首(松本市円乗寺より晋山)。小西法縁。

文化財[編集]

山梨県指定有形文化財[編集]

  • 金銅金具装笈
木造、金銅金具装の(おい)。笈とは、修験者、山林修行者などが背負って歩くための、仏具、小仏像、衣服、経文などを収納する箱。総高は80.6センチメートル、幅64.0センチメートル、奥行は32.5センチメートル。室町時代の作品で、全体が金銅板で覆われ、上段には取り外し可能な羽目板の扉が付き、表面には彫刻が施されている。正面には大日如来や塔などが表現され、内部には愛染明王、不動明王、蓮華や流水文などが表現されている。内部には7体の安置仏がある。

旧末寺[編集]

日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。

交通アクセス[編集]