好奇心は猫を殺す (映画)

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好奇心は猫を殺す
タイトル表記
繁体字 好奇害死貓
簡体字 好奇害死猫
ピン音 hàoqí hàisǐ māo
(ハオチー ハイスー マオ)
英題 Curiosity Kills the Cat
各種情報
監督 張一白 (チャン・イーバイ)
脚本 霍昕 (フォ・シン)
張一白
製作 邵征 (ジェーン・シャオ)
何健民 (トーマス・ホー)
製作総指揮 胡其鳴 (ジミー・ウー)
牛新輝 (ニウ・シンフゥイ)
出演者 劉嘉玲 (カリーナ・ラウ)
胡軍 (フー・ジュン)
廖凡(リャオ・ファン)
宋佳 (ソン・ジア)
林園 (リン・ユエン)
音楽 Daniel Walker (ダニエル・ウォーカー)
主題歌 『失火』
紀敏佳 (ジャ・ジャ)
撮影 楊涛 (ヤン・タオ)
編集 張一凡 (チャン・イーファン)
美術 黄仁逵 (ヤンク・ウォン)
製作会社 北京中視広聯文化発展有限公司
配給 Eagle Spirit Management
公開 中華人民共和国の旗 2006年10月12日
大韓民国の旗 2008年1月24日
上映時間 93分(中国版)
100分(インターナショナル版)
製作国 中華人民共和国の旗 中国
言語 普通話
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好奇心は猫を殺す』(こうきしんはねこをころす、中国語原題: 『好奇害死猫』)は、2006年製作の中国映画。日本未公開[1]

概要[編集]

監督・脚本の張一白 (チャン・イーバイ)が、自らの出身地・中国重慶市を舞台に構想した“重慶三部曲”の第1作目[2]

原題の『好奇害死猫』(直訳: 好奇心は猫を殺す、英題: Curiosity Kills the Cat )は、イギリスの諺である"Curiosity killed the cat"(好奇心はほどほどに、の意)にちなんで付けられた。

『少女 陌陌』 『鄭重と梁暁霞』 『保安 奮斗』 『千羽』の4つのパート毎に5人の中心人物を入れ替え、劇中時間を交錯させながら、物語はサスペンスタッチの不倫劇から核心へと静かに進んでいく。その過程で、夫婦関係や格差社会のひずみ、地方都市に生きる人々の孤独と渇望等、現代中国の側面も映し出される。

ストーリー[編集]

好奇心は、時に自らも抜け出せないほどの泥沼へと引きずり込む。

重慶[3]の高級マンション。1階にある写真店で働く陌陌 (モモ)は、現像した写真をマンションの住人に届けるのが日課。

ある日写真店の向かい側に、梁暁霞 (リャン・シャオシャー)という若い女性がネイルサロンを開店する。陌陌は、彼女がこのマンションに暮らす・鄭重 (チェン・ジョン)の愛人であることに気づく。鄭重の妻・千羽 (チェンユー)は、幼い息子・小白 (シャオバイ)の教育と趣味のバラの手入れで日々を送っていた。

家族を伴った鄭重やネイルサロンを訪れた千羽に、なに食わぬ顔で接する梁暁霞。好奇心のおもむくままに携帯電話のカメラで彼らの関係を盗み撮る陌陌は、マンションのガードマンの1人・劉奮斗 (リウ・フェンドウ)に惹かれ、行動を共にするようになる。

千羽の周辺で怪奇な出来事が続発した。鄭重は、すべては別れ話のもつれから梁暁霞が引き起こした嫌がらせだと苦悩する。そして、鄭重と千羽を更なる災難が襲うのだった。

配役[編集]

  • 千羽 - 劉嘉玲 (カリーナ・ラウ)
  • 鄭重 - 胡軍 (フー・ジュン)
  • 劉奮斗 - 廖凡 (リャオ・ファン)
  • 梁暁霞 - 宋佳 (ソン・ジア)
  • 陌陌 - 林園 (リン・ユエン)
  • 小白 - 馬千里 (マー・チェンリー)

評価[編集]

受賞歴
  • 2007年中国金鶏百花奨: 主演女優賞(劉嘉玲)[4]
  • 2007年上海影評人奨: 優秀国産映画[5]
  • 2006年度娯楽大典: 主演男優賞(胡軍)・主演女優賞(劉嘉玲)・助演女優賞(宋佳)[6]

DVD[編集]

  • 日本版 『好奇心は猫を殺す』 2010年3月3日発売。販売元: CCRE

脚注[編集]

  1. ^ 2006年のAFM(アメリカン・フィルム・マーケット)でインタラクティブメディアミックス社が日本国内上映権を獲得したことが発表されたが、未公開のまま日本版DVDリリースとなった。
    《好奇害死猫》在AFM(美国电影市场)售出日本地区版权
    (本作の公式ブログ、2006年11月9日更新) (中国語)
  2. ^ 2作目は莫文蔚(カレン・モク)・蒋雯麗(ジァン・ウェンリー)・曾志偉(エリック・ツァン)出演の『秘岸』(2008年)。
    张一白要拍重庆三部曲新華網重慶版、2003年12月18日更新) (中国語)
    张一白重庆三部曲完成两部(图)(華龍網、2008年11月18日更新) (中国語)
  3. ^ 物語内で土地名は明確にされない。
  4. ^ 「第16回・中国金鶏百花映画賞」発表サーチナ、2007年10月30日更新)
  5. ^ 第16届上海影评人奖揭晓(東方網、2007年6月24日更新) (中国語)
  6. ^ 2006娯楽大典(新浪網) (中国語)

外部リンク[編集]