奥山景布子

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奥山 景布子(おくやま きょうこ、1966年[1] - )は、日本小説家

経歴[編集]

愛知県生まれ[2]名古屋大学大学院文学研究科博士課程修了[3]文学博士[4]。主な研究対象は『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『源氏物語』『とはずがたり』『四条宮下野集』など[5]高校教諭、大学専任講師などを経る[6]。主婦業のかたわら創作を始める[7]。主に歴史小説時代小説を執筆する[3]2007年、「平家蟹異聞」で第87回オール讀物新人賞を受賞する[8]2008年、『びいどろの火』で第15回松本清張賞候補[9]、2016年、『たらふくつるてん』で第22回中山義秀文学賞候補に選ばれる。2018年、『葵の残葉』が第37回新田次郎文学賞を受賞する。

古典芸能に造詣が深く、能楽落語などを題材とした作品もある。学生落語の大会「てんしき杯」では審査員を務めている。

作品リスト[編集]

  • 源平六花撰(2009年1月 文藝春秋) - オール讀物新人賞受賞作「平家蟹異聞」収録の短編集
  • 恋衣 とはずがたり(2009年3月 中央公論新社 / 2017年3月 中公文庫)
  • 時平の桜、菅公の梅(2011年2月 中央公論新社/ 2014年3月 中公文庫)
  • びいどろの火(2011年5月 文藝春秋)
  • キサキの大仏(2012年11月 中央公論新社)
  • 太閤の能楽師(2014年6月 中央公論新社/ 2018年4月 中公文庫「【改題】秀吉の能楽師」)
  • 音わざ吹き寄せ 稽古長屋(2014年11月 文藝春秋)
  • たらふくつるてん(2015年9月 中央公論新社)
  • 葵の残葉(2017年12月 文藝春秋)
  • 寄席品川清洲亭(2017年12月 集英社文庫)
  • すててこ 寄席品川清洲亭二(2018年8月 集英社文庫)
  • 圓朝(2019年2月 中央公論新社
  • づぼらん 寄席品川清洲亭三(2019年7月 集英社文庫)
  • かっぽれ 寄席品川清洲亭四(2020年7月 集英社文庫)

児童向け作品[編集]

  • 集英社みらい文庫
    • 日本の神さまたちの物語 はじめての「古事記」(2012年12月)
    • 清少納言と紫式部 千年前から人気作家!(2014年1月)
    • 戦国ヒーローズ!! 天下をめざした8人の武将 信玄・謙信から幸村・政宗まで(2014年8月)
    • 幕末ヒーローズ!! 坂本龍馬・西郷隆盛……日本の夜明けをささえた8人!(2015年7月)
    • 真田幸村と十勇士(2015年11月)
    • 伝記シリーズ 大江戸ヒーローズ! ! 宮本武蔵・大石内蔵助・・・・・・信じる道を走りぬいた7人!(2016年3月)
    • 真田幸村と十勇士 ひみつの大冒険編 (2016年6月)
    • 三国志ヒーローズ! !(2016年12月)
    • 伝記シリーズ 西郷隆盛 信念をつらぬいた維新のヒーロー(2017年11月)

アンソロジー[編集]

  • 代表作時代小説 平成26年度(2014年6月 光文社)「はで彦」
  • 1週間後にオレをふってください(タイムストーリー) (2016年2月 偕成社)「さびしい月読」
  • 時代小説ザ・ベスト2017(2017年6月 集英社文庫)「鈴の恋文」

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ 江戸落語の祖を描く 『たらふくつるてん』 (奥山景布子 著)|インタビュー・対談|「オール讀物」編集部|本の話WEB
  2. ^ 書評『たらふくつるてん』 - 歴史時代作家クラブ公式ブログ
  3. ^ a b けふのおくやま~奥山景布子と申します
  4. ^ 楽天ブックス: 源平六花撰 - 奥山景布子 - 4167838885 : 本
  5. ^ 楽天ブックス: キサキの大仏 - 奥山景布子 - 4120044424 : 本
  6. ^ 太閤の能楽師/奥山景布子/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
  7. ^ 時平の桜、菅公の梅 / 奥山 景布子【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
  8. ^ オール讀物_070501
  9. ^ 松本清張賞受賞作・候補作一覧1-23回|文学賞の世界

外部リンク[編集]