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奈井江町

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ないえちょう ウィキデータを編集
奈井江町
道の駅ハウスヤルビ奈井江にある
日本一長い直線道路の中間地点を示す案内

正旗

略旗
奈井江町旗 奈井江町章
1954年3月18日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道空知総合振興局
空知郡
市町村コード 01424-9
法人番号 4000020014249 ウィキデータを編集
面積 88.19km2
総人口 4,727[編集]
住民基本台帳人口、2024年10月31日)
人口密度 53.6人/km2
隣接自治体 砂川市芦別市美唄市樺戸郡浦臼町新十津川町空知郡上砂川町
町の木 ナナカマド
町の花 ツツジ
ヘメロカリス
奈井江町役場
町長 三本英司
所在地 079-0392
北海道空知郡奈井江町字奈井江11番地
北緯43度25分31秒 東経141度52分58秒 / 北緯43.42531度 東経141.88281度 / 43.42531; 141.88281座標: 北緯43度25分31秒 東経141度52分58秒 / 北緯43.42531度 東経141.88281度 / 43.42531; 141.88281
地図
町庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

奈井江町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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奈井江町(ないえちょう)は、北海道空知地方中部に位置する。かつて石炭産業で栄えたが、閉山に伴い人口は激減。農業工業の振興を図る一方、福祉政策に力点を置く。

町名の由来

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町内を流れる奈井江川アイヌ語名に由来するとされる[1]

地理

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  • 北海道空知総合振興局管内のほぼ中央に位置する。町域の西部は石狩平野の中部、石狩川左岸の氾濫原にあり、中心市街及び農業・工業地帯がある。東部は空知炭田のある夕張山地にかかり、山岳・森林地帯である。
  • 山: 向山、爾波山、美唄山、芦奈江岳、奈井江槍
  • 河川: 石狩川、奈井江川、豊沼奈江川、二股沢川、茶志内川
  • 湖沼:三日月沼、茶志内沼

隣接している自治体

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歴史

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旧奈井江町役場

奈井江町誕生以前

  • 江戸時代の空知郡域は西蝦夷地に属し松前藩領となっていた。
  • 1870年明治2年)- 伊達邦直、ナヱイ川とナヱ川両川口に標杭を立てる。
  • 1886年(明治19年)- 上川仮道路(現国道12号)開通
  • 1890年(明治23年)- 奈江村(現砂川市戸長役場設置。
  • 1895年(明治28年)- 奈井江独立戸長役場(現奈井江町)設置。奈井江炭田発見。
  • 1903年(明治36年)8月23日 - 奈江村を砂川村と改める。
  • 1923年大正12年)6月15日 - 奈江村、町制施行「砂川町」
  • 1935年(昭和10年)- 砂川町に15字が成立。後に当町内となる区域には奈井江、奈井江町、東奈井江の3字が成立。
  • 1938年(昭和13年)- 住友鉱業奈井江炭鉱 開坑
  • 1944年(昭和19年)- 奈井江村(現奈井江町)、砂川町(現砂川市)より分立(奈井江、奈井江町、東奈井江の一部)。
  • 1946年(昭和21年)9月1日 - 美唄町茶志内地区の一部を編入。茶志内、奈江原野、チャシュナイ、茶志内美唄、美唄及茶志内、上美唄、上美唄原野、ナイエ川上流の各字を加える

奈井江町誕生以降

行政

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  • 町長:三本英司(2018年12月7日就任、2期目)

歴代首長

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氏名 就任日 退任日 備考
奈井江村長(官選)
北勝太郎 1944年(昭和19年)5月 1946年(昭和21年)11月
奈井江村長(公選)
2 梅津廣 1947年(昭和22年)4月 1950年(昭和25年)8月
奈井江町長(公選)
2 梅津廣 1950年(昭和25年)9月 1955年(昭和30年)4月 2期
3 杉本正平 1955年(昭和30年)4月 1967年(昭和42年)4月 3期
4 萬敏夫 1967年(昭和42年)5月 1983年(昭和58年)4月 4期
5 森岡孝 1983年(昭和58年)5月 1986年(昭和61年)11月 1期・途中辞任
6 北良治 1986年(昭和61年)12月 2018年(平成30年)12月 8期[5]
7 三本英司 2018年(平成30年)12月 現職

財政

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令和4年度決算による財政状況

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  • 住基人口 5,090人
  • 標準財政規模 32億4,371万8千円
  • 財政力指数 0.24 (類似団体平均0.35)~悪い
  • 経常収支比率 84.7% (類似団体平均80.0%)~類似団体平均を上回り、財政状況が硬直しつつある
  • 実質収支比率 4.5%(類似団体平均7.4%)
  • 実質単年度収支 1億5,786万5千円
  • 地方債現在高 47億1,718万5千円(人口1人当たり92万6,756円)
  • 普通会計歳入合計 58億1,170万円
    • 自主財源 14億8,942万円(構成比 26%)
    • 依存財源 43億2,218万円(構成比 74%)
  • 普通会計歳出合計 56億6,461万円
    • 人件費 8億5,948万円(構成比 15%)
    • 扶助費 4億2,243万円(構成比 7%)
    • 公債費 5億9,730万円(構成比 11%)

