女は世界の奴隷か!
「女は世界の奴隷か! Woman Is The Nigger Of The World」 |
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ジョン・レノン の シングル | ||||
初出アルバム『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』 | ||||
B面 | シスターズ・オー・シスターズ (オノ・ヨーコ) |
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リリース | ||||
規格 | 7" シングル | |||
録音 | 1972年 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アップル | |||
作詞・作曲 | ジョン・レノン | |||
プロデュース | フィル・スペクター ジョン・レノン オノ・ヨーコ |
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チャート最高順位 | ||||
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ジョン・レノン シングル 年表 | ||||
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女は世界の奴隷か!(おんなはせかいのどれいか!、Woman is the Nigger of the World)は、1972年に発表されたジョン・レノン(John Lennon)の楽曲。女性解放やフェミニズムについて歌っている。アルバム『サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ』に収録されている。正確なクレジットは JOHN LENNON/PLASTIC ONO BAND with Elephant's Memory and Invisible Strings - ジョン・レノン/プラスティック・オノ・バンド・ウィズ・エレファンツ・メモリー・アンド・インヴィジブル・ストリングス。
オノ・ヨーコと出会って以降、女性の権利について考えてきたジョンが、その意思を明確に表したのがこの曲である。ジョン曰く「世界で初めて女性運動について唄った歌」とのこと。アメリカでは「Nigger」という差別用語のために放送禁止にされたが、黒人からの評価は高かった。
ヨーコと知り合う前のジョンは、潜在的な意識の中で男性優位の考えがあった。しかし、自分の権利を主張するヨーコと出会ったことで、今までの自分の先入観に気付かされた。そうしたことに関して、女性に対する謝罪の気持ちも込められている。そして、その考えは後のハウス・ハズバンド(主夫)生活にも結び付いていく。
この曲は、ヨーコ作の曲「シスターズ・オー・シスターズ」(※B面曲)と共に日本とアメリカで発売されているが、英国ではシングルカットされなかった。
1972年5月、ジョンとヨーコはエレファンツ・メモリーをバックに、アメリカABCテレビの「ディック・カーベット・ショー」に出演し、この曲を演奏した。