奥武島
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奥武島(おうじま)
いずれも沖縄県にある島である。かつて死者を弔った場所であったと云われており、いずれも崇められている。
かつての沖縄では、人が死ぬと海岸のすぐ沖の小さな島に船で遺体を運んで、洞窟へと安置する葬送の習慣があった。洞窟の中が黄色い光に満たされていたことから、この島を「青(オウ)の島」(黄色のことを「青」とよぶ場合があった)とよんでいたとされ、そこから「奥武(オウ)の島」と書かれるようになったとされる[1]。
- 奥武島 (沖縄県名護市) - 沖縄本島北部にある島で名護市に属する。本島と屋我地島の間にありいずれも橋で結ばれているが無人島。
- 奥武島 (沖縄県南城市) - 沖縄本島南部にある島で南城市玉城(旧玉城村)に属する。本島とは橋で結ばれている。
- 奥武島 (沖縄県久米島町) - 久米島の東にある島で久米島町に属する。久米島とは海中道路(橋)で結ばれている。
- 奥武島 (沖縄県座間味村) - 慶良間諸島にある島で座間味村に属する無人の小島群。
- 沖縄県営奥武山公園 - 那覇市の国場川の河口にある運動公園で、沖宮、世持神社、沖縄県護国神社もある。かつては離れ小島だった。
脚注
[編集]- ^ 『日本の神々』 谷川健一、岩波書店、1999年 ISBN 4-00-430618-3 p161-162
外部リンク
[編集]- 「奥武」語源考 - 「奥武」という地名や島の名についての様々な語源説について紹介