基金の状況

  • 1財政調整基金 6億6,202万6千円
  • 2減債基金 6406万4千円
  • 3その他特定目的基金 5億4,469万7千円
    合計 12億7,078万7千円(人口1人当たり19万8,341円)

定員管理の適正度(令和4年度)

  • 人口1,000人当たり職員数 19.06人(類似団体平均11.87人)~人口に比べて職員数がやや過剰である:類似団体平均の1.6倍
  • 一般職員97人 (うち技能系労務職9人)、教育公務員0人、消防職員0人、臨時職員0人 一般職員等合計 97人
  • ラスパイレス指数 96.0

健全化判断比率・資金不足比率(令和4年度決算)

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健全化判断比率

資金不足比率

  • (全公営企業会計で資金不足額がなく、比率が算定されず)

経済

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産業

  • 農業
  • 製造業(奈井江工業団地)

立地企業

  • 北海道電力奈井江発電所(総出力35万kW、各17.5万kW×2、燃料→石炭
  • 釜屋電機 株式会社 北海道奈井江工場
  • 北海道電機 株式会社 本社・奈井江工場・光工場
  • 北海道住電精密 株式会社 本社

農協

金融機関

郵便局

  • 奈井江郵便局
※ 集配業務は砂川郵便局が担当
  • 奈井江東町簡易郵便局
  • 向ヶ丘簡易郵便局

宅配便

公共機関

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警察

消防

姉妹都市・提携都市

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岡山県高梁市との友好都市は旧岡山県川上郡成羽町時代からの継続。奈井江町に本社が所在する北海道住電精密株式会社と成羽町に本社が存在する住友電工焼結合金株式会社がともに住友電気工業株式会社の関係会社である縁による。

地域

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人口

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奈井江町と全国の年齢別人口分布(2005年) 奈井江町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 奈井江町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
奈井江町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 10,915人
1975年(昭和50年) 8,891人
1980年(昭和55年) 8,648人
1985年(昭和60年) 8,634人
1990年(平成2年) 8,075人
1995年(平成7年) 7,667人
2000年(平成12年) 7,309人
2005年(平成17年) 6,836人
2010年(平成22年) 6,184人
2015年(平成27年) 5,674人
2020年(令和2年) 5,120人
総務省統計局 国勢調査より


教育

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奈井江商業高等学校
高等学校
中学校
小学校
閉校
  • 奈井江町立南小学校
  • 奈井江町立東奈井江小学校
  • 奈井江町立三井奈井江小学校
  • 奈井江町立住友奈井江小学校
  • 奈井江町立高島小学校
  • 奈井江町立白山小学校
  • 奈井江町立江南小学校
  • 奈井江町立南中学校
  • 奈井江町立東奈井江中学校
  • 奈井江町立三井奈井江中学校
  • 北星ドレスメーカー女学校
  • 奈井江ドレスメーカー女学院

交通

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奈井江駅
道の駅ハウスヤルビ奈井江

鉄道

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バス

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タクシー

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(美唄圏エリア)

  • タクシー会社
    • 奈井江北星ハイヤー

道路

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名所・旧跡・観光スポット

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祭り・イベント

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  • 産業まつり

特産品

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  • メロン
  • ユリ根
  • トマト

出身者

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奈井江町ゆかりの人物

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  • 北勝太郎(政治家、初代奈井江村長、幼年期に入植)

脚注

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  1. ^ 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 別巻〉、2018年11月30日、46頁。ISBN 978-4-88323-114-0 
  2. ^ 市町村合併問題に関する住民投票(平成15年度) - 北海道奈井江町ホームページ
  3. ^ 広報「ないえ」2024年5月号”. 奈井江町. 2024年8月26日閲覧。
  4. ^ 奈井江町町勢要覧 資料編” (PDF). 北海道奈井江商業高等学校. 奈井江町. 2019年6月17日閲覧。
  5. ^ “北・奈井江町長引退へ 現在8期目 「課題解決に区切り」”. 北海道新聞. (2018年6月12日). https://www.hokkaido-np.co.jp/article/198515 2018年9月3日閲覧。 
  6. ^ 滝川路線”. 北海道中央バス. 2019年6月13日閲覧。
  7. ^ 美自校観光バスに委託。

関連項目

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外部リンク

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行政

産業

観光